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ケアのフォークロア : 対人援助の基本原則と展開方法を考える

  • 著者名結城俊哉著
  • 出版者高菅出版
  • 出版年2013.2

貸出・返却・予約状況

  • 貸出状況 貸出可能

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数1
  • 予約数0
  • 貸出累計2

所蔵事項

  • 登録番号0073316
  • 請求記号S 60//Y 97
  • 貸出区分通常
  • 蔵書区分図書 - 一般図書
  • 所蔵館本館
  • 配架場所 福祉
  • Map
  • 所蔵状態所蔵点検済

書誌事項

  • 書名ケアのフォークロア : 対人援助の基本原則と展開方法を考える
  • 書名ヨミケアノフォークロア
  • 著者名結城俊哉著
  • 著者ヨミユウキ,トシヤ
  • ISBN9784901793629
  • 出版地京都
  • 出版者高菅出版
  • 出版年2013.2
  • ページviii, 204p
  • サイズ21cm
  • 注記索引あり
    参考文献あり
  • 件名ケース・ワーク
    援助行動
  • 目次
    第1章 ケアの原風景を考える
       ―救済としてのケア、死を思うケア、そして人格の統合と再生、そして調和の物語
     1 ケアを語る原風景としての文学と絵画、そしてファンタジー
     2 「救済としてのケア」について考える―芥川龍之介『蜘蛛の糸』から
     3 メメント・モリ(死を思え)とケアの意味―グスタフ・クリムトの『人生の三時期』から
     4 人格の統合と再生、調和の物語としてのケア―U.K.ル=グウイン『ゲド戦記』の世界から
    第2章 ライフの視点とケアをめぐる言葉たち
     1 ライフの視点:ケアという言葉、そして希望としてのケア
     2 ケアの周辺にある言葉たち
     3 「痛み・苦痛」に向かうケアの指向性―緩和と除去の意味
     4 危機介入におけるケアの担い手の基本的役割
     5 ケアをめぐるクーラの物語―ケアと人間の存在様式
    第3章 ケアの基本原則と生活問題の構造的理解の方法
     1 バイスティックの「ケースワークの7原則」を考える
     2 クライエントの問題状況をどのように理解するか―事例をとおして、生活問題の特徴・視点・構造的理解の方法を学ぶ
     3 事例演習の中で「生活問題を構造的に理解する視点」を学ぶ―問題事例創作ワークの展開方法
     4 ケアの現場を支える援助の視点と基本原則―アリアドネの糸としてのケアとは
    第4章 ケアの担い手の病理現象とは何か―バーンアウト・シンドローム(燃え尽き症候群)への理解
     1 バーンアウト・シンドロームと呼ばれる病理現象―ケアの担い手を支える方法について
     2 バーンアウト状態から、ケアの担い手はどのように回復するのか
     3 バーンアウトを予防する方法と今日的課題
    第5章 対象喪失とケアの方法―「喪(悲哀・悼み)」へのケアを考える
     1 「喪(悲哀)の仕事」とは何か
     2 喪(悲哀)の仕事とケアの視点―悲哀の心理と回復過程を中心に
     3 「悲哀の物語」から「希望の物語」へ
    第6章 ケアの稽古論―援助技能が身に付くとは、どういうことなのか
     1 ケアの担い手を育てるときに必要なこと―指導者・教育者が理解しておくべきことは何か
     2 芸事(アート)として、ケアの「型」について考える―相談援助面接の技能を習得する場合
     3 ケアの身体論―「皮・肉・骨の事」
     4 「形から型へ」、そして、「実践へ向かう型」―序・破・急の意味
     5 学習の場から稽古の場へ
    第7章 シャーマニズムとケアの関係論―ケアの人類学を求めて
     1 シャーマニズムとは何か?
     2 ネオ・シャーマニズムにおけるシャーマンの概念
     3 ケガレとケアの関係
    第8章 ケアの現場で生きること―ケアは深くて暗い迷宮から始まった
     1 援助実践の場としてケアの現場を考える
     2 ケアにおける時間性の問題を考える―時間を回復する意味と援助計画
     3 庭師としてのケアの担い手―手入れの思想
     4 有能であること、無害であること―信頼される援助者とは誰か
     5 ケアの覚書―「型」としての6つの基本技法
     6 クライエントにとって、ケアの担い手の存在とは
     7 ケアの担い手に関する精神的健康度―7つの基準について
    終章 ケアの寓話、そして、大切なもの
     1 ケアの寓話―ケアの担い手に、問われていること
     2 ケアにとって大切なもの―ケアの境界線を超えて
    エピローグ ささやかな感謝と願いを込めて