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書誌詳細

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ソーシャルワーク実践における社会資源の創出 : つなぐことの論理

  • 著者名狭間香代子著
  • 出版者関西大学出版部
  • 出版年2016.2

貸出・返却・予約状況

  • 貸出状況 貸出可能

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数1
  • 予約数0
  • 貸出累計6

所蔵事項

  • 登録番号0072513
  • 請求記号S 60//H 49
  • 貸出区分通常
  • 蔵書区分図書 - 一般図書
  • 所蔵館本館
  • 配架場所 福祉
  • Map
  • 所蔵状態所蔵点検済

書誌事項

  • 書名ソーシャルワーク実践における社会資源の創出 : つなぐことの論理
  • 書名ヨミソーシャルワークジッセンニオケルシャカイシゲンノソウシュツ
  • 著者名狭間香代子著
  • 著者ヨミハザマ,カヨコ
  • ISBN9784873546230
  • 出版地吹田
  • 出版者関西大学出版部
  • 出版年2016.2
  • ページxi, 169p
  • サイズ21cm
  • 注記文献: 各章末
  • 件名障害者福祉
    ケース・ワーク
    ソーシャルワーク
  • 内容はしがき
    第1章 環境のストレングスと社会資源の創出
    はじめに
    I.人と環境の捉え方
     1.「人:環境の適合」の概念 -ライフモデルの捉え方一
      (1)エコロジカル視点の登場
      (2)エコロジカル視点の基本的枠組み
     2.環境のストレッサーと応答性
      (1)環境の応答性
      (2)環境ストレッサーと支援スキル
    Ⅱ.ジェネラリスト・ソーシャルワークと社会資源の創出
     1.ジェネラリスト・ソーシャルワークの基本的枠組み
     2.ジョンソンらのジェネラリスト・ソーシャルワーク
     3.マイリーらのエンパワリングアプローチ
    Ⅲ.ストレングスアプローチと社会資源の創出
     1.ストレング視点の立場
      (1)環境の中の目立たないもの
      (2)コミュニティの一般的な社会資源
      (3)資産一基盤のコミュニティづくり
     2.人一環境のソーシャルワーク実践と環境介入
    Ⅳ.コミュニティソーシャルワークと社会資源開発
     1.コミュニティソーシャルワークの基礎概念
      (1)コミュニティソーシャルワークの起源
      (2)コミュニティソーシャルワークの意味と機能
     2.社会資源開発の方法
    V.社会資源開発に関する課題
     1.ソーシャルワークの機能と社会資源開発に関する課題
     2.社会資源開発の方法の基底にある視座の違い
     3.社会資源の開発と創出
    おわりに
    第2章 基幹相談支援センターの機能と役割
    はじめに
    I.相談支援をめぐる障害者福祉制度の動向
     1.支援費制度から障害者総合支援法へ
     2.相談支援事業の制度化
     3.障害者ケアマネジメントの導入
    Ⅱ.基幹相談支援センターの制度化
     1.基幹相談支援センターの法的根拠
     2.基幹相談支援センターの現状
      (I)基幹相談支援センター設置の現状
      (2)大阪府内の現状
     3.基幹相談支援センターの課題
    Ⅲ.基幹相談支援センターの役割に関する質的調査
     1.研究方法
      (1)概要
      (2)調査方法
      (3)分析方法
      (4)倫理的配慮
     2.研究結果
      (1)情報を集約する
      (2)行政と民間の間をつなぐ
      (3)谷間をつなぐ
      (4)全体的な流れ
    Ⅳ.求められるジェネラリストの役割
     1.相談支援の基本的役割
      (1)総合的相談支援の機能
      (2)専門的相談支援の機能
      (3)地域連携の機能
     2.総合相談の機能
      (1)総合相談の機能と米国のADRCsシステム
      (2)地域包括支援センターの役割と総合相談
     3.求められるジェネラリスト性
      (1)ジェネリックかスペシフイックか
      (2)ソーシャルワークの統合化とジェネラリスト性
      (3)基幹相談支援センターの相談機能とジェネラリスト・ソーシャルワー
    おわりに
    第3章 基幹相談支援センター相談員の社会資源創出プロセス
