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書誌詳細
保育士をめざす人の社会的養護内容
- 著者名辰己隆, 岡本眞幸編
- 出版者みらい
- 出版年2012.4
貸出・返却・予約状況
- 貸出状況
貸出可能
- 所蔵数1
- 貸出可能数1
- 予約数0
- 貸出累計0
所蔵事項
- 登録番号0068081
- 請求記号S 75//Ta95
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書 - 一般図書
書誌事項
- 書名保育士をめざす人の社会的養護内容
- 書名ヨミホイクシオメザスヒトノシャカイテキヨウゴナイヨウ
- 著者名辰己隆, 岡本眞幸編
- 著者ヨミタツミ,タカシ
- 注記参考文献, 引用文献あり
執筆者: 小野剛, 合田誠, 櫻井奈津子, 塩田祥子, 調龍信, 側垣順子, 波田埜英治
- 内容はじめに
第1章 子どもの養護と保育±
1 今日の養護問題と保育士
1.養護問題における保育士の役割
2.今日の養護問題と養護体系
(1)ライフサイクルの変化
(2)今日の養護問題と養護体系
2 児童福祉施設の子どもたち
1.児童福祉施設の類型
2.子どもに関する相談内容と構成割合
3.主な児童福祉施設の現況と課題
(1)児童養護施設
(2)乳児院
(3)母子生活支援施設
(4)(旧)知的障害児施設
(5)(旧)肢体不自由児施設
3 里親制度の現状と課題
1.里親制度の概要
(1)里親とは(社会的養護の中で家庭養護に近い形態)
(2)里親になるには
(3)里親の登録者数や措置数など
(4)里親の種類
2.里親制度の課題
(1)里親制度低迷の要因
(2)里親支援の重要性
4 新しい施設養護の理念
1.児童福祉施設を取り巻く新しい理念一権利擁護
2.「権利擁護」につながる第三者評価事業の導入
第2章 施設養護のプロセスの理解
1 施設養護のプロセスの現状とその問題点
1.ある事例からの問題提起
-見通しを欠いた養護プロセスのもたらしたもの
(1)事例
一荒れるA君の遅すぎた家庭引き取り(児童養護施設の事例から)
(2)A君の事例における問題点
2.養護プロセスの現状と問題点
(1)養護プロセスの意味と内容
(2)養護プロセスの現状について
(3)「個別の養護プロセス」の問題点
2 施設養護のプロセスに求められる視点
1.「個別の養護プロセス」をとらえる視点
(1)Plan-Do-Check-Action(計画、実践、評価、改善)のプロセスとして
(2)入所から退所までの一連のプロセスとして
2.自立支援計画の策定の意義について
(1)施設の職員における意義
(2)保護者における意義
(3)子ども自身における意義
3 施設養護のプロセスの展開内容とその留意点
1.入所前後の援助
(1)入所前後に展開されるケア内容
(2)入所前後のヶアの留意点
一自立支援計画策定における留意点
2.施設内のケア(インケア)一入所中の日常的ケア
(1)展開されるヶア内容
(2)施設内のケア(インケア)の留意点
一目先にとらわれず、より長期的なまなざしを
3.退所前後の支援(リービングケア・アフターケア)
(1)展開されるケア内容
(2)退所前後のケアの留意点
第3章 保育士の基本的な社会的養護援助・支援
1 社会的養護施設における基本的な援助・支援
1.はじめに-社会的養護施設の援助・支援の内容
2.日常生活援助
(1)衣
(2)食
(3)住
(4)保健・衛生
(5)性教育
(6)小遣い
3.学習指導
(1)学習環境の整備
(2)学習指導内容
(3)学校との連携
4.余暇活動
(1)余暇活動の意味
(2)遊び
(3)レクリエーション
(4)自治会活動
5.家庭調整
(1)在所期間の長期化傾向
(2)計画的な家庭調整の必要性
2 障害児入所施設における基本的な援助・支援
1.はじめに一障害をもつ人とノーマライゼーション
2.日常生活援助
(1)衣
(2)食
(3)住
(4)保健・衛生
3.余暇活動
4.療育援助・支援
3 生活プログラムの作成
第4章 こころの援助
1 こころの援助とは
2 施設養護におけるこころの援助
1.安全と安心の保障
2.個別化
3.愛着関係形成への援助
(1)愛着関係の形成とは
(2)子どもの発達と愛着形成
4.施設生活と子ども
(1)入所に伴う子どもの混乱
(2)退行現象
演習事例①:新入所児童を迎えて
3 子どもとのコミュニケーション
