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書誌詳細

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認知症の人びとの看護

  • 著者名中島紀惠子監修・編集 ; 太田喜久子 [ほか] 執筆
  • 出版者医歯薬出版
  • 出版年2017.2

貸出・返却・予約状況

  • 貸出状況 貸出可能

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数1
  • 予約数0
  • 貸出累計0

所蔵事項

  • 登録番号0072769
  • 請求記号S 05//O 82//3ed
  • 貸出区分通常
  • 蔵書区分図書 - 一般図書
  • 所蔵館本館
  • 配架場所 福祉
  • Map
  • 所蔵状態所蔵点検済

書誌事項

  • 書名認知症の人びとの看護
  • 書名ヨミニンチショウノヒトビトノカンゴ
  • 著者名中島紀惠子監修・編集 ; 太田喜久子 [ほか] 執筆
  • 著者ヨミナカジマ,キエコ
  • 第3版
  • ISBN9784263236888
  • 出版地東京
  • 出版者医歯薬出版
  • 出版年2017.2
  • ページxi, 205p
  • サイズ26cm
  • 注記新版のタイトル: 認知症の人々の看護
    その他の執筆者: 奥野茂代, 北川公子, 桑田美代子, 吹田夕起子, 高山成子, 得居みのり, 水谷信子, 山田律子
    文献: 各章末
  • 件名看護学
    認知症
    老年看護
    老人性認知症
  • 目次I 認知症と看護
     1.認知症の人の理解
      認知症とは 認知症の人の世界
     2.認知症の人の理解と対応の歴史
      古代~近代社会と認知症 現代社会と認知症政策
      認知症ケアの移り変わり
     3.人口学的視点から見た認知症
      高齢者人口の推移 認知症の有病率と原因疾患
      若年者の認知症の有病率と原因疾患 認知症の罹病期間
     4.認知症看護の将来
      高齢者の理解 エンド・オブ・ライフの考え方 認知症予防の考え方
    II 認知症看護における倫理
     1.道徳的課題に対応する力
     2.道徳的な価値
     3.倫理
     4.認知症の人に生じる二重の困難さ
      認知症の人自身のなかにあるズレ
      高齢者と家族や周囲との関係におけるズレ
     5.認知症の人の意思表示
     6.インフォームド・コンセントと意思決定
     7.認知症の人の意思決定支援
     8.アドボカシー
     9.倫理的分析と意思決定
     10.認知症の人の生命の重み
    III 家族介護の理解と看護職とのパートナーシップ
     1.家族とは何か
     2.家族の変化をデータから読む
      平均的な家族のライフコース 高齢者世帯の動向と一人暮し世帯の変化
      認知症家族介護の劇的変化
     3.家族介護の“内実”を知る
      家族介護の「世話」を意味づけるもの 介護困難の内実
     4.家族アセスメントとパートナーシップに基づく援助のあり方
      なぜ家族アセスメントを行うのだろうか パートナーシップに基づく援助の課題
      介護家族同志のパートナーシップ
    IV 認知症の人に関わる保健・医療・福祉制度から地域包括ケアに至る流れ
     1.高齢者・認知症の人びとの尊厳を支える諸制度
      成年後見制度 日常生活自立支援事業(旧地域福祉権利擁護事業)
      高齢者虐待防止法
     2.介護保険法
      介護保険制度導入の狙い 介護保険制度を利用する仕組み
      介護保険サービスに求められること
     3.認知症ケア戦略の方向性
      英国(諸外国)の認知症ケアにおける国家的ビジョンと戦略
      わが国の認知症ケアのビジョンと戦略
      高齢者と認知症ケアに関連する保健・医療対策の推移
     4.包括的医療サービスの推進
      地域包括ケア 包括的医療サービスに求められること
     5.地域包括ケアの実践
      大牟田市における地域包括ケア(大牟田方式)
      京都式地域包括ケア(京都式オレンジプラン)
    V 認知症の病態と治療
     1.加齢による物忘れと認知症
     2.国際的に用いられている診断基準
      ICD-10とDSM-5における診断基準 認知症の原因となる疾患と診断基準
      認知症の原因疾患の病態と経過 認知症の中核症状と行動・心理症状
     3.認知症の中核症状と行動・心理症状の評価
      中核症状(認知機能障害)の評価 行動・心理症状(BPSD)の評価
      検査の施行にあたっての留意点
     4.治療的介入方法
      薬物療法 非薬物療法
    VI 認知症の人びとのケアマネジメント
     1.ケアとケアマネジメントの今日的課題
      看護はケアのひとつの形
     2.認知症ケアマネジメント
      認知症ケアマネジメントに求められる役割 認知症の人に学ぶマネジメントの方法
      回復過程をアセスメントするということ
      当事者本位に集中したケアマネジメントの成果を見るときの視点
     3.認知症の各ステージの回復過程に対応した症状マネジメント
      各ステージに見られる病状の変化とケアマネジメントの視点
      各ステージに求められる生活リズム回復のためのケアマネジメント
      病態を悪化させる症状とケアマネジメント
     4.生活・療養環境に求められるマネジメント