    はじめに
    I.研究方法
     1.調査方法
      (1)調査協力者について
      (2)インタビュー内容
     2.分析方法
     3.倫理的配慮
    Ⅱ.調査結果
     1.全体像
     2.社会資源の境界スペクトラム
      (1)境界線の背景化
      (2)制度/非制度の区分
      (3)境界線の柔軟な移動
       1)普通にある社会資源とつなぐ
       2)事業者の間をうめる
     3.つなぎ力の強化プロセス
      (1)相談員の持つ社会資源の活用
      (2)相談員に必要な調整力
      (3)社会資源情報の共有
    Ⅲ.結果の考察
     1.調査結果のまとめ
     2.既存のソーシャルワークアプローチとの関係
    おわりに82
    第4章 ジェネラリスト実践におけるエンパワリングアプローチと社会資源の創出
    はじめに
    1.ジェネラリスト実践の機能と役割
     1.介人次元のとらえ方
     2.ソーシャルワーカーの役割と機能
     3.協働的アプローチのソーシャルワーク機能
     4.エンパワリングアプローチのソーシャルワーク機能
      (1)コンサルタンシーの機能
      (2)社会資源マネジメントの機能
      (3)教育の機能
    Ⅱ.ストレングス視点とエンパワメント
     1.ストレングスとエンパワメントの関係
      (1)ストレングス視点の意味
      (2)エンパワメントが目指すこと
     2.エンパワリングアプローチの援助プロセス
      (1)対話の段階
      (2)発見の段階
      (3)開発の段階
    Ⅲ.社会資源の発見と活性化98
     1.社会資源の発見
     2.社会資源の活性化
      (1)活性化とは何か
      (2)コンサルタンシー機能と社会資源の活性化
      (3)社会資源マネジメントと活性化
    IV.アライアンスによる社会資源の生成
     1.アライアンスの形態
      (1)クライエントグループの形成
      (2)自然発生的なアライアンス
      (3)ケースマネジメントによるアライアンス
      (4)組織間および専門職間のアライアンス
     2.社会資源開発とリンケージ
    おわりに
    第5章 社会資源の創出とつなぐ役割
    はじめに
    I.ソーシャルワークの役割と機能の分類
     1.ソーシャルワークの役割と機能
     2.つなぐ役割の特徴
    Ⅱ.リンケージの基本的機能
     1.リンケージの基本的枠組み
     2.リエゾンの過程
      (1)接触の段階
      (2)リエゾンシステムの構築と継続
     3.リンキングの調整スキル
    Ⅲ アライアンスの構築と類型化
     1.アライアンスの構築
     2.アライアンスの諸形態
    IV.ソーシャルサポートネットワークとリンケージ
     1.客観的環境と主観的環境
     2.ネットワーク・コンサルタントの役割
     3.自然発生的な援助者
     4.ソーシャルネットワークの促進
    Ⅴ.社会資源創出におけるリンキングの課題
      1.リンキングスキルと環境の多次元性
      2.ソーシャルワークプロセスとリンキングスキル
      3.リンキング対象のフォーマルノインフォーマル性
    おわりに
    第6章 社会資源の剔出とつなぐことの論理
    はじめに
    I.社会資源の分類/非分類
     1.社会資源の分類
     2.コミュニティソーシャルワークにおける社会資源の分類
    Ⅱ.つなぐ役割における対象の二重性
     1.つなぐ役割と対象の二重性
     2.つなぐ役割とスキルの二重構造
    Ⅲ.縁起の思想とレンマの論理
     1.つなぐことと「縁」
     2.ロゴスの論理と形式論理学
     3.レンマの論理とは何か
      (1)テトラレンマの思想:即の論理
      (2)縁起思想と相依相待
      (3)即非の論理
     4.風土学とレンマの論理
      (1)「あいだをひらく」論理
      (2)通態の思想
    Ⅳ.社会資源の創出:つなぐことの論理
     1.制度/非制度の区分とソーシャルアクション
     2.社会資源の境界スペクトラムとレンマの論理
      (1)境界線の移動
      (2)環境と風土の視座の違い
     3.相談員の立ち位置 一縁としての役割-
     4.ソーシャルワークにおけるロゴスとレンマの論理:通態性
    おわりに
    あとがき
    索引