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書誌詳細

性と法律 : 変わったこと、変えたいこと

  • 著者名角田由紀子著
  • 出版者岩波書店
  • 出版年2013.12

貸出・返却・予約状況

  • 貸出状況 貸出可能

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数1
  • 予約数0
  • 貸出累計1

所蔵事項

  • 登録番号0069560
  • 請求記号IS//1461
  • 貸出区分通常
  • 蔵書区分図書 - 一般図書

書誌事項

  • 書名性と法律 : 変わったこと、変えたいこと
  • 書名ヨミセイトホウリツ
  • 著者名角田由紀子著
  • 著者ヨミツノダ,ユキコ
  • 叢書名岩波新書
  • 叢書番号新赤版 1461
  • ISBN9784004314615
  • 出版地東京
  • 出版者岩波書店
  • 出版年2013.12
  • ページiv, 259, 5p
  • サイズ18cm
  • 注記主要引用・参考文献: 巻末p1-5
  • 件名法律 -- 日本
    性問題
    女性問題 -- 法令 -- 日本
    女性問題 -- 法令
  • 内容I 結婚、離婚と子ども
    家族の変化/婚姻件数と離婚件数/明治民法における結婚と離婚/「改正」された家族法の問題点/「協議」が好きな家族法/力関係の差があるなかで/法律の変化と意識の変化のずれ/「でき婚」とドメスティック・バイオレンス/結婚は生活保障か/低すぎる養育費/養育費は、なぜ支払われないのか/面会交流/子どもは離婚後、親に会いたいのか/共同親権
    II ドメスティック・バイオレンス
    ドメスティック・バイオレンスとは/樋口一葉の「十三夜」/DV防止法の成立/女性の三人に一人が被害を経験/ドメスティック・バイオレンスは犯罪である/検挙数の大幅な増加/安全確保のために日常生活を放棄/保護命令の問題/接近禁止命令と面会交流/六割の被害者が申し立てない/退去命令は出にくい/自立の困難さ/子どもとともに貧しくなる/精神的な暴力は外から見えにくい/子どもはどうしているか/暴力の連鎖を断つために/面会させないという判断/加害者教育
    III 女性が働くとき
    女性の労働は、いま/M字カーブ/働くことが当たり前ではなかった時代/結婚退職は、どう扱われていたか/結婚退職制度は無効の判決/出産退職も無効/子どもを産んでも働き続けたい/女性弁護士が増えたこと/非正規公務員の実態/生涯続く「不利益」/男女賃金差別裁判(1)/男女賃金差別裁判(2)/男女賃金差別裁判(3)/同じものさしを作る/賃金差別は会社の利益に?/保育所が足りない/育児休業は長ければよいのか
    IV 性暴力
    性暴力という言葉/被害経験者・相談者たちが教えてくれたこと/外から見えにくい被害/広く、深く、そして長引く被害、経済的負担も/刑法177条/保護法益としての「貞操」/暴行と脅迫/妻を法的に強姦することができるか/恥じることを求める社会/親告罪/被害者を女性に限定すべきか/本当の話が隠される仕組み
    V セクシュアル・ハラスメント
    西船橋事件/ピンクのパンフレット/対象となる行為/セクシュアル・ハラスメントという言葉がなかった時代/福岡事件で獲得したもの/『女6,500人の証言』が語る働く女の姿/自由恋愛?/事実調査は迅速に/セクハラという言葉の流通/まずストップさせる/「不祥事」で抜け落ちること/なぜ辞めるのか?/キャンパス・セクハラ/恋愛とセクハラ/無名の女性たちの力を基礎に/性的人格権
    VI 売買春と法
    台湾での「一部合法化」と韓国での「厳罰化」/売春防止法/狭すぎる「売春」の定義/風営法とは/売防法により処罰される女性たち/男性より重い処罰/判例に現れた女性たち/『風俗嬢意識調査』が示すもの/貧しさと居場所探し/社会の排斥力/刑事弁護人として出会って/現場の女性たちが困っていること/健康上の問題/自己決定権だけでは足りない/合法化されれば強制にさらされないのだろうか/人間の尊厳
    あとがき
    主要引用・参考文献