1.よい関係を築くコミュニケーション
2.コミュニケーションを図るための意図的なかかわり方
(1)話を続けるための問いかけ方
(2)話の内容をどのように受けとめたかを伝える
(3)感情を受けとめて応答する
(4)話の焦点を絞る
(5)言葉と態度の一致
4 虐待を受けた子どもへの対応
演習事例②:被虐待児とのかかわり
5 今日的なこころの援助の課題
第5章 親子関係の援助
1 親子関係の援助の姿勢
1.子どものHELP信号
2.親と子の居場所
3.施設における親子関係の援助
2 親子関係の調整における保育士の役割
1.親子関係の調整へのかかわり方
演習事例①:施設とのパートナーシップを築く援助
2.親と子の関係を調整する援助
3 親子関係の援助とチームアプローチ
1.親子関係の援助におけるチームアプローチ
演習事例②:軽度の発達の遅れがある子どもとその親への援助
2.チームアプローチの留意点
4 親子関係の援助にあたって
1.聴く
2.状況把握
3.個別化
4.秘密保持
5 今日的な親子関係の援助の課題
第6章 地域・学校との関係づくり・整備の援助
1 地域社会や学校との関係づくりが必要な場面とは
1.児童養護施設の歴史的背景から
2.地域社会や学校との関係づくりが必要な理由
2 児童福祉施設と学校との連携
1.施設と学校との関係づくりのポイント
(1)施設と学校との協働体制が不可欠である
(2)施設と学校の相互理解を深めていくために
(3)施設とPTA活動
演習事例①:小、中学校の先生との関係づくり
2.学校との連携を進める上での留意点
3 社会的養護施設と地域の関係づくり
1.児童養護施設等の社会的養護施設が地域の子育て支援の役割を果たさなければならない理由
(1)現代社会の背景および子育ての現状
(2)児童福祉施設の子育て支援機能の特徴
1 自立の考え方
1.自立の一般的な理解
2.自立観の変化一依存的自立の概念のあらわれ
2 自立支援の意味
1.児童福祉法改正と自立支援
2.これまでの自立支援
3.3つの自立の概念
演習事例①:障害(肢体不自由)のある子どもの自立援助を考える
4.自立への支援・援助のあり方の変化
3 自立に向けた支援・援助
1.社会的養護における自立支援のポイント
2.自立支援・援助の実際
(1)かかわりの基本
(2)具体的プログラム
演習事例②:児童養護施設の自立援助(リービングケア)
演習事例③:児童養護施設と自立援助ホームの連携による援助
3.自立支援・援助の留意点
4 自立支援計画の作成とポイント
1.自立支援計画とは
2.自立支援計画の内容
(1)自立支援計画の意図するもの
(2)自立支援計画策定時の留意点
(3)自立支援計画の評価時期と評価のポイント
(4)具体的記入について
第8章 児童福祉施設の運営管理
1 施設の運営および組織形態
1.公立施設と民間施設
2.大舎制と小舎制
3.組織形態
2 子どもたちを援助する職員とチームワーク
1.子どもたちを援助する職員
(1)児童福祉施設の職員配置
(2)児童福祉施設で働く職種
2.チームワークの大切さ
3 施設運営と人材育成
1.サービス運営管理について
2.サービス運営管理におけるサービスの評価
(1)施設サービス自主評価基準
(2)苦情解決の仕組みの導入
(3)第三者評価事業
3.財務運営管理
4.人事運営管理と人材育成
(1)人事運営管理
(2)人材育成
4 施設運営の演習152
1.施設運営における施設長のタイプ別現状と課題
演習事例:施設の私物化
2.施設長のタイプの分類と大切な「権利擁護」意識
(1)施設長の3つのタイプ
(2)大切な権利擁護の意識
第9章 児童福祉施設における保育士の資質と倫理
1 児童福祉施設で働くということ
1.福祉施設のイメージ
2.児童福祉施設で働くということ
2 援助者としての自分の資質を知る
1.援助者の資質
2.自分の資質を知る
3.自己理解
(1)保育士である援助者としての位置づけの理解
(2)保育士が一人の人間としての心理的な面の自己理解
(3)発達途上にある自分の理解
4.演習「20答法テスト」
3 児童福祉施設における保育士の倫理
1.児童福祉施設の従事者と保育士
2.児童福祉施設における専門職の倫理
(1)倫理は専門職としての土台である
(2)倫理綱領とは
(3)倫理綱領を理解する
4 バーンアウトを防ぐために
1.バーンアウトとは
2.バーンアウトを予防する
(1)個人の視点として
(2)施設の視点として