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書誌詳細

反哲学入門

  • 著者名木田元著
  • 出版者新潮社
  • 出版年2010.6

貸出・返却・予約状況

  • 貸出状況 貸出可能

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数1
  • 予約数0
  • 貸出累計4

所蔵事項

  • 登録番号9009704
  • 請求記号b 13//ki//ha
  • 貸出区分通常
  • 蔵書区分図書 - 一般図書

書誌事項

  • 書名反哲学入門
  • 書名ヨミハンテツガクニュウモン
  • 著者名木田元著
  • 著者ヨミキダ,ゲン
  • 叢書名新潮文庫
  • 叢書番号き-33-1, 8960
  • ISBN9784101320816
  • 出版地東京
  • 出版者新潮社
  • 出版年2010.6
  • ページ302p
  • サイズ16cm
  • 件名哲学
    西洋哲学
  • 内容まえがき
    第一章 哲学は欧米人だけの思考法である
    〈自分の死をどう考えるかは、哲学上の大問題です〉
    〈もともと「哲学」という言葉自体が、西周による明らかな誤訳なんです〉
    〈哲学の根本問題は、「存在とはなにか」を問うことだ〉
    第二章 古代ギリシアで起こったこと
    〈西洋を西洋たらしめた人はソクラテスとプラトンです〉
    〈ソクラテスは極めつきの皮肉屋、というぐらいに考えておいた方がいい〉
    〈プラトンは自分の思想、つまり「つくる」論理の芯になるものを見つけた〉
    第三章 哲学とキリスト教の深い関係
    〈「キリスト教は民衆のためのプラトン主義にほかならない」〉
    〈プラトン主義とアリストテレス主義とは覇権の交替を繰りかえしていた〉
    〈学生時代も教師になってからもわたしはデカルトが苦手でした〉
    第四章 近代哲学の展開
    〈「啓蒙とはなにか。それは人間がみずから招いた未成年状態を脱け出すこと」〉
    〈近代の哲学書の文体はカントのあたりで大きく変わります〉
    〈ヘーゲルは世界史を、人間にとっての自由の拡大の道程と――〉
    第五章 「反哲学」の誕生
    〈ニーチェ以前と以後を、同じ哲学史に一線に並べるのは、おかしい〉
    〈ニヒリズムはプラトン以来すでにはじまっていたことになります〉
    〈肉体を手引きとする新たな世界解釈をニーチェは提唱しようとしている〉
    第六章 ハイデガーの二十世紀
    〈ハイデガーの思想は、ナチズムと切り離して考えることはできない〉
    〈『存在と時間』は未完成の書であり、肝腎の本論をふくむ下巻が出されないでしまった〉
    〈世界史を領導するような一つの民族がその生き方を変えるということになれば〉
    あとがき
    解説 三浦雅士