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書誌詳細
図解誤嚥を防ぐポジショニングと食事ケア : ナース必携 : 食事のはじめからおわりまで
- 著者名迫田綾子編
- 出版者三輪書店
- 出版年2013.5
貸出・返却・予約状況
- 貸出状況
貸出可能
- 所蔵数1
- 貸出可能数1
- 予約数0
- 貸出累計0
所蔵事項
- 登録番号0069431
- 請求記号S 04//Sa43
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書 - 一般図書
書誌事項
- 書名図解誤嚥を防ぐポジショニングと食事ケア : ナース必携 : 食事のはじめからおわりまで
- 書名ヨミズカイゴエンオフセグポジショニングトショクジケア
- 内容誤嚥を防ぎ,安全に食べるためのポジショニング 5つのポイント
●「誤嚥を防ぎ,安全に食べるためのポジショニング」の実際
ポジショニングで知っておきたいメカニズム
摂食・嚥下の5段階
誤嚥の種類(Logemannによる分類)
頸部前屈位
頭部と頸部の屈曲と伸展
頸部屈曲による食道上空間の違い
口腔,咽頭・喉頭・食道
嚥下筋群(舌骨筋群)
舌骨上筋と舌骨下筋
第1章 おさえようポジショニングの基本
① 食事におけるポジショニング / 迫田綾子
1 食事におけるポジショニングの意義
2 ポジショニングとは何か
3 ポジショニングの方法と効果
4 ポジショニング実施のポイント
② 摂食・嚥下のメカニズム / 吉岡慶美
1 摂食・嚥下に関連する解剖
2 摂食・嚥下のメカニズム
③ 誤嚥 / 吉岡慶美
1 誤嚥とは
2 誤嚥の種類
3 サイレント・アスピレーション
④ ポジショニングにおける倫理的配慮 / 迫田綾子
1 倫理的配慮とは
2 医療者の倫理原則
3 事例:未熟な食事介助がもとで胃瘻へ
4 看護者の倫理綱領
5 看護師としての倫理
第2章 食事時のアセスメント① 食事時のアセスメントの進めかた / 原田裕子
1 食事ケアのアセスメントとは
2 食事前の観察とアセスメント
3 食事中・食事後の観察とアセスメント
第3章 ポジショニングの実際① ベッドでの姿勢を整える / 北出貴則
1 姿勢調整のポイント
2 食事姿勢と嚥下筋群との関係
3 ベッド上座位姿勢での頭部・頸部のポジション修正
4 ベッド上の寝姿勢の位置修正
5 背抜き,足抜き,腰抜き(殿部抜き)
6 リクライニング位30度のポジショニング
7 リクライニング位60度のポジショニング
8 片まひ患者のベッド上60度座位でのポジショニング
9 ベッドポジショニングにおけるリスク管理および考慮点
② ベッド上での食事時のポジショニングと介助 / 竹市美加
1 食事開始前の準備
2 食事前のポジショニング
3 食事中のポジショニング
4 食事後のポジショニング
5 リクライニング位角度の選定
6 リスク管理
③ ベッド上端座位のポジショニング / 吉岡慶美
1 端座位とは
2 端座位での安定した姿勢
④ 車いす上座位でのポジショニング(シーティング) / 北出貴則
1 シーティングのポイント
2 標準型(普通型)車いすの構造と影響
3 調整型(モジュラー型)車いすの構造と影響
4 姿勢変換型(リクライニング)車いすの構造による影響
5 ティルト・リクライニング型車いすの構造による影響
6 車いす上での座位姿勢修正
7 車いすでのリスク管理のまとめ
⑤ 在宅における食事のポジショニング / 沖田啓子
