• 書名佐々木敏の栄養データはこう読む! : 疫学研究から読み解くぶれない食べ方
• 書名ヨミササキサトシノエイヨウデータワコウヨム！

• 著者名佐々木敏著
• 著者ヨミササキ，サトシ

• ISBN9784789554428

• 出版地東京
• 出版者女子栄養大学出版部
• 出版年2015.4

• ページ335p
• サイズ21cm

• 注記「月刊「栄養と料理」の連載「世界てくてく『食』の解体新書」(2007年), 「一枚の図からはじめるEBN : 佐々木敏がズバリ読む栄養データ」(2011年～連載中) から抜粋、加筆・再構成したもの」--奥付頁

• 件名栄養
  疫学

• 内容第１章　こんなにややこしい？！あぶらと脂質異常症の関係
  introduction[フィンランド]森と湖と疫学研究の国
  1　コレステロール値を下げるには：血中コレステロールと食品中のコレステロール2つのコレステロールが招いた誤解と混乱
  2　揚げ物と高コレステロール血症：コレステロール対策は揚げ物に注意するだけで万全か？
  3　トランス型脂肪酸の問題点：トランス型脂肪酸と飽和脂肪酸どちらに注意するべき？
  4　中性脂肪値を上げない食べ方：高中性脂肪には脂質を控えればよいか？
  5　コレステロールと寿命の関係：コレステロールが「高い」「低い」長生きはどちらか？
  第２章　こんなに大問題？！食塩と高血圧
  introduction[ブラジル]カーニバルと塩漬けタラ
  1　生活習慣病対策のためのアクション：健康問題、第1位はタバコ、第2位は？
  2　あなた自身の減塩の必要性：未来のあなたを守る減塩の話
  3　歴史のなかでの食塩の役割：食塩の功罪を整理します
  4　日本人と減塩：この40年間で、日本人はどれくらい減塩できたか？
  5　日本人のカリウム摂取の特徴：賢いカリウムのとり方は？
  第３章　不思議がいっぱい！肥満問題
  introduction[アメリカ]悩める肥満大国
  1　人は食べたものを忘れる動物である：「そんなに食べていないはずなのに太る」のカラクリは？
  2　肥満と食べ方の深い関係：「速食いは太る」は本当か？
  3　甘い飲み物はなぜ健康によくないのか？：ソフトドリンク、本当に怖いのは…
  4　朝食の健康影響：「朝食をとらないと太る」はなぜ？
  5　理想的なBMIの値とは？：ダイエットの目標は「BMI22」とは限らない
  第４章　呑んべえ必読！お酒、なにをどれくらい、どのように飲むか
  introduction[ドイツ]「ビア樽腹」は本当か
  1　健康によいお酒とは：ワインで健康は手に入る？
  2　「適量」を科学する：お酒に適量はあるか？
  3　プリン体と痛風との関係：怖いのはプリン体？ならばビールは禁物か
  第５章　究極の健康食？地中海食から糖尿病管理まで
  introduction[イタリア]地方料理と健康格差
  1　地中海食は和食より健康的か？：地中海食と和食、究極の健康食を探る
  2　炭水化物食の真実：糖質制限と脂質制限、やせるのはどっち？
  3　糖尿病と食物繊維：意外に見過ごされがちな賢い食物繊維のとり方とは？
  4　高たんぱく質食の糖尿病への効果：高たんぱく質食の功罪を整理します
  第６章　あなた自身が試される！「栄養健康リテラシー」の時代
  introdu[フェロー諸島(デンマーク自治領)]伝統捕鯨と水銀汚染
  1　科学と非科学の境目としての[出典]の意味と価値：エネルギー必要量はなぜ少なめに信じられてきたのか？
  2　栄養健康情報と利益相反：研究費の出所は研究結果に影響する？
  3　栄養健康情報はここでゆがむ：情報バイアスという落し穴
  4　研究蓄積量と栄養健康情報：玉ねぎと減塩高血圧対策で優先すべきはどちらか？
  ミニ・レクチャー疫学・栄養疫学とはなにか？