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書誌詳細

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養生訓

  • 著者名貝原益軒著 ; 城島明彦訳
  • 出版者致知出版社
  • 出版年2015.11

貸出・返却・予約状況

  • 貸出状況 貸出可能

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数1
  • 予約数0
  • 貸出累計1

所蔵事項

  • 登録番号0074589
  • 請求記号498.3//Ka21
  • 貸出区分通常
  • 蔵書区分図書 - 一般図書
  • 所蔵館本館
  • 配架場所 開架4
  • Map
  • 所蔵状態所蔵点検済

書誌事項

  • 書名養生訓
  • 書名ヨミヨウジョウクン
  • 著者名貝原益軒著 ; 城島明彦訳
  • 著者ヨミカイバラ,エキケン
  • 叢書名いつか読んでみたかった日本の名著シリーズ
  • 叢書番号10
  • ISBN9784800910899
  • 出版地東京
  • 出版者致知出版社
  • 出版年2015.11
  • ページ355p
  • サイズ19cm
  • 注記参考文献: 巻末
  • 件名健康法
  • 目次◆巻第一 総論 上
    天地父はから授かった命/養生の術の効果/養生の術は継続が大事/内欲・外邪/内欲をこらえるには/不養生はなしくずしの自殺行為/人の命は我にあり、天にあらず/元気をつくる「先天の気」「後天の気」/養生の術の第一は心気を養うこと/耳目口体の欲を抑えよ/要慎で四つの外邪を防げ/「畏」が養生の要諦/過度と安逸が養生の敵/心静かに体は忙しく/治療術より予防法/薬・鍼灸に頼らず養生の術で健康に/運動で健康増進せよ/八十歳なら中寿、百歳で上寿/人生を味わうには長生きすること/内敵に克つ「勇」・外敵に克つ「畏」/元気を保つ道は二つある/人生の三楽/天地の寿命/家業に精を出すのも養生の術士養生の術は学ばないと得られない/職業と養生術/大事に備えて養生する/睡眠時間は短く/口数を慎むことの医学的効用/大病は小さい不養生から/命の長短は養生次第/富貴より健康を求めよ/気血の停滞が原因/信念があるかないか/忍ぶことはなぜ重要か/「未病」を治す方法/用心は臆病にせよ/寡欲と養生の原則/気を一か所に停滞させるな/俗っぽい者・仙人・二流儒者の問題点
    ◆巻第二 総論 下
    起床したらやるべきこと/体を動かすこと・休めること/穀気を消して血流を改善/長々とするな/仮眠の注意点/食後は横になるな/過信は禁物/ものの軽重を知れ/自己愛が禍をもたらす/長命と短命の分かれ道/のちの憂いを先に除く/欲のままに楽しむな/元
    気を養う努力をせよ/一日一日、心新たに生きる/最初の我慢が大事/養生の道は簡単/節度も守る/楽しめば長生きできる/心穏やかに言葉少なく/のんびり過ごせば長生きできる/人生を楽しむ/「忍」の一字を守れ/生死がわかる「胃の気の脈」/名調理人の牛刀のごとく/元気を害するもの/養生の士、かくあるべし/唾を吐くな/痰は吐け/病気と治療法の適否を確かめよ/習慣の恐ろしさ/分相応に生きよノ元気を出し惜しむこと/倹約すること/自分を欺くな/欲望のままに生きるのは自殺行為/完璧を求めるな/真の養生の術とは/養生の