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書誌詳細

塩と砂糖と食品保存の科学

  • 著者名食品保存と生活研究会編著
  • 出版者日刊工業新聞社
  • 出版年2014.3

貸出・返却・予約状況

  • 貸出状況 貸出可能

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数1
  • 予約数0
  • 貸出累計7

所蔵事項

  • 登録番号0069868
  • 請求記号588.9//Sh96
  • 貸出区分通常
  • 蔵書区分図書 - 一般図書
  • 所蔵館本館
  • 配架場所 開架5
  • Map
  • 所蔵状態所蔵点検済

書誌事項

  • 書名塩と砂糖と食品保存の科学
  • 書名ヨミシオトサトウトショクヒンホゾンノカガク
  • 著者名食品保存と生活研究会編著
  • 著者ヨミショクヒンホゾントセイカツケンキュウカイ
  • 叢書名B&Tブックス
  • 副叢書名おもしろサイエンス
  • ISBN9784526072376
  • 出版地東京
  • 出版者日刊工業新聞社
  • 出版年2014.3
  • ページ159p
  • サイズ21cm
  • 注記参考資料: p158-159
  • 件名
    砂糖
    食品保存法
  • 内容はじめに
    第1章 砂糖の本当の姿とは?
    1 砂糖はなぜ白いのか?-それは何度も不純物を取り除いた純度の高い証し
    2 砂糖の原料は?-主に甘しょからとる「甘しょ糖」とてん菜からとる「てん菜糖」
    3 植物はどうやって砂糖をつくる?-砂糖は光合成からつくられる
    4 砂糖の種類は?-「分蜜糖」と「含蜜糖」があり一般的な砂糖の多くは「分蜜糖」
    5 砂糖の製造-サトウキビからつくる場合は2段階の手順を踏む
    6 砂糖の生産、消費量は?-日本の砂糖消費量は欧米の2分の1?3分の1
    7 砂糖の歴史は?-普及のきっかけはナポレオン、そして八代将軍・吉宗
    8 砂糖以外の甘味料は?-「キシリトール」「ブドウ糖」「果糖」「サッカリン」等
    第2章 砂糖の-食品をどうやって保存する?
    9 砂糖は水を抱え込み微生物の増殖を抑えて保存性を高める-自由水を少なくする
    10 砂糖には「賞味期限」というものがない-変色したり固まっても一切問題ナシ
    11 食品中の砂糖濃度%以上で微生物の増殖が抑えられる-砂糖漬けの保存
    12 西洋では「シロップ漬け」「マロングラッセ」「アンゼリカ」「コンフィ」など
    13 日本では伝統的な砂糖漬けに「ザボン漬け」「蕗の砂糖漬け」などがある
    14 「羊羹」の賞味期限は5年の長期も-災害時のカロリー補給としても
    15 フランスではイチゴジャムを「小瓶に詰められた太陽の輝き」「天使の唇」という
    16 砂糖の力-発酵促進やデンプンの老化防止、タンパク質の凝固作用を和らげたり
    第3章 塩とはいったいどんなもの?
    17 塩は「塩化ナトリウム」、サイコロ形の結晶で、白く見えるのは光の乱反射
    18 塩は工業用としても多様に用いられている-医薬や火薬、石鹸、金属精錬など
    19 塩には「天然塩」「再生塩」「精製塩」などがある-天然塩は体に有益
    20 「食卓塩」「食塩」は精製塩-塩化ナトリウム%以上のもの
    21 日本が生んだ合理的な製塩方法-「イオン交換膜濃縮製塩法」
    22 日本は突出して「世界一の塩輸入大国」-日本の塩の生産量は世界位
    23 「揚浜式塩田」「入浜式塩田」「流下式塩田」があったが1972年以降は事実上全廃
    24 塩は歴史的に古代から「政治」「経済」「軍事」などと深く関わってきた
    25 一般に濃度%以上になると細菌が繁殖しにくくなる-大きい塩の浸透圧
    26 塩を好む菌もいる?食中毒の原因の「黄色ブドウ球菌」や「腸炎ビブリオ」も
    第4章 塩の力-食品をどうやって保存する?
    27 梅干しには塩分で種類がある- 22.1%を「梅干」、7.6%を「調味梅干」という
    28 温泉で洗う「野沢菜漬け」、建礼門院が名付けたともされる「柴漬け」
    29 「イカの塩辛」は塩を加えて熟成、「塩引鮭」は擦り込むように塩をぬる
    30 沖縄の「スーチカー」は、まさに〝豚の塩漬け〟-豚肉の3分の1が塩
    31 「コンビーフ」はその名の通り「塩漬け」- 時間塩に漬けておく
    32 ハム、ソーセージ、ベーコンなどは「塩せき」が最も重要な工程
    33 「キムチ」の唐辛子は日本から伝わった-「ザーサイ」の歴史は100年ほど
    第5章 塩と砂糖と人間の体
    34 砂糖の1グラム当たりのカロリーは蕎麦やパンと同じ-しかしとり過ぎは問題
    35 体全体の%のエネルギーを消費する脳のエネルギー源は唯一「ブドウ糖」
    36 「てん菜糖」は体を温め、ビフィズス菌を活性化させ、血糖値の上下が緩やか
    37 黒砂糖はビタミン、ミネラルが豊富-中性脂肪やコレステロールを下げる
    38 砂糖の摂取量と虫歯の発生率は比例せず、食べる間隔と口内の衛生管理がポイント
    39 人体の水分量の塩分濃度は0.85%-大量の汗は塩分濃度を倍も下げる
    40 塩分をとり過ぎたと思ったらトマトジュース、納豆、枝豆などを食べるとよい
    41 塩には活性酸素が過剰にならない働きがある-減塩は必ずしもいいとはいえず
    42 塩は体液の浸透圧維持や消化液の成分、神経の伝達や栄養素吸収等に係わっている
    43 二日酔いにはお茶に少量の塩を入れるとよい-浴槽に入れると湯冷めがしにくい
      
    column
    サトウキビの伝説は、日本の「かぐや姫」の伝説と似ている
    現在の氷砂糖の元となった氷砂糖製造法は日本人が確立した
    塩は世界で人々を救った
    人間も塩漬けにした
    参考文献