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高齢者の生活機能再獲得のためのケアプロトコール : 連携と協働のために

  • 著者名酒井郁子 [ほか] 編集
  • 出版者日本看護協会出版会
  • 出版年2010.11

貸出・返却・予約状況

  • 貸出状況 貸出可能

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数1
  • 予約数0
  • 貸出累計0

所蔵事項

  • 登録番号0073806
  • 請求記号S 14//Sa29
  • 貸出区分通常
  • 蔵書区分図書 - 一般図書
  • 所蔵館本館
  • 配架場所 福祉
  • Map
  • 所蔵状態所蔵点検済

書誌事項

  • 書名高齢者の生活機能再獲得のためのケアプロトコール : 連携と協働のために
  • 書名ヨミコウレイシャノセイカツキノウサイカクトクノタメノケアプロトコール
  • 著者名酒井郁子 [ほか] 編集
  • 著者ヨミサカイ,イクコ
  • ISBN9784818015524
  • 出版地東京
  • 出版者日本看護協会出版会
  • 出版年2010.11
  • ページx, 176p
  • サイズ30cm
  • 注記監修: 中島紀惠子, 石垣和子
    その他の著者: 北川公子, 佐藤和佳子, 伴真由美
    文献あり
  • 件名看護学
    老人医学
  • 目次第1章 高齢者が生活機能を再獲得することを支援するために
    1.高齢者が経験する高齢者像を再獲得するまでの過程に向き合うということ
      1老いて生きることの複雑性に向き合う高齢者の姿
      2高齢者が生活機能を再獲得する力を社会はどのように考えてきたか
      3高齢者が生活機能を再獲得するための施策はどのように進められたか
      4ノーマライゼーションを原理とした生活機能再獲得のために
      5高齢者が獲得してきた生活機能を集注してみるということ
    2.高齢者の生活機能を再獲得するプロセスに対する援助者のかかわり方
      1高齢者の自己ケアに協働する支援者の能動的なかかわり
      2個々人の身体技法の用い方を集注してみること
    3.生活機能再獲得と不可分な連携
      1連携とはーバージニア・ヘンダーソンに学ぶ
      2高齢者ケアにおける連携の今日的意味
      3連携の形態およびプロトコールづくりに求められるもの
    4.医療施設および介護施設における組織間連携の方法
      1チーム医療における連携の取り組みについて
      2チーム医療における「看護チーム」の取り組みについて
      3介護施設における看護職と介護職の医療的ケアチームの取り組みについて
    5.介護施設利用者の生活機能再獲得における効果的な連携の進め方
      1状態別変化に対応した効果的な看護職と介護職の連携
      2特別養護老人ホームにおける看護職の役割
      3看護職の連携に求められる協働の能力
    第2章 生活機能再獲得のためのケアの標準化
    1.「治療やケアの標準」のさまざまな形式-ガイドライン、プロトコール、アルゴリズムなど
    2.高齢者ケア施設におけるケアプロトコール導入の目的と意義
      1高齢者ケア施設で展開されるケアの特徴と、ケアプロトコール導入の目的
      2高齢者ケア施設におけるケアプロトコール導入の意義
    3.ケアの標準化に向けた日本の医療界の動向とケアの標準化のプロセス
      1ケアの標準化の背景
      2ベストプラクティスの明示とその開発一治療やケアの標準の作成一
      3看護や介護における「ケアの標準」作成のプロセスの特徴
    4.「ケアの標準」を考える際に留意すべき価値の多様性とそれへの対処
      1望みうる最良の治療やケアの今日的な多様性一多角的な評価側面の存在
      2一人の患者・療養者をめぐる治療やケアの目標や方法に対するスタッフ間の共通理解の必要性
    5.「ケアの標準」を用いたケア提供には、どのような点でのスタッフ間の共通理解が必要か
    6.医療や介護における「ケアの標準」活用の課題
    7.ケアの標準化とアウトカムマネジメント
    8.「ケアの標準」を表したケアプロトコールの使用方法
      1患者・療養者のために使用する
      2専門職連携のために使用する
      3組織運営のために使用する
    第3章 高齢者が生活リズムを整えるためのケア
    1.高齢者の生活リズムを整えることについての基本的考え方
      1高齢者の生活リズムの基盤をつくる生体リズムの特徴
      2加齢が生体リズムと生活リズムに与える影響
    2.高齢者自身が生活リズムを整えること
      1生活リズムの構成要素 生活の目安と過ごし方
      2「バランスの喪失」としての生活リズム障害
