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書誌詳細
理系なら知っておきたい生物の基本ノート 生化学・分子生物学編
- 著者名山川喜輝著 ; 中経出版編集
- 出版者KADOKAWA
- 出版年2014.4
貸出・返却・予約状況
- 貸出状況
貸出可能
- 所蔵数1
- 貸出可能数1
- 予約数0
- 貸出累計3
所蔵事項
- 登録番号0071967
- 請求記号460//Y 27
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書 - 一般図書
書誌事項
- 書名理系なら知っておきたい生物の基本ノート 生化学・分子生物学編
- 書名ヨミリケイナラシッテオキタイセイブツノキホンノート
- 著者名山川喜輝著 ; 中経出版編集
- 著者ヨミヤマカワ,ヨシテル
- 出版地東京
- 出版者KADOKAWA
- 出版年2014.4
- 注記生化学・分子生物学編の標題紙に「本書は、2005年に刊行された『理系なら知っておきたい生物の基本ノート[生化学・分子生物学編]』をフルカラー化し、記述の加筆とともにレイアウト・デザインを一新した企画です。」とあり
参考文献: p252
- 目次第1章 タンパク質と酵素
第1講 タンパク質
序 生体をつくる物質
1 タンパク質の構造 13
・タンパク質の基本単位=アミノ酸
・アミノ酸どうしの結合 15
・タンパク質の立体構造 16
・タンパク質の変性
2 いろいろなタンパク質 24
・いろいろなタンパク質とその名前
3 細胞膜上のタンパク質 28
・細胞の能動輸送
・神経細胞が興奮するしくみ
・小腸がブドウ糖(グルコース)を吸収するしくみ
第2講 酵素
序 触媒とは
1 生体内の触媒=酵素
・酵素とは
・酵素はきわめて人見知り
・酵素の本体
・酵素はデリケート
2 酵素活性の調節
・補酵素とは
・アロステリック酵素とは
第3講 酵素の反応速度
序 大学の試験では必ず出される酵素の速度論
1 基質濃度と反応速度の関係
・酵素反応のしくみ
・酵素の反応速度とは
・なぜ反応速度が基質の濃度の影響を受けるのか
・ミカエリス・メンテンの式
2 酵素の阻害剤
・競争阻害剤
・非競争阻害剤
第4講 食物と栄養
序 食物と栄養
1 食物の消化
・消化と酵素
・栄養分の吸収 66
(コラム)なぜお米を炊<の
第2章 代謝
第1講 同化と異化
序 エネルギーと生命
1 同化と異化
・同 化
・異 化
・生体内のエネルギー通貨=ATP
・反応の共役
2 筋収縮とエネルギー
・エネルギーの貯蔵物質=クレアチンリン酸
第2講 呼吸
序 呼吸(respiration)とは
1 好気呼吸
・呼吸にはいろいろな様式がある
・好気呼吸の3つの過程
・脂肪の酸化
・タンパク質の分解
2 嫌気呼吸
1 アルコール発酵
2 乳酸発酵
3 筋肉でおこなわれる解糖
(コラム)お酒はどのようにしてつくられるのか?
(コラム)筋肉中にたまった乳酸はとこへ行く?
第3講 同化
序 光合成
1 光合成一植物にとっての意義とは-
・光合成がおこなわれる場所
・植物が好む色は?
・光合成の反応過程
・チラコイドでの反応
・ストロマでの反応一カルビン・ベンソン回路-
・葉緑体は居候? -「細胞共生説」一
2 CO2の固定(カルビン・ベンソン回路)と関係の深い代謝経路
効率のよい光合成一C4回路-
光がいらない光合成? 一化学合成一
(コラム)硝化細菌が火薬をつくる?
3 植物の窒素同化
・窒素同イ匕のしくみ
・マメ科植物は窒素肥料いらず一根粒菌-
第3章 生化学から分子生物学へ
第1講 遺伝子
序 遺伝子の発見
1 遺伝子の基礎
・メンデルの法則
・遺伝子の実体
・DNAの構造
・DNAはどのように存在するか
(コラム)シャルガフの法則
(コラム)ゲノムとは
DNAの複製
DNAの半保存的複製
DNA合成の方向
DNA合成のエネルギー
第2講 タンパク質の合成
序 遺伝子の発現
1 転写と翻訳
・RNAとは
・DNA→mRNA,転写の過程
・翻訳の過程(1)―トランスファーRNA(tRNA)の働き―
・翻訳の過程(2)―リボソームの働き―
(コラム)転写の「開始」と「終わり」
(コラム)暗号を解読せよ!
(コラム)tRNAとアミノ酸の適切な関係
2 転写と翻訳の実際
・原核細胞の転写・翻訳
・真核細胞の転写・翻訳
・イントロンの役割
(コラム)DNAのすべてが遺伝子ではない
(コラム)セルフスプライシングーリボザイム(RNA酵素)の発見-
(コラム)DNAが先かタンパク質が先か-RNAワールド―
3 タンパク質は翻訳後にどうなるか
・細胞外に分泌されるタンパク質
・タンパク貿の修飾
・タンパク質の折りたたみ
・タンパク質の墓場-プロテアソーム―
4 遺伝子の異常
・遺伝子の突然変異
・鎌状赤血球貧血症
(コラム)突然変異と進化
(コラム)遺伝子が時を刻む―分子時計-
第3講 発生と分化
序 発生と分化
1 誘導によって順に遺伝子のスイッチが入る
・誘導とは
・誘導物質の発見
・再生医療への可能性-ES細胞,幹細胞-
・遺伝子のスイッチとは
(コラム)遺伝子まとめてスイッチ ON
(コラム)頭の向きは母が決める
(コラム)からだをデザインする―ホメオチック遺伝子-
第4講 遺伝子工学
序 現代の技術
1 遺伝子工学の技術
・DNAを大量に増やす―PCR法-
・DNAを切ったりつないだりする技術―遺伝子組換え―
・遺伝子のとり方
・DNAの塩基配列を調べる―サンガー法-
・遺伝子を黙らせる方法-RNA干渉(RNAi)
(コラム)レトロウイルスとは
第4章 分子からみた免疫
第1講 免疫
序 免疫とは
1 免疫のしくみ
・免疫にかかわる細胞
・免疫のしくみ
(コラム)アレルギー
2 抗体
・抗体の本体となるタンパク質
・抗体はどのようにしてつくられるか?
(コラム)抗体には5つのタイプがある
3 免疫の中枢―T細胞-
・T細胞へ情報を伝える―MHC―
・T細胞が情報を受け取る―TCR―
・胸腺では「自己」と「非自己」の教育がおこなわれる
(コラム)MHCの型と臓器移植
(コラム)がん細胞はどうして生まれるか―がんに関係する遺伝子―
初期化の研究史―核移植実験からSTAP細胞騒動まで―
さくいん
参考文献