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書誌詳細

保育における特別支援

  • 著者名竹田契一 [ほか] 著
  • 出版者日本文化科学社
  • 出版年2013.1

貸出・返却・予約状況

  • 貸出状況 貸出可能

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数1
  • 予約数0
  • 貸出累計7

所蔵事項

  • 登録番号9008894
  • 請求記号P 037//Ta59
  • 貸出区分通常
  • 蔵書区分図書 - 一般図書
  • 所蔵館本館
  • 配架場所 幼児教育
  • Map
  • 所蔵状態所蔵点検済

書評

中島 順子先生お勧めの資料です。「障害児保育」(授業担当:中島 順子)

  • 記入者中島 順子先生
  • 記入日2016年09月23日

書誌事項

  • 書名保育における特別支援
  • 書名ヨミホイクニオケルトクベツシエン
  • 著者名竹田契一 [ほか] 著
  • 著者ヨミタケダ,ケイイチ
  • ISBN9784821073597
  • 出版地[東京]
  • 出版者日本文化科学社
  • 出版年2013.1
  • ページvi, 164p
  • サイズ26cm
  • 注記その他の著者: 里見恵子, 西岡有香, 秋元壽江
    イラスト: かわはらみわ
    監修: 竹田契一
    参考文献: 各章末
  • 件名障害児保育
    インクルーシブ教育
  • 内容第1章 特別支援教育の始まりと保育
    1 統合保育の歴史と現在
    2 発達障害と特別支援教育
     1)特別支援教育の始まり
     2)発達障害者支援法と特別支援教育
     3)一貫した福祉と教育を目指す―保育指針の改定―
    3 統合保育に必要な7つの視点
     1)ユニバーサル・デザインによる保育―障害のある子どもへの支援や援助はクラスのみんなにも役立つ援助―
     2)一人の子どもへの支援からクラス全体をとらえた支援を
     3)学校との連続性の中の育ちを見据えて
     4)2つの個性をもつ子ども
     5)障害を知ることから支援が始まる
     6)伸びる力を生かす
     7)子どもの視点を忘れない
    4 統合保育の場でよく起こっていること
     1)配慮や支援の必要な子どもが多い
     2)クラス全体が落ち着かない
     3)発達障害ではないが支援の必要な子どもがいる
     4)園はにぎやかで楽しいところ。でも発達障害の子どもにとっては?
     5)発達障害の子どもは遊びが苦手
     6)求められる保護者支援
    5 保育所・幼稚園で陥りやすいかかわり方
     1)先生のことばがけ:指示が多く、承認や叙述が少なくなる
     2)一貫しないかかわり
     3)特性を考えない援助はお互いに疲れる
     4)加配の先生に任せがち
     5)ことばの理解のレベルをわかっていないと指示が伝わらない
    第2章 発達障害とは
    1 発達障害とは
    2 LD(学習障害)
     1)LDとは
     2)LDサスペクトとは
     3)ひらがな読み書きの基礎
     4)数の基礎
    3 AD/HD(注意欠陥多動性障害)
     1)AD/HDとは
     2)AD/HDと虐待
    4 広汎性発達障害と高機能広汎性発達障害
     1)広汎性発達障害とは
     2)高機能広汎性発達障害とは
     3)心の理論
     4)(高機能)広汎性発達障害の子どもの乳幼児期の姿
    5 知的障害と境界線知能
    6 不器用さ
    7 子どもの得意・不得意
     1)認知能力
     2)心理検査のみかた
    8 まとめ
    第3章 統合保育の場でできる援助とは
    1 環境の設定と視覚支援
     1)集中しやすい環境づくり
      (1)椅子や机を活用
      (2)コーナーを分ける
     2)視覚支援でわかりやすく
      (1)椅子や机のマーク
      (2)1日のスケジュールの提示
      (3)片づけしやすい環境づくり
      (4)手順を示す
     3)自分の居場所づくり
      (1)広汎性発達障害の子どもはお決まりの場所が必要
      (2)園庭や職員室へ勝手に行く時の対応
      (3)教室に戻るタイミングがある
    2 参加の支援
     1)日常保育への参加
      (1)登園
      (2)朝の遊び
      (3)体操
      (4)散歩やマラソン
      (5)歌や絵本への参加
      (6)給食・昼寝・手洗い・着替え
      (7)待ち時間
      (8)問題行動の支援
     2)行事への参加
      (1)園内行事
      (2)園外行事:遠足・観劇
      (3)大行事:運動会や発表会
     3)まとめ
    3 個別のかかわり
     1)生活の支援
      (1)排尿便の自立のための支援
      (2)衣服の着脱
      (3)靴の選び方、左右の間違い
      (4)食事・偏食への対応
     2)ことばやコミュニケーションの支援
      (1)ことばやコミュニケーションの問題とは
      (2)言語・コミュニケーションの発達
      (3)ことばとコミュニケーションの支援の必要性
      (4)コミュニケーション支援の方法
     3)遊びの支援
      (1)遊びの支援の必要性
      (2)遊びの援助
     4)社会性への支援:幼児期のソーシャルスキル・トレーニング
      (1)幼児期のソーシャルスキル・トレーニングとは
      (2)年齢別ソーシャルスキル・トレーニングの内容と目標
      (3)人とかかわる時のことばの指導
      (4)行動療法による問題行動への対応
     5)造形の支援
      (1)広汎性発達障害の子どもの造形の苦手さ
      (2)椅子に座る習慣
      (3)手順の提示、できあがりを示す
      (4)感覚の問題への対応(のり・粘土・フィンガーペインティングなど)
      (5)スキルの獲得(切る・色を塗る・折る)
    第4章 学校・専門機関・医療との連携
    1 連携のもち方
     1)保護者の心情の理解
     2)面談のポイント
     3)保育所・幼稚園と学校との連携
     4)専門機関との連携
    2 特別支援教育コーディネーターの活用
     1)特別支援教育コーディネーター
     2)保育所・幼稚園で立てる個別の教育支援計画と個別の指導計画
      (1)クラスの指導日案に配慮を書き込んだ例
      (2)個別の教育支援計画
      (3)個別の指導計画に含まれるもの
    3 守秘義務について
    指導のポイント:
     ①先生に必要な2つの態度
     ②叩かない方法を教える
     ③視覚的な認知の弱さ
     ④静かな時間をつくる
     ⑤鍵盤ハーモニカの練習
     ⑥友だちを叩く悪い子!
     ⑦「外で、待っててね」
     ⑧ことばがけをしよう
     ⑨ソーシャルスキルを教えるとは
     ⑩障害受容のプロセス
    コラム:
     ①いじわると心の理論の発達
     ②先生側だったK君
     ③姿勢保持が悪い
     ④発達性協調運動障害
     ⑤お箸と鉛筆の持ち方
     ⑥早生まれだからなの?
     ⑦運動会は苦痛!
     ⑧トークン・エコノミ―法
     ⑨絵からわかる得意・不得意