      3長期ケア施設における高齢者の生活リズム障害の実態
      4生活リズムを整えるケアの目的
    3.ケアプロトコールの構成と内容
      1生活リズムを整えるケアプロトコール開発の視点と3つのステップ
      2高齢者が生活リズムを整えるためのケアプロトコール
    4.ケアプロトコールの展開方法
      1生活リズムを整えるケアを実現するためのケア管理を機能させる
      2ケアプロトコールの展開に必要な連携
      3ケアプロトコールの導入の過程
      4ケアプロトコールの運用と記録
      5ケアプロトコールの効果の評価
    5.事例紹介
      1事例1:回復期リハビリテーション病院において生活リズム改善ケアの実践により夜間不眠を解決した事例
      2事例2:特別養護老人ホームにおいて生活リズムを整えるケアプロトコールを実践し、昼夜逆転の概日リズム障害を改善した事例
      3事例3:老人保健施設において生活リズムを整えるケアプロトコールを実践し、日中の低活動を改善した事例
    第4章  口から食べることを目指すケア:経管栄養から経口へ
    1.囗から食べることを目指すための基本的な考え方
      1口から食べることの意味
      2囗から食べることを目指す
      3高齢者に特徴的な摂食・嚥下過程の不具合
      4経管栄養法を取り巻く現状
      5ケアプロトコールの開発の視点
    2.ケアプロトコールの構成と内容
      1ケアプロトコールの目的
      2経管栄養法からの離脱のためのフローチャート(ケアプロトコール)の構成一
      3ケアプロトコールの適用要件
      4ケアプロトコールと各シートの内容
    3.ケアプロトコールの展開方法
      1ケアプロトコールの利用法
      2ケアプロトコールの展開に必要な多職種との連携
      3ケアプロトコールの進め方
      4ケアプロトコール利用時の注意点
    4.事例紹介
      1事例の詳細
      2胃ろう離脱の判断基準を用いた「開始判断」
      3フェイスシートを用いた「情報収集」
      4アセスメントシートを用いた「アセスメント」
      5看護師等によるケア項目シートにもとづく「ケアプランの作成」
      6評価と経過の概要
      7今後の課題
    第5章 自然な排尿を取り戻すためのケア
    1.自然な排尿を取り戻すことについての基本的な考え方
      1自然な排尿を取り戻すとは
      2膀胱留置カテーテルからの離脱を目指して
    2.ケアプロトコールの構成と内容
      1定義
      2条件
      3基本構成
    3.ケアプ囗トコールの展開方法
      1 Step-1包括的アセスメントによるカテーテル抜去の可否の判断
      2 Step-2カテーテル抜去に向けた援助方法
      3 Step-3安全で効果的なカテーテル抜去方法
      4 Step-4カテーテル離脱後の援助方法
      5 Step-5自然な排尿を取り戻すための援助方法
      6モニタリングとアウトカム評価
      7医師・介護職との連携によるアプローチ
    4.排尿障害のタイプと治療・ケアの基礎知識
      1切迫性尿失禁/過活動膀胱
      2腹圧性尿失禁
      3溢流性尿失禁/尿排出障害
      4機能性尿失禁とヶアの方法
      5排尿(量)日誌を使ってアセスメントすることの重要性
    5.事例紹介
      1事例1:手術後,尿閉の繰り返しからカテーテルを離脱し自宅退院できた事例
      2事例2:推定2年以上の長期カテーテル留置から排尿自立に至った事例
    第6章 快便を目指すケア
    1.快便を目指すことについての基本的な考え方
      1快便とは
      2高齢者の排便に関する特徴
      3快便を目指すこととは
      4排便に関する問題の種類
      5高齢者の排便および排便ケアの現状
    2.ケアプロトコールの構成
      1ケアプロトコールの目的と目標
      2適用要件
      3ケアプロトコールのフローチャートと使用方法
    3.ケアプロトコールの展開方法
      1便秘に関するリスクのアセスメントと効果的なケアの計画のために
      2便秘に関するリスクの判断と援助の方向性
      3便秘の高齢者への援助
      4ケアプロトコールの評価
      5ケアプロトコールの展開に必要な多職種との連携と協働
    4.事例紹介
      1事例1:食、活動の援助と、排便の促進の援助を見直し、下剤を使用せずに便が出るようになった事例
      2事例2:活動の援助、排便の促進の援助、リスクマネジメントを見直し、便汚染や転倒リスクが減った事例
      3事例3:薬物を調整し、便の性状が改善した事例
    索引