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書誌詳細
医療的ケア
- 著者名中川義基, 川村佐和子編
- 出版者法律文化社
- 出版年2016.1
貸出・返却・予約状況
- 貸出状況
貸出可能
- 所蔵数1
- 貸出可能数1
- 予約数0
- 貸出累計2
所蔵事項
- 登録番号0071437
- 請求記号S 00//N 77//4
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書 - 一般図書
書誌事項
- 著者名中川義基, 川村佐和子編
- 著者ヨミナカガワ,ヨシキ
- 目次刊行の辞
テキスト刊行の趣旨
はじめに
第1章医療的ケアとは
1はじめに
第1節 医療行為とは何か
1司法判断:医師が行う医行為 診療補助行為と医業類似行為 なぜ本人や家族による医行為は許容されるのか
2行政判断:医行為に関する行政判断 医行為に関わる混乱や矛盾の例
第2節「喀痰吸引等」の医療的ケア
1「喀痰吸引等」の法定化:「喀痰吸引等」の法定化に至る経緯 「喀痰吸引等」の法定化
2「喀痰吸引等」制度の概要:「喀痰吸引等」の範囲 2つの資格 「喀痰吸引等」のカリキュラム 「喀痰吸引等研修」の修得審査 登録事業者
3「喀痰吸引等」に係る連携:「喀痰吸引等」に係る連携 「喀痰吸引等」の適応事業と報酬
第3節医療過誤と無資格者による医業
1医療過誤:民事責任 刑事責任 行政責任
2無資格者が医行為を行った場合
第4節医療行為に関わる問題の本質
1問題の本質:医行為ではない行為の例示 測定・検査について 治療・処置について 問題の本質
2合理的解決策:安全第一 要介護者のニーズ 重要なのはコンピタンス
第2章吸引・経管栄養
はじめに
第1節口腔内・鼻腔内・気管カニューレ内部の吸引
1口腔内吸引:口腔内吸引の目的と必要性 看護職との連携 口腔内吸引の実際 口腔内吸引時のリスクと安全確保 緊急時(急変・事故)の対応
2鼻腔内吸引:鼻腔内吸引の目的と必要性 鼻腔内吸引の実際 考えられるリスク
3気管カニューレ内部の吸引:気管カニューレ内部の吸引の目的と必要性 痰の吸引に伴うケア気管カニューレ内部の吸引の実際 考えられるリスク 人工呼吸器装着者に必要な支援
第2節経管栄養
1消化器官系のしくみと働き:消化器系器官の役割と機能 嚥下のしくみ 消化と吸収によくみられる消化器症状
2経管栄養法とは:経管栄養が必要な状態 経管栄養のしくみと種類 経管栄養で注入する栄養剤(流動食)とその種類
3経管栄養法の技術と実際:経管栄養の必要物品 必要物品の清潔保持 経管栄養の手順の実際 子どもの経管栄養
4経管栄養によって生じる危険と対処:経管栄養法の留意点・医療職との連携の重要性 具体的な対処の仕方
5経管栄養による感染症とその予防:消化器感染について 経管栄養法における感染の予防 口腔ケアの重要性
第3章医療的生活支援技術:医行為ではないとされる11項目の実践
はじめに
第1節バイタルサインとパルスオキシメータの測定
はじめに:介護福祉士が行うことのできるバイタルサインの測定とは バイタルサインとは
1体温:体温とは 体温調節のしくみ 体温計 体温測定方法
2脈拍:脈拍とは 心臓の構造と心臓拍動の調節のしくみ 脈拍の測定脈拍の観察
3呼吸:呼吸とは 呼吸の構造と働き 呼吸運動 呼吸の測定 呼吸の観察
4血圧:血圧とは 血圧の高さを調節するもの 最高血圧と最低血圧血圧計の種類 血圧の測定
5パルスオキシメータ:パルスオキシメータとは パルスオキシメータでの測定の実際測定の留意点 パルスオキシメータでの測定のリスクと医療職との連携
第2節創傷の処置とガーゼ交換
はじめに:介護福祉士の行うことのできる創傷処置とガーゼ交換とは
1創傷部の処置の目的
2ガーゼ交換の目的
3清潔操作
4創傷処置,ガーゼ交換の実際
5医師の判断を伴うガーゼ交換(気管カニューレ,褥瘡):気管カニューレ部位 褥瘡部
6考えられるリスクと医療職との連携
第3節服薬に関する支援
はじめに:介護福祉士の行うことのできる医薬品の使用の介助とは
1意義
2薬の理解:適用方法の種類 薬の動態 薬の作用薬の保管方法与薬時の留意点
3与薬の支援:日常生活への影響 身体状況に応じた支援 経口与薬口腔内・舌下与薬経皮与薬点眼点鼻
4グリセリン浣腸・坐薬の支援:グリセリン浣腸 坐薬
5職種間の役割と連携:医師の役割 薬剤師の役割 看護師の役割 介護福祉士の役割
第4節清潔に関する支援
1爪切り
はじめに:介護福祉士が行うことのできる爪切りとは:爪切りの目的糖尿病のある人の爪切り 爪切りの実際 医療職との連携
2口腔ケア
はじめに:介護福祉士が行うことのできる口腔ケアとは 口腔ケアの目的 口腔ケアの実際 口腔ケアに伴うリスク 職種間の連携
3耳垢の除去
はじめに:介護福祉士が行うことのできる耳垢除去とは耳垢除去の目的と必要性耳垢除去の実際 考えられるリスク 医療職との連携
第5節排泄に関する支援
1パウチにたまった排泄物の除去
はじめに:介護福祉士が行うことのできるパウチにたまった排泄物の除去とは 人工肛門・尿路(ストマ)パウチにたまった排泄物の除去の目的 パウチにたまった排泄物の除去の実際 考えられるリスクと医療職との連携
2自己導尿
はじめに:介護福祉士が行うことのできる自己導尿の補助とは自己導尿とその目的自己導尿の補助の実際自己導尿補助のリスクと医療職との連携
確認コーナー解答
索引