目次はじめに I 「玉砕」から「平和国家」へ II 最初の憲法改正案 III 民権思想の復権 IV 明治憲法の評価をめぐって V GHQ案の基本設計 VI GHQ案――「戦争の放棄」の深層 VII GHQ案の天皇・人権・地方自治条項 VIII 第二の「敗戦」 IX 日本化への苦闘 X 草案要綱の発表へ XI 東京帝国大学「憲法研究委員会」の役割 XII 米国政府対マッカーサー XIII 帝国議会での修正 XIV 「芦田修正」の残映 XV 「押しつけ」が残したもの 終章 みじかい春から七〇年 注 あとがき――増補改訂にあたって 憲法制定年表 索 引