基本は楽しむこと/長生の術/満足は心配の始まり/しばしの我慢/中くらいをわきまえる/ー言葉数は少なく/元気の保存と循環/夜中の大風雨・雷/客として長居は禁物/諸病は気から/八気を丹田に集中/七情の戒め/養生の要訣「十二少」/養生の四大要/気を養う法/詠歌・舞踏も養生の道/養生の四寡/摂生の七養/修養の五宜/長くやりすぎないこと/養生の四要/四つの損とは/老人の痰に注意/呼吸法の要領/呼吸の仕方/ゆるやかに吸う/調息の法/心身一体の養生術/夜更かし厳禁/居室は清潔に/陰陽説について
    ◆巻第三 飲食 上
    元気は命の源、飲食は命の養い/病気は囗から/聖人の飲食法の教え/飲料は夏温かく、冬熱すぎず/御飯の炊き方/淡白な味のものを食べよ/飲食は控えめに/満腹を避けよ/五味をバランスよく/健康にプラスになるものを選べ/多食を避ける心がけ/飲食の人に
    なるな/夜食・夜酒の注意/控えめが、ちょうどよい/度を越す食べ方はしない/十分食べたと感じたときは食べすぎ/腹の中を戦場にするな/感謝する心「五思」について/夕食はあっさりしたものを軽く/新鮮なもの、旬のものがよい/副食の役割/肉は穀物より
    少なく/老人の心がけ/友人との飲食の心得/持病対策とは/食あたりしたら/未消化のときは一食抜く/煮過ぎても煮足らなくてもダメ/調味料の役割とは/中年以降は食を減らせ/病弱な人の食べ方/好きなものを少し食べる/健康にプラスの五条件/脾臓が弱い
    人の魚の調理法/魚や野菜の調理法/鮮魚は胃腸にもたれない/脂が多く生臭い魚は食べない/鮨は老人・病人にはよくない/肉食は少なめに/鮮魚の塩漬け/味噌・たまり・醤油の影響/野菜・菌類・海草の調理法/囗に合わないものを無理に食べるな/飲食は少量で我慢/胃にやさしい十三種の食べもの/胃に悪い十三種の食べもの/暴飲暴食が短命の原因/湯・茶・吸い物の多飲に注意/酒食後の軽いヶアノ食後は軽い運動を/胃弱の人に餅はよくない/冬の朝は薬酒を少し/肉・果物は少なめに/清らかでおいしい水が一番/雨水・雪解け水は飲める/沸騰していない湯は飲むな/少食が体によい理由/食後の急病の治療法/消化されてから次の食事/夏でも温かい食べものがよい/冷飲・冷食を避けよ/食後はお茶で囗をすすぐ/水が変わったら/海の人より山の人が長命なわけ/胃腸によい早朝の粥/香辛料の使い方/副食を少なめにして御飯を味わう/寝る前の消化薬/点心は食べない方がよい/晩食は朝食より軽く/食べてよいもの、悪いもの/招待席での心得/食後の激しい動きは禁止
    ◆巻第四 飲食 下
    倹約・養生の一石二鳥/副食は朝も晩も一品で十分/単独で煮た方がおいしい野菜/餅・団子/朝食と夕食の関係/新鮮なものを食べること/陰気が滞ると毒を含む/害のある陰物を食べるな/瓜を食べる時期/火の毒を除去する/茄子の食べ方/胃弱者の根菜調理法/大根は上等な野菜/すずなの食べ方/体を冷やす果物に注意/病気のときの食べもの/豆腐の食べ方/前食・後食の関係/薬を飲んだときに食べてはいけないもの/薬を飲んだときは淡白なものを/甘い野菜の食べ方/はじかみと眼病/醤油で煮た豆腐などが冷めたら食べない/腹が嗚るとき/酒気が消えてから飲食するもの/硬い鳥獣肉の調理法/胃を丈夫にする鮒の薄切煮/熟していない果物は種に注意/食前・食中・食後は楽しく/食事は腹が空っぽになってから/数口減らす心がけ/湯茶の飲みすぎに注意/日本人は大食いに向かない/果物は空腹時には食べない/疲れたときは食べない/多飲・多食は短命のもと/病人は囗の中で味わう場合も/多食禁止の食べもの/老人・虚弱者によくないもの/普通の人にもよくないもの/食養(食事療法)/食い合わせ(禁忌)一覧/薬を飲んだら食べられないもの/畑の菜はよく洗うこと
