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書誌詳細
交響する都市と農山村 : 対流型社会が生まれる
- 著者名沼尾波子編著
- 出版者農山漁村文化協会
- 出版年2016.3
貸出・返却・予約状況
- 貸出状況
貸出可能
- 所蔵数1
- 貸出可能数1
- 予約数0
- 貸出累計0
所蔵事項
- 登録番号0073920
- 請求記号318.6//D 57//4
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書 - 一般図書
書誌事項
- 書名交響する都市と農山村 : 対流型社会が生まれる
- 書名ヨミコウキョウスルトシトノウサンソン
- 出版地東京
- 出版者農山漁村文化協会
- 出版年2016.3
- ページ231p, 図版 [4] p
- サイズ21cm
- 件名地域開発
山村
農村 -- 日本
都市
地域開発 -- 日本
都市 -- 日本
農村 -- 日本
山村 -- 日本
- 目次はじめに
序章 都市と農山村の新たな関係
1 20世紀型「都市の時代」の終焉
2 大都市における少子高齢化
3 深刻化する大都市の格差と貧困
4 「機能」から「関係」へ
5 本書の構成
第Ⅰ部 農山村が開く、都市が開く
第1章 わらび座の理念と都市・農村のくらし
1 63年前、東北に憧れ、秋田に住み着いたパフォーマーたち
2 減反政策に揺らぐ農村に、都会の中学生の「大地讃頌」が響いた
3 感動は双方向、「都市と農村」互いに交わし合ってきたこと
4 都会の子どもたちとの交流が人と地域に変化をもたらした
第2章 都会っ子との出会い――開かれた農家生活・開かれた農村の始まり
1 都会っ子たちがやってきた
2 農家の「父さん」「母さん」に自信がついた
3 都会っ子たちにも変化
4 各農家から地域への影響
5 農家民宿の始まり
6 グリーンツーリズムの展開
7 進む交流のグローバル化
8 都市・農村交流のこれから
第3章 秋田「学習旅行」38年の歩み
1 和光中学校の「学習旅行」
2 秋田という地域―農村との出会い
3 生徒の心を揺さぶる秋田学習旅行―真剣な大人との出会い
4 自律と自治を学ぶ
5 農山村・秋田を通じた学びの創出
第4章 学習旅行から米の産直への発展
1 「もう、来年は農家やってないかもしれません」
2 継続的な産直バザーの仕組みをつくる
3産直バザー8年間の歩み
4 「教育理念が反映された学生食堂をもつ学校」を目指して・
5 発展拡大し続ける産直のはずがどうして?
6 産直バザーのこれまで―四つの関係の変化
7 産直バザーのこれから-MY農家/都市と農山村の交響へ
第Ⅱ部 都市と農山村を往来する若者たち
第5章 都市の子育て・島の子育て――「子宝日本一」の町より
東京でカルチャーショック/最初の担当地は徳之島
長寿と子宝の島・徳之島/お祝いが醸成する“ここにいていい”という自尊心
子どもが子どもの面倒をみる/いろんな人に抱っこされながら育つ
奨励される子どものための休暇/すべてがサービス化された東京での子育て
自然とのかかわりのなかでしか育まれない生きる力
戦後日本が目指してきた豊かな社会
豊かに生きていくための資源を比較すると
奄美群島の「子は宝」という価値観
20世紀型価値観を飛び越える子育て世代
都市と島をつなぐ海士町の取り組みに学ぶ/私たちの子育て
第6章 職・食・住と暮らしの安心をつくる――農村の文脈・都市の文脈
多職で生きていくということ/書店の手伝いをとおして信用商売を学ぶ
「豆で達者なむら」、福島県鮫川村にかかわる
農家の連携によって保たれる里山の自然と暮らし
農家一人ひとりが最高の先生
100年先を見通す目が自然に寄り添う暮らしをつくる
緑のふるさと協力隊員として福井県池田町へ
農村の生活が醸成する豊かさとは
農村とつながることで都市における仕事のあり方を変える
すみだと農村をつなぐヤッチャバ/都市で能動的な暮らしを構築するために
「その先にあるもの」とは「かつてあった暮らしのかたち」
第7章 アウトサイダーなバンドマンなりに思う、これからの地方創生
バンドマンたちの理想論から、33名の移住が実現
中島への移住者を増やす取り組み/地方と都市部の2拠点体制による強み
「地方での暮らし」「都市部での暮らし」とは何なのか?
都市部匹地方ではなく、地域の多様性を発揮できる社会づくりを
居住地の選択をもっと気楽に/激化する人口減少社会で起こる逆転現象
第Ⅲ部 都市と農山村を取り結ぶ
第8章 若者たちを地域につなぐ--人づくりを担う中間支援組織として
1 「緑のふるさと協力隊」がつなぐもの
2 協力隊制度
3 都市の暮らしと農山村の暮らしのギャップを埋める
4 若者たちを地域につなぐ仕組み
5若者育てはムラ育て―農山村の教育力
6農山村と若者たちを見つめて
第9章 東京から地方を応援するご当地交流サロンの運営
1 全国うまいもの交流サロン「なみへい」を始めたきっかけ
2 「なみへい方式」に行き着くまで―県から市町村単位へ
3 なみへいの挑戦―大ロットから小ロットの目に見える流通と素材の「売り」
4 一人ひとりとつながる技術をもつ―ITの活用
5 料理と食材の間のジレンマを超えて―料理人との関係
6 小規模店舗との連携-そして課題
第10章 都市自治体と農山村自治体の協働
1 遠隔自治体間連携という協働の「かたち」
2 世田谷区と川場村の縁組協定
3 新たな協働の「かたち」を切り拓く試み
4 都市・農山村をともに豊かにする遠隔連携による協働の「かたち」へ
終章 都市と農山村の響き合う関係に向けて
1 都市と農山村の連携を通じて開いたもの
2 農山村から都市へ、都市から農山村への往来
3 都市と農山村を取り結ぶ「通訳者」
4 都市と農山村を取り結ぶ政策-響き合うために