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死亡直前と看取りのエビデンス

  • 著者名森田達也, 白土明美著
  • 出版者医学書院
  • 出版年2015.10

貸出・返却・予約状況

  • 貸出状況 貸出可能

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数1
  • 予約数0
  • 貸出累計0

所蔵事項

  • 登録番号0075585
  • 請求記号S 12//Mo66
  • 貸出区分通常
  • 蔵書区分図書 - 一般図書
  • 所蔵館本館
  • 配架場所 福祉
  • Map
  • 所蔵状態所蔵点検済

書誌事項

  • 書名死亡直前と看取りのエビデンス
  • 書名ヨミシボウチョクゼントミトリノエビデンス
  • 著者名森田達也, 白土明美著
  • 著者ヨミモリタ,タツヤ
  • ISBN9784260024020
  • 出版地東京
  • 出版者医学書院
  • 出版年2015.10
  • ページix, 191p
  • サイズ26cm
  • 注記「文献」あり
  • 件名生死
    ターミナルケア
  • 目次まえがき
    1 死亡までの過程と病態についてのエビデンス
     1 死亡までに生じる変化と機序:死亡までに起こること
       1 死亡が近づくまでのADLと症状の週・月の単位での経過
       2 死亡がまさに差し迫っている(死亡直前である)ことを示す徴候の類型
       3 死亡に至るまでの徴候の出現の仕方
       4 バイタルを定期的にとる意味
       5 「死亡直前」に絞った予測指標
       6 急変の頻度と病態
       7 死亡までの経過のエビデンスを踏まえた説明
       8 看取りのパンフレットを使った家族の感想
       9 看取りのパンフレットを使用するうえでの医師・看護師の注意
     2 予後の予測:信頼性を持って予後を予測する方法
       1 家族の悲嘆にも影響する予後予測
       2 死亡直前に急激に変化するADL
       3 楽観的になる傾向が明らかな医師の予測
       4 全身状態・食事・呼吸・むくみ・意識が余命予測の指標
       5 中期以上の予測に使う予測指標:PaP scoreとPiPS models
       6 短期的、簡便に予測するpalliative prognostic index(PPI)
       7 どの予測尺度がよいのか?
       8 非がん患者の生命予後
     3 輸液:する?しない?と輸液の価値
       1 変わりつつある終末期の輸液の実態
       2 死亡直前期の輸液はquality of lifeと生命予後に効果がないとの比較試験
       3 real worldでの観察研究
       4 看護領域での比較試験
       5 生理学的な研究
       6 スターリングの法則と終末期の水分出納のまとめ
       7 いのちの象徴としての輸液と勧められるケア
     4 鎮静(セデーション):苦痛緩和の最後の手段(last resort)
       1 歴史的経緯の大筋:こっそりしていることからガイドラインへ
       2 鎮静と安楽死との違い:安楽死・自殺幇助・治療中止
       3 鎮静と安楽死とのグレーゾーンとクリアゾーン:重要な薬物の投与方法と量
       4 鎮静は寿命を縮める「あぶない治療」か?
       5 効果と合併症:何%の患者に何が起こるのか?
       6 鎮静を受ける患者の家族の体験
       7 鎮静を受ける患者と家族に勧められるケア:家族は何を望むのか?
       8 鎮静についてのエビデンスに基づいたパンフレット
       9 悩ましい説明のしかた
       10 鎮静をしないことがよいことなのか
     5 蘇生と終末期に備えた話:アドバンスケアプランニングと意思決定
       1 蘇生:DNR、DNAR、DNHの意味
       2 終末期の蘇生の成功率に関するエビデンス
       3 リビングウイル、アドバンスディレクティブ、エンドオブライフディスカッション
       4 蘇生の意思決定に関するエビデンス:英語圏での実証研究
       5 意思決定の深い話:いろいろなバイアス
       6 終末期について話し合うことと患者・家族のQOLの強い関係
       7 終末期の話をすることの医師-患者関係への影響
       8 早期からの緩和ケアは、「早期からの終末期の意思決定」?
    2 死亡前後に生じる苦痛の緩和についてのエビデンス
     1 呼吸困難
       1 呼吸困難という症状—疫学
       2 モルヒネの適応になる病態:なんでもかんでもモルヒネではない
       3 モルヒネが効くというエビデンスの意味:「死亡直前」ではない患者
       4 呼吸困難に対するモルヒネの安全性
       5 看取りの時期の呼吸困難
       6 呼吸困難のケア・非薬物療法
     2 せん妄:死亡直前の意識障害
       1 そもそも終末期の意識混濁は「病気」なのか
       2 せん妄の診断基準:操作診断の意味
       3 terminal restlessness(身の置き所のなさ)とterminal anguish
       4 せん妄の予防はできるのか?
       5 せん妄はつらいのか?
       6 終末期の幻覚と臨死意識:お迎え体験
       7 死亡直前期にもありうるちょっとしたせん妄の改善
       8 家族のせん妄体験と精神的負担
       9 家族はせん妄の何を体験しているのか?
       10 家族自身の感情
       11 せん妄についての家族の意味づけ:家族はせん妄を何だと思っているのか?
       12 家族が望む医師・看護師の態度:私たちは何をするべきか?
       13 パンフレットによる介入研究
       14 薬物療法
       15 非薬物療法の効果
     3 気道分泌:死前喘鳴(ゴロゴロ)
       1 死前喘鳴(death rattle)と気道分泌亢進(bronchial secretion)
       2 薬物療法:抗コリン薬のエビデンス
       3 死前喘鳴に対する家族の体験と希望するケア
       4 パンフレット
     4 看取りのパス:エビデンスと教訓
       1 看取りの薬物治療をパス化しようという考え
       2 comfort order setの実例
       3 comfort order setのエビデンス
       4 Liverpool Care Pathway:2013騒動の教訓
       5 Liverpool Care Pathway:ランダム化比較試験のエビデンス
    3 望ましい看取り方についてのエビデンス
     1 望ましい看取り方:医師と看護師がするべきこと
       1 死亡確認前後
       2 日本の遺族の研究からみるホスピスでの看取りの実際
       3 家族からみた望ましい看取りかた:国際的にもほぼ唯一の「実証」研究
       4 望ましい看取り方の文化差
       5 間に合う・間に合わないかのエビデンス
       6 死亡「後」の話…エンゼルメイク
    索引