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書誌詳細
その症状、本当に認知症ですか
- 著者名神谷達司著
- 出版者扶桑社
- 出版年2016.5
貸出・返却・予約状況
- 貸出状況
貸出可能
- 所蔵数1
- 貸出可能数1
- 予約数0
- 貸出累計1
所蔵事項
- 登録番号0072795
- 請求記号S 05//Ka39
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書 - 一般図書
書誌事項
- 書名その症状、本当に認知症ですか
- 書名ヨミソノショウジョウホントウニニンチショウデスカ
- 目次第1章 認知症とはどんな「病気」か
「認知症」=“アルツハイマー病”は間違い
日常生活に支障が出なければ認知症ではない
「認知症によるもの忘れ」と「加齢によるもの忘れ」の違い
「治る認知症」と「治らない認知症」
65歳以上の人の約13パーセントが「軽度認知障害」
「四大認知症」の【診断】と【症状】
〈アルツハイマー病〉
〈レビー小体型認知症〉
〈脳血管性認知症〉
〈前頭側頭葉変性症〉
第2章 認知症は、なぜ誤診されるのか
認知症とよく似た症状が出る病気は数多くある
盲点!認知症の中での誤診
「認知症」と誤診されていた患者数は全国で一年間に3583名
〈うつ病〉なのに〈アルツハイマー病〉と誤診
入院がきっかけで〈アルツハイマー病〉になった?
〈アルツハイマー病〉と「せん妄」を鑑別するうえでの重要なポイント
〈てんかん〉か〈アルツハイマー病〉か―脳波検査で一目瞭然
〈アルツハイマー病〉と〈脳血管性認知症〉とでは治療薬が異なる
誤診の原因は、見逃された「持病」にあり
「治る認知症」なのに、「治らない認知症」と診断されていたケース
〈アルツハイマー病〉と誤診されやすい〈甲状腺機能低下症〉
認知症患者の10~30パーセントが「治療可能な認知症」
「幻覚」があれば〈レビー小体型認知症〉か?
〈認知症を伴うパーキンソン病〉と〈レビー小体型認知症〉は「一年ルール」で区別
「セカンドオピニオン」のすすめ
第3章 急務!「専門医」と「かかりつけ医」の連携
2025年には約675万人、高齢者の5人に1人が“認知症”に
毎年18万人増える患者を2000人の専門医で診ることは困難
専門医の不足を「かかりつけ医」が補う国の施策
患者さん自身が誤診を防ぐためにできること
「認知症初期集中支援チーム」を全市町村で設置
高齢者の暮らしで困ったときには「地域包括支援センター」へ
「メタボ健診」と一緒に行うことで受診しやすくした「認知症検診」
草加市・八潮市オリジナルの「脳の健康度チェック票」
「認知症検診」を受けた24パーセントに〈認知症〉が見つかる
立体図の模写ができない:〈アルツハイマー病〉の典型例
認知症だと「思い込む」のは〈うつ病〉の人に多い
認知症は「精密検査」を受けてはじめて診断される
全国で注目される草加市・八潮市の取り組み
第4章 認知症薬の服用を継続すべき理由
認知症も“高血圧症”と同じく「完治」だけが治療ではない
“アルツハイマー病”には四種類の「治療薬」がある
「作用」が異なるため併用可能な薬
「抗アルツハイマー病薬」だけで効果がない場合
進行を遅らせるだけの薬じゃ意味がない?
〈レビー小体型認知症〉には一種類の薬のみが保険適用に
〈脳卒中〉の再発を防ぐことが認知症進行防止に
〈前頭側頭葉変性症〉には「抗うつ薬」が有効
その人に寄り添う「パーソン・センタード・ケア」
第5章 認知症の発症リスクはこうすれば下げられる!
認知症は「生活習慣病」の一つ
“脳血管性認知症”をもたらす脳血管障害は“動脈硬化”
脳の「代償機能」が示す認知症予防の可能性
生活習慣病は〈アルツ(イマー病〉の発症リスクも高める
「肥満」も〈脳血管性認知症〉や〈アルツハイマー病〉のリスク大!
ふたつまみ分(ニグラム)の「減塩」を目指す
日本茶やコーヒーに多く含まれる「カフェイン」にも効果が!
「嚙ミンク30」運動のすすめ
ウォーキングしながら頭も使う「デュアルタスクトレーニング」
「アロマセラピー」で認知症の症状が緩和!?
「ポジティブな生き方」が認知症予防につながる
人と関わっている人は認知症になりにくい!