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書誌詳細
ホッブズ : リヴァイアサンの哲学者
- 著者名田中浩著
- 出版者岩波書店
- 出版年2016.2
貸出・返却・予約状況
- 貸出状況
貸出可能
- 所蔵数1
- 貸出可能数1
- 予約数0
- 貸出累計0
所蔵事項
- 登録番号0071486
- 請求記号IS//1590
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書 - 一般図書
- 所蔵館本館
- 配架場所
文庫・新書
- 所蔵状態所蔵点検済
書誌事項
- 書名ホッブズ : リヴァイアサンの哲学者
- 書名ヨミホッブズ
- 注記参考文献: p161-162
ホッブズ年譜: p163-166
- 件名Hobbes, Thomas, 1588-1679
Hobbes, Thomas(1588-1679)
- 目次はじめに ホッブズとはだれか
第一章 危機の時代の申し子、ホッブズ
「危機の時代」や「変革期」に大思想家が現れる/『自伝』とオーブリーの『名士小伝』/幼年時代/オクスフォード大学時代
第二章 ホッブズ政治学の確立
キャヴェンディッシュ家へ/古典と歴史研究/第二回・第三回の大陸旅行/哲学体系の構築へ/ホッブズ、最初の政治学書『法の原理』を書く/「制限・混合王政論」と「国王大権論」/なぜ『法の原理』を執筆したのか/『法の原理』の内容/「人間」が中心/ホッブズ政治学のエピクロス的性格/ホッブズ政治学の特徴(1)―「人間」中心/ホッブズ政治学の特徴(2)―生命の安全(自己保存)/ホッブズ政治学の特徴(3)―「自然状態」/ホッブズ政治学の特徴(4)―自然権の放棄と社会契約/ホッブズ政治学の特徴(5)―コモンウェルスと主権者の設立/ホッブズ政治学の特徴(6)―政治と宗教の問題
第三章 近代国家論の生誕
亡命第一号/『市民論』の出版/パリの亡命宮廷/聖職者たちに嫌われる/帰国の準備/近代国家論の生誕―『市民論』と『リヴァイアサン』/生命と安全を守る方途/『市民論』―「社会契約論」と「国家の宗教からの解放」/「社会契約論」の再生/ホッブズとフィルマー/サラマンカ学派/カルヴァン主義の「抵抗権」理論/ホッブズが参照した政治思想/国家の宗教からの解放/主著『リヴァイアサン』/『リヴァイアサン』の構成/「主権者(代表)には強い力を与えよ」/議会政治と民主主義/「主権者(代表)には抵抗してはならない」/「国家と宗教」の問題が重視されたのはなぜか/キリスト教の政治学と「自然法」/旧約聖書と新約聖書/「教会」とはなにか/「神」と「人間」(国家)の命令とが対立するとき/「暗黒の王国」とはなにか
第四章 『リヴァイアサン』の後衛戦
帰国後の研究活動/『物体論』と『人間論』/ホッブズの交友関係/チャールズ二世の帰還/ロンドンでの研究生活/身辺のトラブル/ホッブズを支えた人びと/ロンドンからチャツワースへ/ホッブズの死
第五章 近代政治思想史上におけるホッブズの意義
イギリスの「二つの革命」と民主主義思想の形成―ピューリタン革命から名誉革命へ/ハントン、ハリントン、ロック/プーフェンドルフ/スピノザ/ルソー/ペインとベンサム/カントとヘーゲル/ドイツと日本の「民法典論争」/トレルチとマン/ヴァイマル共和国はなぜ崩壊したか/シュミットの「全体主義国家論」/福沢諭吉と加藤弘之/社会進化論の波及
おわりに なぜいまホッブズなのか
参考文献
ホッブズ年譜
あとがき