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正岡子規 : 人生のことば

  • 著者名復本一郎著
  • 出版者岩波書店
  • 出版年2017.4

貸出・返却・予約状況

  • 貸出状況 貸出可能

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数1
  • 予約数0
  • 貸出累計2

所蔵事項

  • 登録番号0072437
  • 請求記号IS//1660
  • 貸出区分通常
  • 蔵書区分図書 - 一般図書

書誌事項

  • 書名正岡子規 : 人生のことば
  • 書名ヨミマサオカシキ
  • 著者名復本一郎著
  • 著者ヨミフクモト,イチロウ
  • 叢書名岩波新書
  • 叢書番号新赤版 1660
  • ISBN9784004316602
  • 出版地東京
  • 出版者岩波書店
  • 出版年2017.4
  • ページxii, 197, 7p
  • サイズ18cm
  • 注記『神奈川大学評論』 42, 44-54, 57, 59-85号連載分に加筆・削除したもの
    正岡子規略年譜: p193-197
    子規をめぐる人びと: 巻末p1-7
  • 件名正岡, 子規
    正岡, 子規(1867-1902)
  • 目次はじめに
    【泣】 生きているから、弱音もはく
    選句
    1 僕ハモーダメニナツテシマツタ/2 僕ヲ愚痴ニシタノハ、病気ダヨ/3 錐に阿を生ず/4 ほんの生きてゐるといふ亜/5 何といふ因業な事にや/6 金のいること許りにて/7 狂死之外無御坐候/8 一朝にして財布を掃ふ/9 俗事閑暇を得ず/10 死んだも同じこと
    【希】 病んでいるから、望みをもつ
    選句
    11 病床六尺ヲ見ルト僅ニ蘇ルノデス/12 気分うきたち候/13 ウマイ物デモ食ヒタイ/14 小さき望かな/15 物に負けてしまふ事は大嫌ひ/16 一分一秒にても/17 泣きながらも猶大食/18 命つなぐばかり/19 疾病の賜
    【友】 知己には厚く、熱く
    選句
    20 誤謬多きは必然の結果/21 未だ曾て知られざるの刺激/22 二千部などゝいふは思ひもよらぬ/23 依頼心をやめて独立心を/24 辛抱ハ後ノタメナリ/25 うまい物をくひ給へ/26 得意は野心の敵なり/27 肝胆に銘じて忘れざるなり/28 半椀ノ飯ヲ分タン/29 悪い事はいつ迄もまねせぬ方/30 あまり生意気なこと也/31 斯く小胆なるは何とも解しがたく候/32 臍を固めてやりたまへ/33 冷汗を流し候/34 御世辞も御辞誼も知らず
    【笑】 苦しいからこそ、ユーモアを
    選句
    35 真の滑稽は真面目なる人にして/36 小学者道へ堕落致し候/37 変テコな味/38 チト御買締被下間敷や/39 まだ二年や三年/40 へんてこな配合/41 医者が病人に菓物を贈る
    【識】 本質を見通し、突く
    選句
    42 与ふる者威張り、与へらるゝ者下る/43 金と本は貸すべき事/44 美といふ事、少しも分らず/45 朝顔ヨリモ/46 叱り諭さゞるは思はざるの甚だしきなり/47 猜疑〓狭/48 大方の人はあまりに気長く/49 行く者悲まず、送る者歎かず/50 何等の邪念だも貯へて居ない/51 俳句を弄するもの
    【独】 俗を離れて、ひとりゆく
    選句
    52 空涙は無用に候/53 不羈自在/54 けし粒程の世界/55 実利と虚名と/56 困窮を以て人の常態となす/57 文士ノ職分/58 痩我慢/59 狂する位でなければ/60 相応の仕事をする/61 馬鹿といはるゝ覚期
    【親】 家族、故郷を思う
    選句
    62 故郷こそ恋しけれ/63 人を是非せしことなき人/64 いもうとのやつ/65 母様も律も大喜ビ/66 執筆自由ナラズ/67 父親なしに/68 ゆつくりと松山にて
    【進】 ひたむきに、道を
    選句
    69 志ヲ立ツルコト徒ラニ遠大ナリ/70 四季の名目などに拘るべきに非ず/71 やりかけたらほうつておけぬ/72 時を嫌はず、処を択ばず/73 道のために尽す勇気/74 今に見ろ/75 目的に達するには/76 世界を大観し、心胸を闊くし/77 文学と討死の覚悟/78 無念の一念大魔王/79 新題を季ノ物ト定メテ/80 討死するのはかまはん
    正岡子規略年譜
    子規をめぐる人びと(索引)