    〇飲 酒
    酒は薬にも毒にもなる戸人酒飲みへの戒め/朝晩の食後に飲む酒/熱酒・冷酒より温酒/温め直した酒は飲むな/客に酒を強要しないこと/混じり気のない酒が一番/酒は百薬の長/酒と一緒に飲食してはいけないもの/焼酎の飲み方
    〇飲 茶 煙草付
    薬の効果と害/茶の主な特徴/吸い物・湯茶を多く飲まない/薬と茶を煎じる水の選び方/茶を煎じる方法/食が進む奈良茶漬け/煙草は害が多い
    〇慎色欲
    色欲をむさぼるな/年齢と性交回数の関係/若者は性欲を抑えよ/二十歳未満は性交を慎め/房中補益説/性欲と賢気の関係/厳守すべき性交渉禁止事項/小便を我慢するな/妊娠したら禁欲せよノ人体の本源は脾臓と賢臓
    ◆巻第五
    〇五官
    心は体の主君、五官は心の家臣/居室は南向きの部屋/東枕で寝る/正座・あぐら・椅子の使い分け/部屋の備品の装飾は不要/横向きに寝ること/寝るときの姿勢/囗をあけて眠るな/ツボ押し健康法/導引の法とは/これが導引の法だ/ふくらはぎ・足の甲と指の導引法/導引・按摩をしてはいけないとき/髪の毛の梳り方/足の裏と指を刺激する/腎臓の上と足の裏をさする/寝る前に塩茶でうがいする/用がないときは目をつむる/炬燵のあたり方/厚着の害に注意/足のしびれ、こむら返り対策/頭を温めるな/薄着で寒風を防ぐ方法/四十歳すぎたら眼鏡/八十三歳で虫歯なし“益軒流健康法”/歯を三十六回叩く/硬いものを歯で割るな/爪楊枝の使い方/就眠中のうちわ風は禁止/熱い湯は歯に悪い/食後は仰向けになるな/食後の消化をよくする按摩/七竅は常に閉ざす/京炬燵の使い方
    〇二便
    大便・小便は早く排泄する/便秘の人は小出しでよい/神社に向かって小便するな
    〇洗浴
    入浴は十日に一回/熱湯浴は禁止/洗髪は五口に一回/温湯に短時間入浴する/食前の入浴は不可/入浴の仕方/下痢・腹痛に効く温浴/傷があるときの入浴は危険/入浴後は風にあたるな/生理中は洗髪禁止/湯治の心得/湯治の注意/海水で入浴するには/汲み湯
    の効能
    ◆巻第六
    〇慎病
    小欲は大病のもと/少し治ったときが危ない/一時的な快適さに騙されるな/初めに慎めば後の不安はない/内欲を抑え、外邪を防ぐ用心が大切/病気を心配せず養生の道に励め/湿気は恐ろしい/傷寒に注意/中風は大酒飲みに多い/春の夜寒を警戒すること/猛暑でも冷やしすぎは禁物/四月は色欲を慎む月/夏の病気に注意/夏バテに効く漢方薬/古井戸に入るときの注意/灸は残暑が去ってから/冬は暖の取りすぎに注意/冬至は休養の日/冬の按摩・針・灸は避ける/大晦日にやるべきこと/熱食して発汗したら風にあたるな/負傷者への手当て方法/遠出するときの防寒対策/冷えた体を急に暖めるな/急死防正の準備を怠るな/怪異・怪奇に迷うな
    〇択医