      認知症の人にとっての環境 リロケーション(移転)による影響
     5.在宅・施設ケアに求められるケアマネジメント
      在宅医療を支える医療と介護の協働・連携
      訪問看護ステーションにおけるケアマネジメント
      特別養護老人ホームにおけるケアマネジメント
      介護老人保健施設におけるケアマネジメント 病院におけるケアマネジメント
    VII 認知症ケアにおけるコミュニケーション
     1.コミュニケーションの基本
      コミュニケーション不足の正体 コミュニケーションに影響を及ぼす要因
      言語・非言語メッセージの理解
     2.認知症の人とのコミュニケーションの特徴
      アルツハイマー型認知症の進行に伴うコミュニケーションの特徴
      アルツハイマー型認知症以外の認知症疾患における特徴
     3.コミュニケーション能力のアセスメント
      視力・聴力のアセスメント
      言語メッセージを中心としたコミュニケーションのアセスメント
      非言語メッセージのアセスメント 発語発声器官のアセスメント
     4.コミュニケーションへの援助
      コミュニケーションに適した環境づくり
      コミュニケーションの可能性に働きかける 援助者自身の態度や姿勢を振り返る
    VIII 認知症の人の特性を踏まえた生活・療養環境づくり
     1.生活・療養環境づくりのための原理・原則
      当事者本位の環境づくり 「当事者」と「人や社会」とをつなぐ環境づくり
      理論と実践を兼ね備えた意図的な環境づくり
     2.認知症の人の特性を踏まえた環境アセスメントと支援の視点
      環境アセスメントのための枠組み
      環境づくりで考慮すべきアセスメントの視点 環境支援の視点
     3.認知症の人の生活・療養環境づくりの進め方
     4.認知症の人の生活づくりの実際
      初期診断における社会環境づくり 社会生活における環境づくり
      日常生活における環境づくり
     5.認知症の人の療養環境づくりの実際
      入院時における療養環境づくり―移転によるストレスの最小化
      転倒転落の予防に向けた環境づくり
      認知症の行動・心理症状の予防に向けた環境づくり 治療環境づくり
    IX 治療を受けている認知症の人の看護
     1.看護介入の視点
      認知症の原因疾患・進行度を踏まえた予測的看護介入
      環境への予測的介入―ICFの視点から
      認知症の進行に関与する加齢過程に対する予測的介入
      治療目的とその治療が認知症の人に及ぼす影響のバランスを踏まえた看護介入
     2.身体の変調
      身体の変調とは 病態 アセスメントとケア
     3.せん妄
      せん妄とは 疫学(実態) 病態 アセスメントとケア
     4.大腿骨頚部骨折
      大腿骨近位部骨折と認知症 骨折で手術を受ける認知症の人の看護のポイント
     5.慢性心不全
      認知症の人の生活を知り,苦痛の緩和に努める
      心不全がある認知症の人への支援 家族への対応
     6.がん
      認知症を有するがん患者への理解を深める 意思決定を支援する
      認知症の人の痛み
     7.感染症
      インフルエンザ ノロウイルス(感染症胃腸炎)
      薬剤耐性菌の個室隔離の考え方 感染予防対策
      ADLの低下をいかに最小限にするか
     8.誤嚥性肺炎
      リスクはあっても尊厳を保つ 誤嚥リスクの把握
      誤嚥性肺炎予防のための支援 当事者と家族への説明
    X 認知症の人のエンド・オブ・ライフ・ケア
     1.より良い旅立ちに向けてのマネジメント
      旅立ちを意識する時期
      良い旅立ちのための症状マネジメント―終末期の徴候
      エンド・オブ・ライフにおける家族マネジメント
      エンド・オブ・ライフにおけるスタッフ側の諸問題
     2.人の良き旅立ちのあり方
      当事者の状態に目を向ける 当事者の望むありたい最期を支援する
     3.エンド・オブ・ライフ・ケアにおけるケアの基本
      最期の時を心地良く過ごしてもらうために 臨死期症状に対するケア
      チーム医療・チームケアの推進における看護職の役割
     4.家族のグリーフケア
      日々のケアが家族のグリーフケア 家族の良い余韻を残す
     5.スタッフの教育
      日々のケアの意味づけ―ケアを語る
      生活モデルに基づくエンド・オブ・ライフ・ケア教育
    XI 認知症ケアにおける連携システムづくり
     1.連携活動の原理
      認知症の人の語る声や記録に突き動かされて 連携活動の原理
     2.連携の構築
      ローカルな実践の発信から
      1つの大規模特別養護老人ホームを解体し,入所者を住み慣れた場所に分散して地域包括ケアを実践させた共同的実践の例
      各地のユニークな共同実践から全国的な共同実践へ
      社会資源をケアに役立つ道具(tool)にする
     3.連携づくり
      連携システムとは どうすれば良い連携を築いていけるか
      チーム医療の回路をつくる 認知症ケアチームの活動を活発にする
     4.認知症ケアに対応した組織間連携の課題
      病院や介護施設の特異性を知ることから
      介護事業の組織と公共的事業組織の連携の多様性
      連携の形態に基づいた活動の特徴
      「切れ目のない連携」を築いていくために必要なこと
     索引