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書誌詳細
タンパク質とからだ : 基礎から病気の予防・治療まで
- 著者名平野久著
- 出版者中央公論新社
- 出版年2017.1
貸出・返却・予約状況
- 貸出状況
貸出可能
- 所蔵数1
- 貸出可能数1
- 予約数0
- 貸出累計0
所蔵事項
- 登録番号0072616
- 請求記号491.42//H 66
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書 - 一般図書
書誌事項
- 書名タンパク質とからだ : 基礎から病気の予防・治療まで
- 書名ヨミタンパクシツトカラダ
- 出版地東京
- 出版者中央公論新社
- 出版年2017.1
- 内容第一部 タンパク質とはなにか
第一章 タンパク質とはどんなものか
(一)タンパク質を構成するアミノ酸の特徴
(二)アミノ酸がつながってタンパク質ができる
(三)遺伝子かアミノ酸の並び方を決める
(四)食物タンパク質に由来するアミノ酸と生体内で合成されるアミノ酸
(五)アミノ酸の並び方でタンパク質の形が決まる
(六)タンパク質は種類によって性質が異なる
(七)タンパク質の構造と機能
第二章 からだの中のタンパク質の基本的なはたらき
(一)からだの構造を支える
(二)化学反応を触媒する
(三)遺伝子発現を制御する
(四)細胞増殖・分化・恒常性を維持する
(五)筋肉を収縮する
(六)物質を輸送する
(七)外界因子から生体を防御する
第三章 タンパク質の存在量はどれほどか
(一)からだの中のタンパク質存在量はどれほどか
(二)合成の速度とタンパク質の「寿命」
(三)タンパク質の寿命はなにによって決まっているか
(四)からだの中のタンパク質存在量と遺伝子によるタンパク質生産量は比例しない
(五)タンパク質の製造工場、リボソーム
(六)タンパク質の分解工場、プロテアソームとリソソーム
第二部 からだの中のタンパク質の種類とはたらき
第四章 タンパク質はいくつあるのか
(一)ゲノム解析とはなにか
(二)遺伝子が規定するタンパク質の基本数
(三)ゲノムだけからではわからないタンパク質の数
(四)どのように多数のタンパク質の存在を網羅的に解析するのか
(五)質量分析でタンパク質の特徴や存在量がわかる
(六)日本人がノーベル賞を受けた質量分析装置開発の歴史
(七)抗体を用いてタンパク質量や存在部位がわかる
第五章 からだの全タンパク質のマップを作る
(一)ヒトプロテオームマップの作成
(二)遺伝子があるのに、からだのどこにあるのかわからないタンパク質
(三)タンパク質の網羅的解析でわかったヒトタソパク質の特徴
(四)どのくらいのタンパク質のはたらき(機能)がわかったか
(五)タンパク質の機能を解明する研究が進んでいる
(六)翻訳中・翻訳後修飾の異常と生理機能障害
第三部 タンパク質で健康を守る
第六章 タンパク質で病気が予防できる
(一)タンパク質の異常を抑えて病気を予防する
(二)タンパク質のはたらき(機能)を利用して病気を予防する
第七章 タンパク質で診断する
(一)バイオマーカーとはなにか
(二)早期診断マーカーの探索
(三)診断マーカーとなる糖鎖修飾
(四)再発を予測するマーカーの探索
(五)究極の診断マーカー
第八章 タンパク質の異常を治療する
(一)異常タンパク質の発現を抑える
(二)疾患関連タンパク質の発現を阻害する薬剤の設計
あとがき
【コラム】主なアミノ酸の修飾とその機能
アイソフォーム、プロテオフォーム、タンパク質種、モッドフォーム
トランスクリプトーム、プロテオーム、メタボローム
ホルマリン固定パラフィン包埋組織切片を用いた疾患関連タンパク質の探索
一滴の血液で診断できるのか
診断マーカーがなかなか実用化しない理由