    「庸医」という薮医者/医道を極めるには三代かかる/儒書の学力と易の理論が必要/福医必ずしも良医ならず/医は意なり/小人医になるな、君子医を目指せ/お金はあとからついてくる/医道一筋という生き方/名医と賤医を判別せよ/医学十年・医術十年で一人前/俗医・草医に注意/医者の本分とは/薮医者にかかって死ぬ/博と精/日本の医学だけで満足するな/医者はまず学ぶこと/医は仁術/医道の温故知新/名医と藪医者の違い/金持ちや権力者に媚を売るな/儒者は医学にも精通/医学生の必読書/二人の大家/日本初の医書『医学大全』/似た医書は何冊もいらない/医者は多くの医書を読め/龔廷賢の書の注意点/医者の心がけ/同病でも同薬とは限らない/医術の三つの要点/上医・中医・下医の違い
    ◆巻第七
    〇用薬
    薬には気を偏らせる毒がある/薬を乱用するな/良医には臨機応変・温故知新が必要/食補は薬補に勝る/薬の乱用が死を招く大柄気はかかり始めが大事/長生薬など存在しない/薬は「薬性」と「製法」に注意/煎じ方は二種類(利薬と補薬)/薬の量が中国より少ない理由/薬の分量は増減してよい/利薬の分量/補薬の分量/婦人薬の分量/小児薬の分量/利薬・補薬を煎じる水の量/人によって違う補薬の使い方/大柄な人・小柄な人の薬の量/小児用の薬の分量/古い法に縛られるな/日本人に適した薬の量/煎じ薬に加える四つの味/泡薬の法とは/日本独自の「泡薬」/補湯は「熟」、利薬は「生」で/補湯・補薬服川中の注意/利薬は即効性のある薬/丸薬・散薬・煎湯・泡薬/薬の飲み方/煎じる人を選べ/病状の違いと服薬法/日中の薬調剤法の違い/朝鮮の煎じ方は中国流/煮敵という独自の煎じ方法/中国人より量が少ない理山戸生姜の使い方/棗の使い方/日本人は淡白で軽食/薬は汲みたての水で煎じる/煎じ滓は二度使いしない/生姜の使い方/薬に適した棗の果実とは/薬を飲むとき食べてはいけないもの/補薬と利薬を煎じる火力の違い/補湯と利湯の量の違い/薬を煎じるから薬罐/利薬の飲み頃は煮え花/解毒薬は冷水で煎じる/食中毒の救急法/酒を加えるタイミングノ腎臓の働きと薬/上焦・中焦・下焦の違い/丸薬のサイズは大中小/薬は秤で量って調合/香も養生のうち/悪臭を消すには/便秘のあれこれ/丸薬より早く効く線香薬
    ◆巻第八
    〇養老
    老いた親につくせ/幼児に接するような配慮が必要/老人にふさわしい生き方/老後の一年は若い頃の十年に相当/老親は制欲し、子は親を怒らせない/元気を出し惜しみせよ/気を減らすな/親の心志を養い、口腹を養う/老人は夏冬を警戒せよ/老人に不向きな食べもの/老親を寂しがらせるな/時々は心を解き放て/無理をするな/高齢者の一年は若者の一月/死ぬまで毎日楽しめ/老人はやることを減らせ/朱子の食養訓/悪天候の日は静養/老人の多食は危険/薬より食事療法/間食は控える/日々を楽しく送る/老後の楽しみ方/俗世を忘れる時間を持つ/一に静養、二に静養/楽な姿勢で座る
    〇育幼
    三分の飢えと寒さが大事/小児を丈夫にする方法/益軒の弟子の養育書
    〇鍼
    「鍼」とは何か/弱い年寄りには優しく
    〇灸法
    灸の効用/灸のつくり方/もぐさの名産地「伊吹山」/灸の大小と据え方士灸の着火方法/灸を据える原則/灸をしてはいけないとき/灸後の食事の注意点/体が弱い人は少なめに/灸瘡をどうっくるか/「敏感点」と呼ばれるツボ/少しずつ毎日続ける世間流/禁針日・禁灸日を信じるな/小児への灸の注意点/破への灸は禁止/虚弱者は一一月・八月に灸/灸は要穴にする/突然死の危機を脱する灸/老衰した人の灸の壮数/「ひねりもぐさ」と「切りもぐさ」/腫れものの灸治療法/灸は午後にする
    養生訓の後記
    解説―貝原益軒、人生の七つの転機(訳者 城島明彦)