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書誌詳細
憲法と政治
- 著者名青井未帆著
- 出版者岩波書店
- 出版年2016.5
貸出・返却・予約状況
- 貸出状況
貸出可能
- 所蔵数1
- 貸出可能数1
- 予約数0
- 貸出累計0
所蔵事項
- 登録番号0071496
- 請求記号IS//1606
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書 - 一般図書
- 所蔵館本館
- 配架場所
文庫・新書
- 所蔵状態所蔵点検済
書誌事項
- 目次第一章 私たちは何を目撃したのだろう
「改憲機運」の醸成/舵が切られている/自民党への政権交代後に/内閣法制局長官人事/安保法制懇報告書と安倍首相の会見/7月1日閣議決定/成立した安保法制/「憲法守れ!」と「でも必要でしょ?」/国家・家族・個人と一体となった「国がら」/「道理」と近代立憲主義/私たちの社会の中での「個人の自由」
第二章 憲法九条と安保・外交政策
国際法における到達点/実力の統制/支えてきたもの/論理による統制/自衛隊をめぐる特殊性/何ができるか―ルールと例外/「例外として許される武力行使がある」/個別的自衛権と集団的自衛権の関係/「武力の行使に当たらないからできる」/転換―2014年7月1日閣議決定/「我が国の存立」/昭和47年見解/砂川事件/国民の生命、自由及び幸福追求の権利
第三章 限界に達している
「国連平和維持活動」(国連PKO)/武力行使一体化論/武器等防護/米軍とセルフ・ディフェンス/憲法論と国際法論/「政府が判断する」?/国家と誠実さ/条約改定手続きなしに変わってきたこと/ガイドラインとは何なのか/ガイドラインの経過と「日米同盟」の変質/「トモダチ作戦」/米軍再編/同盟調整メカニズム/自治体や民間の「能力活用」/特定秘密保護法/「日米同盟の深化」と特定秘密保護法/「国際約束に関する規定」をめぐって/特定秘密保護法の目的/統合幕僚監部の内部文書/文民統制/文民統制をめぐる政府解釈
第四章 平和と想像力、武器と紛争
「人間の破壊力」と政府の行為/「聞け野人の声」/女性・平等・戦争/武器・ビジネス・紛争/大きく変化する武器輸出/禁輸政策を振り返る―三原則の意味/政策の転換へ/「国連憲章を遵守するとの平和国家としての基本理念」/禁輸政策がもたらしたこと/「武器輸出三原則」を再確認するために
第五章 国会の責務
国会の軽視/2015年夏の強行採決/政治と議院の自律/政治過程と法/国会の威信の回復と「他律」
第六章 憲法解釈と裁判所
やってはいけないことだった/内閣法制局と「解釈の一義的確定性」/2015年の事態とその検証/違憲審査と憲法判断/憲法訴訟とはなにか/立法行為と国家賠償請求訴訟/安保法制違憲訴訟/砂川事件最高裁判決/政治と裁判所と市民
おわりに あきらめない/沖縄
あとがき
参考文献