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書誌詳細
原発プロパガンダ
- 著者名本間龍著
- 出版者岩波書店
- 出版年2016.4
貸出・返却・予約状況
- 貸出状況
貸出可能
- 所蔵数1
- 貸出可能数1
- 予約数0
- 貸出累計0
所蔵事項
- 登録番号0071470
- 請求記号IS//1601
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書 - 一般図書
- 所蔵館本館
- 配架場所
文庫・新書
- 所蔵状態所蔵点検済
書誌事項
- 書名原発プロパガンダ
- 書名ヨミゲンパツプロパガンダ
- 目次はじめに
序 章「欺瞞」と「恫喝」
「プロパガンダ」とは何か/ヒトラーの「反省」/日本における結実/原発プロパガンダを流布したメディア/原発プロパガンダのキャッチフレーズ/2兆4000億円の宣伝広告費/「刷り込み」を担った広告代理店/原発立地県と消費地で異なるメッセージ/東京電力広告費、膨張の歴史/原発広告の特異な二面性/広告こそ原発プロパガンダの力の源泉/原発プロパガンティストたち/原発プロパガンダの構成要素
第1章 原発プロパガンダの黎明期(1968~79)
最初の原発広告 福井新聞(68年)/福島でも原発広告の掲載開始/1974年、朝日新聞に出稿開始/電通の圧力でテレビ局を退社に追い込まれた田原総一朗氏(76年)/続々と稼働する原発/最初の警告 スリーマイル島事故と新聞出稿(79年)
第2章原発プロパガンダの発展期(1980~89)
飛躍的に増加する出稿/原発先進県 福井と福島の相違/チェルノブイリ事故を超えて (88年)/それでも出稿が伸びた東奥日報 (86年)/『広告批評』天野祐吉氏の警告(87年)/ローカルテレビ局への圧力(1)「核まいね」事件(88年)
第3章原発プロパガンダの完成期(1990~99)
洗練され完成へ向かう広告パターン/原子力PA方策の考え方(91年)/原子力ムラの広報官/原子力の日ポスターコンクールの開始(1994~2010年)/ローカルテレビ局への圧力(2)「プルトニウム元年」事件(93年)/巻原発住民投票(96年) 新潟日報の意地/推進派の宴会をスクープ
第4章プロパガンダ爛熟期から崩壊へ(2000~11)
三本柱のPR体制/意識的にニュース番組を提供/「原発はクリーンエネルギー」という虚妄/東電トラブル隠し(02年)とテレビ番組スポンサード戦略/有名人を起用したテレビ・ラジオCM/NUMOの欺瞞/有名雑誌を総なめに/東京電力福島第一原発事故によるプロパガンダの停止(11年)/福島第一原発事故の衝撃/証拠隠滅に躍起になったプロパガンディストたち
第5章復活する原発プロパガンダ(2013~)
神話の崩壊と復活への胎動/週刊新潮に掲載された原発広告/原発プロパガンダの変容/原燃と原研の欺瞞/「安全」神話から「安心」神話へ/環境省の説明/「なすびのギモン」/政府公報15段「放射線についての正しい知識を。」広告/「風評被害撲滅」という合言葉/大規模な放射線リスクコミュニケーションの展開/博報堂とADKの「変節」/復興予算と広告/突出する讀賣新聞/電力会社原発広告の復活/際立つ中部電力のメディア出稿/復活する原発広告の真の狙い/新たな錦の御旗/原発プロパガンダに抗するために/広告代理店システムと大手メディアの限界
資料(日本原子力産業協会 会員名簿)
参考文献
おわりに