本学非常勤講師　尾崎剛志先生お薦めの本です。

• 記入者図書館
• 記入日2012年05月14日

• 書名ルポ出所者の現実
• 書名ヨミルポシュッショシャノゲンジツ

• 著者名斎藤充功著
• 著者ヨミサイトウ，ミチノリ

• 叢書名平凡社新書
• 叢書番号557

• ISBN9784582855579

• 出版地東京
• 出版者平凡社
• 出版年2010.11

• ページ218p
• サイズ18cm

• 件名犯罪人
  更生保護
  刑余者

• 内容第1章 刑務所の現実(全国の刑務所/羽黒刑務所に受刑者を訪ねる/仮釈放が近づくにつれ増す期待と不安/刑務所内での生活/家族の支えで社会復帰を果たす/刑務所で墓石づくり/刑務所職員と受刑者の信頼関係/詐欺男が語る「独居房の楽しさ」/累犯受刑者の「生活の知恵」/刑務作業の仕組み/後釜探しが悩みの種/再犯者率は四○パーセント以上/仮釈放はどのようにして決まるか/釈放後の実態/高齢受刑者の問題/外国人受刑者)
  第2章 再犯防止には何が必要か―マブチモーター社長の「提言」をめぐって(小田島死刑囚はなぜ道を誤ったのか/獄中で共犯者と出会う/人を殺してしまった瞬間「前科者」を活かすには/半官半民型刑務所/出所後の生活の足しにならない作業報奨金/職業訓練を受けられるのは一握り)
  第3章 出所者たちのその後(無銭飲食で詐欺罪に/悪銭で事業に成功した詐欺師/私が放火した本当の理由/覚せい剤で入所を繰り返したシングルマザー/車上荒らしで懲役二年/“刑務所の星”といわれた無期懲役囚/十三回服役の“監獄太郎”)
  第4章 出所者のセーフティ・ネットワーク(福島自立更生促進センター/北九州自立更生促進センター/茨城就業支援センター)/エピローグ/あとがき