1 在宅における摂食・嚥下障害者の目標
2 在宅における摂食・嚥下障害の問題点
3 在宅での食事評価とポジショニング
4 在宅における食事への不安
5 患者・家族指導
第4章 食事援助のポイント ① 自力摂取をめざした安全な食事援助 / 川端直子
1 食べる意欲を引き出す援助
2 食事摂取時の観察
3 摂食介助のポイント
4 食事の自立に向けたリハビリテーション
② 誤嚥リスクとケア / 山根由起子
1 正常な嚥下と誤嚥
2 どういう人が誤嚥するのか
3 誤嚥リスクのある食べかた
4 誤嚥を疑う症状と観察法
5 誤嚥のタイミングによる分類
③ 窒息時のケア / 迫田綾子
1 窒息とは
2 窒息のリスク
3 窒息のアセスメント
4 窒息を予防するケア
5 窒息しやすい食品
6 窒息の症状
7 窒息発見時のケア
④ 患者・家族指導 / 川端直子
1 指導内容をわかりやすく
2 退院指導のポイント
⑤ 増粘剤と使用方法 / 沖田啓子
1 増粘剤とは
2 増粘剤の分類
3 増粘剤の特徴
4 増粘剤選択のポイント
5 増粘剤の選択方法
6 摂食・嚥下障害者への増粘剤の使用
7 在宅における増粘剤の使用
第5章 食べるための口腔ケア① 口腔ケア / 迫田綾子
1 口腔ケアとは
2 口腔ケアの対象
3 “食べられる口か”を確認4 口腔ケアの種類
② 口腔ケアの方法 / 迫田綾子
1 口腔ケアの準備
2 自立度に合わせた口腔ケアの選択
3 自立度別のポジショニング
4 口腔ケアにおけるリスク管理
③ 食前の口腔ケア / 小園由味恵
1 食前の口腔ケアの目的
2 唾液を分泌させるケア
3 口腔機能を高めるためのケア
④ 食後の口腔ケア / 小園由味恵
1 食後の口腔ケアの目的
2 口腔ケアの実際
3 義歯のケア
第6章 嚥下障害がある患者の服薬
① 服薬とリスク管理 / 髙橋清美
1 医原性の嚥下障害とは
2 薬理作用と有害反応
3 摂食・嚥下障害に影響を与える薬剤
4 抗精神病薬服用者が安全に服薬するための留意点
5 抗精神病薬の錐体外路症状と摂食・嚥下障害
6 精神症状を有する人が安全かつ確実に内服するには
7 多剤併用と摂食・嚥下障害への影響
② 安全な服薬法 / 髙橋清美1 摂食・嚥下障害者の服薬
2 ゼリーを用いた錠剤の内服
3 その他の内服法
4 錠剤粉砕から簡易懸濁法へ
5 口腔内崩壊錠の注意点
③ 与薬時のポジショニング / 中村清子
1 安全な服薬のために
2 飲みやすい薬剤の選択
3 与薬方法の工夫
4 薬の飲ませかた
5 与薬時の姿勢
第7章 ポジショニング・トレーニング
① 身体が足元にずれた / 柚木恵子
② ベッドと腰の位置が合わない / 林 葉子 ・ 森 由美子 ・ 古屋衣梨 ・ 松村鶴代
③ 介助が不十分で頸部が伸展 / 竹市美加
④ 見守りから食事介助移行が不適切 / 藤本真利
⑤ 足底に力が入らない / 林 葉子 ・ 森 由美子 ・ 古屋衣梨 ・ 松村鶴代
⑥ 身体が傾く / 林 葉子 ・ 森 由美子 ・ 古屋衣梨 ・ 松村鶴代
⑦ 食事介助で患者の頸部が伸展 / 竹市美加
付録
① 嚥下体操 / 川端直子
② 口腔ケアのための必要物品の選択 / 小園由味恵
③ 自立のための便利用品 / 川端直子
④ ポジショニングに使用する便利用品 / 原田裕子
コラム
●ポジショニングで変わった看護観 / 藤本真利
●やったつもりのポジショニング / 柚木恵子
●ポジショニングで患者の意欲向上 / 田村友美
●総義歯での食事 / 小園由味恵
●精神疾患と拒薬 / 髙橋清美
本書に出てくる略語・欧文一覧
索引