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ケアをすることの意味 : 病む人とともに在ることの心理学と医療人類学

  • 著者名アーサー・クラインマン, 江口重幸, 皆藤章著 ; 皆藤章編・監訳
  • 出版者誠信書房
  • 出版年2015.10

貸出・返却・予約状況

  • 貸出状況 貸出中
  • 返却予定 2024年10月18日

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数0
  • 予約数0
  • 貸出累計5

所蔵事項

  • 登録番号0072594
  • 請求記号S 02//Kl13
  • 貸出区分通常
  • 蔵書区分図書 - 一般図書
  • 所蔵館本館
  • 配架場所 福祉
  • Map
  • 所蔵状態所蔵点検済

書誌事項

  • 書名ケアをすることの意味 : 病む人とともに在ることの心理学と医療人類学
  • 書名ヨミケアオスルコトノイミ
  • 著者名アーサー・クラインマン, 江口重幸, 皆藤章著 ; 皆藤章編・監訳
  • 著者ヨミエグチ,シゲユキ
  • ISBN9784414428667
  • 出版地東京
  • 出版者誠信書房
  • 出版年2015.10
  • ページx, 191p
  • サイズ21cm
  • 注記参考文献: p183-184
  • 件名医療人類学
    精神医学
  • 内容第Ⅰ部
    第1章 ひとりの心理臨床家の考える人間の生とアーサー・クラインマンの存在 (皆藤 章)  
    序・ 第一節 心理臨床家としてのわたし・1私は何者なのか/2生きる心理療法を巡って/3宗教性/4糖尿病という「病い」との関わり
       第二節 邂逅 アーサー・クラインマン・1出会い前/2不治の病いと物語を巡る若干の考察/3出会い/4日本への招聘・結び
    第2章 21世紀における感性と主観性の変容――人類は生き残れるか (アーサー・クラインマン) 
     感性とその変容/主観性とその変容――21世紀を生きる課題/道徳的・人間的体験/社会的な苦しみ/感性・主観性の変容と人間性の喪失/◎質疑応答
     
    第3章 カタストロフそしてケアをすること――アート(テクネー)としての医の失敗 (アーサー・クラインマン)
    第Ⅱ部
    第1章 ケアをすること――より人間らしくなるための旅 (アーサー・クラインマン)
    第2章 不治の病いを生きる人へのケア――ある事例を巡って (アーサー・クラインマン/皆藤 章)
     【事例検討会】 司会 皆藤 章  布柴靖枝・西浦太郎訳
    第3章 病いと人間的体験――慢性の病いとともに生きること (アーサー・クラインマン) 
     糖尿病と他の慢性疾患――医学への挑戦/慢性化の主な問題/医師にとっての実践ステップ/「道徳的・人間的」ということばが意味すること/道徳的・人間的体験/病いの語り/語りの理論/病いと疾患/病いの体験/患者の語り/白血病の大学3回生(20歳)の語り/大腸の慢性疾患を抱える39歳の教師の語り/肝臓の慢性疾患を抱える64歳の技師の語り/不動産会社で働く55歳の婦人の語り/マネージド・ケアのHMOに所属する60歳のプライマリーケア医師の語り/米国で医学教育に携わる57歳のリーダーの語り/ケアをすること/ケアをすることの民族誌的定義/ケアをすること――家族、親しい友人、苦しんでいる人たちにとっての中核的課題/道徳性とケア/ケアをすることと現前性/医師
    第4章 耐えるということ (アーサー・クラインマン)
    第Ⅲ部
    第1章 ケアをすること (アーサー・クラインマン)
    ケアにおける三つの逆説/ケアをすることとその意味/生きることの文化的側面/文化のプロセス/説明モデル/ケアすることへの文化的アプローチ/ケアの実践的な意味と医療におけるケアの再活性化/◎質疑応答
    第2章 道徳的・人間的体験としてのケアの実践 (アーサー・クラインマン)
     
    第3章 クラインマンから学んだいくつかのこと――臨床人類学が医療やケアにもたらすもの  (江口 重幸)
    はじめに/クラインマンの2014年の連続講演会/医療人類学、文化精神医学への関心と『臨床人類学』/『臨床人類学』の原点――症例陳さん/「癒やしとは何かという厄介だが根本的な問い」――症例陳さんをめぐる分析と解釈/ふたつの「おどろくべき結論」/社会的に是認された病いとケアとは?/エランベルジェと歴史的文脈への架橋/「ヘルス・ケア・システム」とは「治療文化」のことである――中井久夫『治療文化論』への架橋/その後の展開/さいごに