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書誌詳細
よくわかる障害学
- 著者名小川喜道, 杉野昭博編著
- 出版者ミネルヴァ書房
- 出版年2014.4
貸出・返却・予約状況
- 貸出状況
貸出可能
- 所蔵数1
- 貸出可能数1
- 予約数0
- 貸出累計2
所蔵事項
- 登録番号0069992
- 請求記号369.27//O 24
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書 - 一般図書
書誌事項
- 書名よくわかる障害学
- 書名ヨミヨクワカルショウガイガク
- 著者名小川喜道, 杉野昭博編著
- 著者ヨミオガワ,ヨシミチ
- 出版地京都
- 出版者ミネルヴァ書房
- 出版年2014.4
- 内容はじめに
Ⅰ 工学・医療・福祉のための障害学入門
1 障害学とは何か:障害を当事者視点から考える
2 個人の改造か,環境の操作か:個人モデルと社会モデル
3 障害の社会モデルとまちづくり
4 日本におけるバリアフリーの発展
5 ユニバーサル・デザインの広がり
6 ユニバーサル・デザインにおけるスパイラルアップ
7 ショウガイの表記をめぐる議論
8 「障害」と「障害者」の定義
Ⅱ 機器開発とユーザー視点
1 ユーザー中心の開発
2 開発者とユーザーの葛藤:ニーズとシーズのコミュニケーション
3 私たちのことは,私たち抜きで決めないで:Nothing about us without us !
4 支援機器開発への願い:視覚障害のあるユーザーの立場から
5 共遊玩具:目や耳の不自由な友だちともいっしょに楽しめるおもちゃ
6 携帯電話と視覚障害者
7 食事支援ロボットの開発とユーザーの役割
8 インクルーシブデザインと商品開発への 当事者参画
9 障害者の暮らしにかかわる製品の配慮設計指針
10 ICTの国際規格と当事者参画
Ⅲ 工学技術と障害者の暮らし
1 障害者の暮らしと支援機器
2 私の暮らしと環境制御装置
3 重症心身障害児者の暮らしと福祉機器
4 ロービジョンにとっての環境とユニバーサルデザイン
5 ユーザーが生かす過去の機器
6 聴覚障害と支援技術
7 私の暮らしと電動車いす
8 共用品の量産化と個別性
9 障害文化としての技術
Ⅳ 暮らしのなかでの障害
1 障害者の暮らしと社会
2 子育て,コミュニケーション,地域, そして手話
3 子育てと視覚障害
4 子育て,家族,障害者運動
5 無視された日常生活動作と自助具:身体障害者のセクシュアリティ
6 介助犬と暮らす
7 頸髄損傷と在宅就労
8 見えないアンテナ
9 見えにくい障害:高次脳機能障害
10 福祉のまちづくりに思う
Ⅴ 支援の現場,支援の仕事
1 支援者の模索
2 障がいがある人をどう支援するか
3 義肢装具の可能性
4 教育現場の努力
5 企業文化とインクルーシブデザイン
6 病院から地域に出て働く
7 アジアの障害問題を考える
8 障害者とともに考えるデザイン
9 合理的配慮と工学的支援
Ⅵ 支援を支える制度:歴史的展開
1 教育と仕事から始まった支援
2 身体障害者福祉法
3 障害児施策と1950~60年代の親の運動
4 コロニー計画と脱施設化
5 所得保障制度
6 障害のある人の雇用を支援する制度
7 国際障害者年と自立生活運動
8 在宅ケアを支える制度の成り立ち
9 精神障害者のための制度:医療・年金・就労
10 ADAと障害者権利条約
11 障害者総合支援法と参加に向けた支援
Ⅶ 支援にかかわる制度のジレンマ
1 支援制度の矛盾とジレンマ
2 社会保障給付費と国民医療費
3 診療報酬制度のしくみ
4 診療報酬と入院期間の短縮
5 脳血管障害の退院支援と医療介護制度
6 遷延性意識障害の退院支援と在宅療養
7 精神科病院からの退院と地域生活支援
8 高次脳機能障害の医療と福祉の 連携課題
9 福祉用具と補装具の制度
10 移動と支援技術をめぐる当事者運動の議論
Ⅷ 障害学の思想
1 障害の普遍性モデル
2 生きるために:優生思想との闘い
3 ノーマライゼーション:北欧の反優生思想
4 日本の障害学の原点:1970年代の脳性マヒ者運動
5 「脱親」という思想
6 リハビリテーションという思想
7 反訓練:IL・ろう文化
8 社会のカベを崩す:社会モデル
9 障害と文化:ふたつのアプローチ
10 少数者が我慢しなくてもよい「共生」を探す
さくいん