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書誌詳細
牛乳のここが知りたい : 気になる女性ホルモン、がんリスク : 健康を考えた飲み方・選び方のヒント
- 著者名家庭栄養研究会編
- 出版者合同出版 (発売)
- 出版年2017.2
貸出・返却・予約状況
- 貸出状況
貸出可能
- 所蔵数1
- 貸出可能数1
- 予約数0
- 貸出累計0
所蔵事項
- 登録番号0072614
- 請求記号648.1//Ka85
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書 - 一般図書
書誌事項
- 書名牛乳のここが知りたい : 気になる女性ホルモン、がんリスク : 健康を考えた飲み方・選び方のヒント
- 書名ヨミギュウニュウノココガシリタイ
- 著者名家庭栄養研究会編
- 著者ヨミカテイエイヨウケンキュウカイ
- 出版地東京
- 出版者合同出版 (発売)
- 出版年2017.2
- 注記『食べもの通信』 (2012年7月号) の特集「ここが心配 学校給食の牛乳」に新しい情報を加筆、新たに取材した記事などを書き下ろし、大幅な改訂を行ったもの
参考図書: p77
- 内容読者のみなさまへ
①日本人の体質になじみにくい牛乳
人類の歴史から考える牛の乳との付き合い方 角田和彦
異種の動物の乳を飲む不自然さ
突然変異で乳糖分解酵素が活性化
牛乳中の女性ホルモンがアレルギー反応を増幅
牛乳摂取でヨーロッパの人たちにもアレルギーが汚染のない日本古来の食材が必要
②最近の牛乳アレルギーの特徴
l~3歳に目立つ即時型症状 太田展生
卵の次に多い牛乳アレルギー
口や皮膚から侵入、1~2日後に発症する場合も
即時型と遅延型で違う検査法
治療はまず牛乳成分の除去が基本
③乳製品の除去で発達障害が改善
不消化の乳たんぱく質で脳のトラブル 内藤眞禮生
脳神経の代謝障害を治すのは腸内環境が要
たんぱく質の不消化物「ペプチド」が腸内を荒らす
発達障害児に不足する牛乳や小麦のたんぱく消化酵素
腸に炎症を起こしやすい乳製品と小麦
コラム1牛乳のたんぱく質カゼインはトラブルを起こしやすい
④牛乳中の女性ホルモンの影響
第二次性徴を早め、乳がんにも影響佐藤章夫
牛乳は成長ホルモンと女性ホルモンのカクテル
牛乳中の女性ホルモン作用は環境ホルモンの10万倍
乳製品の摂取量が多い国ほど乳がん多発
乳がん細胞はなぜ消えたのかIプラント女史の経験から
牛乳を飲まないと背が伸びないのか?
牛乳を摂取するほど骨粗しよう症が進む
コラム2アメリカで高まる牛乳への警戒感(水野玲子)
コラム3乳製品の摂取量と前立腺がんの増加 40
⑤世界の研究から 牛乳に劣らない
野菜や大豆製品のカルシウム吸収率本村槇子
牛乳の吸収率が一番高いとされてきたが
カルシウムを多く含む食品はこんなにある
アブラナ科の野菜や大豆製品でカルシウムがとれる
⑥酪農のあり方を考える
1効率と利便性を求める現代の酪農 苛酷な飼育環境で大量搾乳 蓮尾隆子
酪農家は50年余で24分の1に激減
妊娠しながら1日20~40Lも搾乳されている
濃厚飼料は86%が外国産 薬投与期間中は出荷停止
超高温殺菌で成分変性-有用菌まで死滅
日本の酪農経営は危機的状況
コラム4 高温殺菌される牛乳
図解 乳牛の一生
2山地酪農なかほら牧場ルポ
山野で牛が自由に暮らす”ほんとう”の放牧
自然妊娠・分娩のたくましい牛たち 矢吹紀人 54
冬でも放牧し自然の中で育つ健康な牛
エコロジー牛乳で消費者と結んで
山地酪農の牛乳・乳製品の入手先
⑦学校給食の牛乳を見直す
和食でもなぜ牛乳が付くの 家庭栄養研究会
アメリカの食糧援助で脱脂粉乳とパンの給食
米飯給食が始まっても毎日出される牛乳
カルシウム補給を牛乳に頼る基準
63年間変わらない国の施行規則の見直しを
⑧和食文化を伝えるために牛乳を休み時間に提供
現地給食リポート① 新潟県三条市家庭栄養研究会
コシヒカリの産地での食育-和食を正しく伝えたい
ミネラルや食物繊維が増え、よく噛んで食べるように
コラム5 和食献立にはお茶を添えて 牛乳に替わる食材の工夫(今井まき)
⑨乳製品・卵カットの和食献立でアレルギーの子も同じ給食
現地給食リポート② 北海道千歳市保育所 渡辺美智子
「なかよし給食」で卵・乳製品を含む料理が57品から1品に
アレルゲン物質少ない和食-味覚形成、食育効果も
献立の改善ポイント 69
コラム6 子どもの健康を考慮して牛乳を出さない保育園
⑩豆乳ヨーグルトのすすめ 済陽高穂
免疫機能を高め腸内環境を整える
発酵の力で原料を分解-体にやさしい健康食
ヨーグルトの原料に注意-入手しにくい良質の牛乳
がん抑制力のある大豆-乳酸菌の利点と高栄養
あとがきにかえて 家庭栄養研究会