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書誌詳細

脳から見える心 : 臨床心理に生かす脳科学

  • 著者名岡野憲一郎著
  • 出版者岩崎学術出版社
  • 出版年2013.7

貸出・返却・予約状況

  • 貸出状況 貸出可能

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数1
  • 予約数0
  • 貸出累計0

所蔵事項

  • 登録番号0070294
  • 請求記号491.371//O 45
  • 貸出区分通常
  • 蔵書区分図書 - 一般図書
  • 所蔵館本館
  • 配架場所 開架4
  • Map
  • 所蔵状態所蔵点検済

書誌事項

  • 書名脳から見える心 : 臨床心理に生かす脳科学
  • 書名ヨミノウカラミエルココロ
  • 著者名岡野憲一郎著
  • 著者ヨミオカノ,ケンイチロウ
  • ISBN9784753310616
  • 出版地東京
  • 出版者岩崎学術出版社
  • 出版年2013.7
  • ページiv, 204p
  • サイズ21cm
  • 件名
    心理療法

    生理学的心理学
  • 内容 まえがき
    第1部 神経ネットワークが生む心という現象
     第1章 ミラーニューロンから考える「共感とは何か?」
    ・臨床心理士へのアドバイス
     第2章 オキシトシンが問いかける「愛とは何か?」 
     ある母親の話/オキシトシンと自閉症/オキシトシンとBPD、PTSD、その他
    ・臨床心理士へのアドバイス
     第3章 マインド・タイム―意識と時間の不思議な関係
     BLの偉大な実験その1/BLの偉大な実験その2/BLの実験が示唆する「脳の主体性」/精神分析における無意識の概念との関連/「受動意識仮説」上思識とは錯覚である
    ・臨床心理士へのアドバイス
     第4章 サイコパスは「異常な脳」の持ち主なのか?
        「殺人者精神病」という概念/ロンブ囗-ソは時代の先取りをしていた?/サイコパスと脳の異
         常の関係/そもそもASPDとは? サイコパスとは?/サイコパスたちを責めることができる
         のか?/私たちの中のサイコパス?/サイコパスは治療可能か?/サイコパスの問題は、オキシ
         トシンともアスペルガー症候群ともつながる
         ・臨床心理士へのアドバイス  召
     第5章 ニューラルネットワークとしての脳  齠
         ニュ上ブルネットワークとは?/ニュ上ブルネットワークと自律性/ニュ上ブルネットワークの
         自律性と能動的な体験/錯覚としての能動性への左脳の関与/能動的でも無意識的な行動はある/創造的な過程
    ・臨床心理上へのアドバイス
     第6章 夢と脳科学  臼
    ・臨床心理上へのアドバイス
     第7章 解離現象の不思議
    何より不思議な交代人格の存在/自律性のきわみとしての交代人格
    ・臨床心理士へのアドバイス
    第Ⅱ部 脳を知って病を知る
     第8章 脳の配線異常としてのイップス病
    イップス病とは?/ゴルフだけではない「イップス病」/原因は何か?/イップス病をいかに治療するのか?
    ・臨床心理士へのアドバイス
    第9章 DBS(脳深部刺激)への期待
    発端はオールズの実験/不埒なファンタジー/DBSによるパーキンソン病の治療/うつ病に対するDBS治療/不埒なファンタジーに戻る
    ・臨床心理上へのアドバイス
    第10章 右脳は無意識なのか?
    なぜ左右脳は分かれているのか?/右脳は何に特化しているのか?/右脳と自律神経(ANS)
    ・臨床心理士へのアドバイス
    第11章 愛着と脳科学
    愛着に関する脳の構造/愛着には爬虫類脳だけでは足りない/新皮質と愛着
    ・臨床心理士へのアドバイス
    第12章 サヴァン症候群が示す脳の宇宙
    サヴァン症候群のヒーロー/サヴァンは脳の空きスペースを利用する/タメットの「抑制の低下、混線」仮説
    ・臨床心理上へのアドバイス
    第13章 小脳はどこに行った?
    小脳だって、すごいんです/小脳は単なるコンピューターか?
    ・臨床心理士へのアドバイス
    第Ⅲ部 快と不快の脳科学
     第14章 報酬系という宿命その1-何に向かい、何を回避するか  J
    どうして報酬系なのか?/自分の心がわからない理由/報酬系と想像力/報酬系における「トーン信号」と「バースト信号」/報酬系と不快の関係/報酬系は「ハイジャック」されてしまうことがある
    ・臨床心理士へのアドバイス
     第15章 報酬系という宿命その2―快の錬金術
    快感原則について/「不快原則」も必要になる/「快感原則」+「不快原則」=「現実原則」/「快感原則」と「不快原則」の間を埋める本能的、常同的、無意識的な活動/「快感原則」と「不快原則」の綱引きの関係/「快感原則」と「不快原則」と「不快の回避」との関係/快の錬金術は前頭葉のなせる業である/快の錬金術の補足
     第16章 報酬系と日常生活―相手を不快にさせないのが流儀
    精神的な不快の本質/報酬系と快、不快/ドーパミンの二双性の力-ブは想像上の獲得でも起きうる/報酬系の性質
    ・臨床心理士へのアドバイス
    あとがき
    索引