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書誌詳細
匠の技の科学 材料編
- 著者名京都工芸繊維大学伝統みらい教育研究センター編
- 出版者日刊工業新聞社
- 出版年2016.3
貸出・返却・予約状況
- 貸出状況
貸出可能
- 所蔵数1
- 貸出可能数1
- 予約数0
- 貸出累計0
所蔵事項
- 登録番号0072206
- 請求記号750.21//Ky46
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書 - 一般図書
書誌事項
- 書名匠の技の科学 材料編
- 書名ヨミタクミノワザノカガク
- 著者名京都工芸繊維大学伝統みらい教育研究センター編
- 著者ヨミキョウトコウゲイセンイダイガクデントウミライキョウイクケンキュウセンター
- 出版地東京
- 出版者日刊工業新聞社
- 出版年2016.3
- 件名工芸美術 -- 日本
伝統的工芸品産業 -- 日本
- 内容はじめに
第1章 竹・木材
1 3層構造の京弓の材料選び
2 足かけ3年経た竹が京弓に使われる
3 京弓の外竹・内竹は振れば区別できる
4 桶・樽の輪竹は引張強度を常時保持できる
5 京うちわ製作の「もみ工程」における竹と水の関係
6 京提灯の美しい形を支える竹の骨
7 快適性を与える材料としての竹炭
第2章 繊維・紙
8 縄文時代から現代までつながる組紐の歴史
9 美しい光沢をもつ絹糸の仕組み
10 現代でも利用される組紐・組物技術
11 組物技術を熱硬化性樹脂複合材料の引抜成形に応用
12 生糸の特性を活かした丹後ちりめん
13 美意識に培われた和紙の多様な使い分け
14 素材と道具が奏でる高級和紙「檀紙」
第3章 塗料・接着剤
15 塗料にも接着剤にもなる漆
16 9000年に及ぶ漆の歴史は現在進行形
17 漆の色は精製工程と製法で変わる
18 漆は湿度を利用して乾燥させる
19 漆の艶を判別する熟練の職人技能
20 漆塗膜はわずかの厚みでも驚異の強度を示す
21 漆器の堅牢さを支える漆下地
22 接着剤として活用されている糊漆
23 弓の引き心地の良さを支える天然接着剤
24 表具に用いる伝統的接着剤はなぜ使われ続けるのか
25 掛軸の接着を促進する叩打技術
26 防汚糊が京友禅染の「はんなり度」に及ぼす影響
第4章 金属材料
27 旗頭は打たれて伸びる金属で表現する
28 旗頭の組立は熱せられた金属の伸びを抑えて接合
29 豆腐すくいの針金の硬さはみな同じ?
30 豆腐にやさしい豆腐すくいの形
31 熟練者の作る豆腐すくいが腐食しにくいのはなぜか
32 平坦平滑な金属断面を作り出す熟練者の研磨作業
33 刺身の美味しさを決める包丁の研ぎ方
34 いけばなを良好に保つ鋏の魅力
35 蒔絵に使用する金属粉には何百もの種類がある
第5章 土・焼き物
36 京瓦の最高峰「本ウス」に使われる粘土と仕上げ方法
37 京瓦の表面の美しさは磨きによって得られる
38 身近な素材「土壁」に秘められた四つの魅力
39 土壁はなぜサビ壁になるのか? なぜ強いのか?
40 土壁・瓦のはたす調湿・防水機能
Column 梅花皮模様は世界で一つ
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