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書誌詳細

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医療・保健・福祉・心理専門職のためのアセスメント技術を高めるハンドブック : ケースレポートの方法からケース検討会議の技術まで

  • 著者名近藤直司著
  • 出版者明石書店
  • 出版年2015.9

貸出・返却・予約状況

  • 貸出状況 貸出可能

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数1
  • 予約数0
  • 貸出累計0

所蔵事項

  • 登録番号0072192
  • 請求記号S 15//Ko73
  • 貸出区分通常
  • 蔵書区分図書 - 一般図書
  • 所蔵館本館
  • 配架場所 福祉
  • Map
  • 所蔵状態所蔵点検済

書誌事項

  • 書名医療・保健・福祉・心理専門職のためのアセスメント技術を高めるハンドブック : ケースレポートの方法からケース検討会議の技術まで
  • 書名ヨミイリョウ・ホケン・フクシ・シンリセンモンショクノタメノアセスメントギジュツオタカメルハンドブッ
  • 著者名近藤直司著
  • 著者ヨミコンドウ,ナオジ
  • 第2版
  • ISBN9784750342504
  • 出版地東京
  • 出版者明石書店
  • 出版年2015.9
  • ページ129p
  • サイズ21cm
  • 件名児童福祉
  • 内容はじめに
     第2版への改訂にあたって
    第Ⅰ部 アセスメント研修
    第1章 アセスメントの技術を身につけるために~ケースレポートについて考える
     1.この研修の前提
     2.どのような状況で、どのようにレポートするかを意識する
      (1)集まった情報をすべてレポートする
      (2)情報を取捨選択し、仮説・理解とその根拠、支援方針までを簡潔にレポートする
      (3)事例検討会やケース会議におけるレポート
      (4)カウンセリングや心理療法症例のレポート
    第2章 5分間でケースをレポートする
     1.生じている問題をアセスメントする
      (1)ケースをまとめる
      (2)情報-理解・解釈・仮説-対応・方針という枠組み
      (3)アセスメントの定義と基本的な枠組み
      (4)プランニングの原則
     2.「その人がどんな人か」をアセスメントしたいとき
      (1)まずは言葉にしてみる
      (2)3つの軸を意識する
      (3)言っていることと示した反応に注目する
      (4)無意識(身体化、失錯行為、抵抗、防衛など)に目を向ける
      (5)ストーリーを描く
      (6)強みにも目を向ける
      (7)生活場面に密着した職場でのアセスメント
    第3章 アセスメントのためのフォーマット
     1.フォーマットの構成
    2.フォーマットを活用した5分レポート
    第4章 フォーマットの応用編と記入例
     1.アセスメントのためのフォーマット(フル・バージョン)
     2.複数の支援対象者を含むケースに適したフォーマット
    第5章 レポート例
     1.アセスメント例
     2.支援課題と支援方針
    第6章 個人演習
     1.【研修資料(3)】【研修資料(4)】の使い分け
      2.「本人」の捉え方
     3.アセスメントの段から書く
      4.診断名だけを書かない
      5.情報とアセスメント・評価を区別する
      6.「仮説」も有り
      7.各要因の区分について
    第7章 グループワーク
     1.グループワークの進め方
      (1)ケースの内容に深入りしない
       (2)5分以内で終わっているか
       (3)一人称で述べているか
       (4)問題のメカニズムを捉えているか
       (5)ケースを包括的に捉えているか
       (6)支援課題と具体的な支援方針が示されているか
       (7)本人・家族のニーズに沿っているか、実現可能性があるか
       (8)わかりやすいか
     2.レポートの聴き方
     3.よく出る質問・感想
    第Ⅱ部 スタッフとチームのレベルアップを図る
    第8章 アセスメント技術を高めるための視点
     1.自分のアセスメント技術を高めるために
      (1)評価・アセスメントを言語化する
      (2)アセスメントを評価される機会を持つ
      (3)心理的なアセスメントの重要性
      (4)主訴を尊重しつつ、主訴と真の支援課題とを区別する
      (5)言辞(言っていること)より、背後にある思い(感情やわかってほしいこと)に目を向ける
      (6)いくつかの場面でみる
      (7)「関係性の中で起きていること」としてみる
      (8)リフレーミングしてみる
      (9)「自分に何ができるか」ではなく、そのケースの支援課題から考え始める
      (10)成長・発達の徴候を見逃さない
      (11)どうしてよいかわからないときはアセスメントを固める
      (12)わからないことはケースに訊く
     2.総合力を高めるために
    第9章 家族機能の評価
     1.問題解決の方法と能力
     2.コミュニケーションと情緒表現
     3.個々の家族成員の役割遂行
     4.家族同士の情緒的な結びつき
      5.相互的な行動のコントロール
      6.自立と個体化
     7.世代間境界
     8.価値観と規範
     9.家族外システムとの関係
     10.個々の家族成員のパーソナリティ特性
     11.養育力のアセスメント
    第10章 チームのレベルアップを図るために
     1.人材が育つチームをつくるために
     2.医療現場への導入
    第Ⅲ部 ケース検討会議の演習
    第11章 有意義なケース検討会にするために
     1.ケース検討会議の目的をはっきりさせる
      (1)ケースへの対応を検討したい
      (2)支援課題と各機関の役割を明確にしたい
      (3)スーパービジョンや助言を受けたい
      (4)ケース提出者の負担感に配慮しつつ、アセスメントや今後の治療・支援に役立つ視点を持ち帰ってもらいたい
     2.カリスマ的なメンバーが大活躍する成功パターン(1人で「右に流してしまう」)
     3.カリスマに頼らずに成功させるには……?
      (1)よいケースレポート
       (2)上手な司会
      (3)明確で作業意識の高い質疑・討論
      (4)アセスメントと後半の検討課題を固める
     4.演習の留意事項
    第12章 ケース検討会議におけるケースレポートについて
     1.自分の役割や立場を簡潔に述べる
     2.事例にタイトルをつける
     3.最初にポイントを述べる
     4.情報はアセスメントに必要なものに絞る
     5.生物-心理-社会モデルを使う
     6.印象的なエピソードは解釈や理解とともに述べる
     7.支援課題を明確にし、具体的な支援方法を考える
     8.10分程度にまとめる
     9.カウンセリング症例のケースレポートの一例
      (1)面接や関わりの構造を述べる
      (2)経過を区切る
      (3)治療者とクライエントとの関係性(転移-逆転移)について考えてみる