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認知症のパーソンセンタードケア : 新しいケアの文化へ
- 著者名トム・キットウッド著 ; 高橋誠一訳
- 出版者クリエイツかもがわ
- 出版年2017.4
貸出・返却・予約状況
- 貸出状況
貸出可能
- 所蔵数1
- 貸出可能数1
- 予約数0
- 貸出累計5
所蔵事項
- 登録番号0072512
- 請求記号S 05//Ki79
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書 - 一般図書
書誌事項
- 書名認知症のパーソンセンタードケア : 新しいケアの文化へ
- 書名ヨミニンチショウノパーソンセンタードケア
- 著者名トム・キットウッド著 ; 高橋誠一訳
- 著者ヨミタカハシ,セイイチ
- 出版地京都
- 出版者クリエイツかもがわ
- 出版年2017.4
- 注記筒井書房 2005年刊の加筆・修正
文献: p247-259
索引あり
- 件名老人性認知症,認知症,介護者の役割,その人らしさ
- 内容第一章 人であることについて
1.パーソンフットの概念
2.だれが人か
3.パーソンフットと関係性
4.排除の精神力動
5.人はそれぞれ独自である
6.パーソンフットと心身の一体性
第二章 精神医学から見た認知症
1.定義上の諸問題
2.神経病理学と認知症
アルツハイマー型の症状 /脳血管性の症状 /「混合型」の症状
3.神経病理学と認知症:より詳細に
4.認知症の診断
5.出現率の研究
6.うつ病と認知症
7. 精神病との合併症
8.人格は変化するか
9.アルツハイマー病の遺伝学
10.認知症を悪化させる身体状態
11.混乱したパラダイム
第三章 どのようにパーソンフットが損なわれるのか
1.わたしたちの時代のある物語
2.問題のある遺産
3.悪性の社会心理
4.認知症の弁証法
第四章 パーソンフッドを保つ
1.関心の高まり
認知症の人 /認知症ケア /コミュニティケア
2.前向きな見方に対する根拠・事例研究
3.より前向きな見方に対する根拠・経験と研究
4.神経病理的障害がひどいとき
5.認知症の弁証法・再検討
第五章 認知症を生きる
1.相互主観性とその限界
2.個々人の経験はそれぞれ独自である
3.七つの接近方法
4.認知症の経験領域
感情、全般的状態(恐怖、悲惨、激怒、混沌)、燃え尽き状態(絶望、うつ、寝たきり状態、完全な消耗、無感情)
5.認知症の人はなにを必要としているのか
なぐさめ(くつろぎ)/結びつき(愛着)/共にいること(社会的一体性)/たずさわること(主体的活動)/自分であること(同一性)
6.パーソンセンタードケアの経験
第六章 よりよいケアを:一歩前へ
1.相互行為の性質
2.前向きな働きかけ(ポジティブーパーソンーワーク)
<認知症の人がおもに受けての側にいる相互行為>
認めること、交渉、共同、遊び、ティマレーション、お祝い、リラクセーション、バリデーション、抱えること(ホウルディング)、ファシリテーション
<認知症の人から認められ、介護所がそれに共感的に応える相互行為
創造的行為、贈与
3.認知症の人同士の相互行為
4.相互行為を持続させる
5.認知症ケアと心理療法
6.二つの正当化
7.緩和ケアを超えて
第七章 認知症ケアとサービス提供組織
1.組織のスタイルと構造
2.ストレス、緊張、燃え尽き症候群
3.職員のケア
賃金と雇用条件/初任者研修/チーム作り/スーパービジョン/現任者教育
個々の職員の成長/認定資格と昇進/効果的質の保証
4.適切な人材の採用
5.組織的防衛と認知症ケア
6.変化を起こさせる
7.ケア現場と地域社会
第八章 介護者に求められること
1.相互行為における介護者の役割
認めること、交渉、共同、遊び、ティマレーション、お祝い、リラクセーション、バリデーション、抱えること、ファシリテーション、創造的行為(認知症の人による)、贈与(認知症の人から)
2.脚本とケアの仕事
3.脚本からの回復
4.痛みと傷つきやすさについて
5.認知症ケアの心理的力動
共感の性質/投影性同一視と共感性同一視
6.個人を成長させる二つの方法
第九章 文化を変える
1.ケアの文化とより広い文脈
2.新しい文化と古い文化
3.抵抗の源泉
4.変化の過程
5.広範な影響
文献
索引