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書誌詳細
戦争をよむ : 70冊の小説案内
- 著者名中川成美著
- 出版者岩波書店
- 出版年2017.7
貸出・返却・予約状況
- 貸出状況
貸出可能
- 所蔵数1
- 貸出可能数1
- 予約数0
- 貸出累計0
所蔵事項
- 登録番号0072560
- 請求記号IS//1670
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書 - 一般図書
- 所蔵館本館
- 配架場所
文庫・新書
- 所蔵状態所蔵点検済
書誌事項
- 書名戦争をよむ : 70冊の小説案内
- 書名ヨミセンソウオヨム
- 目次まえがき 文学は戦争とともに歩んだ
第1章 戦時風景
1 徳田秋声『戦時風景』
2 火野葦平『麦と兵隊』
3 小林信彦『ぼくたちの好きな戦争』
4 富士正晴『帝国軍隊に於ける学習・序』
5 大岡昇『野火』
6 野間宏『顔の中の赤い月』
7 ジョン・オカダ『ノーノー・ボーイ』
8 古処誠二『接近』
9 江戸川乱歩『防空壕』
10 大城立裕『日の果てから』
11 梅﨑春生『桜島』
12 原民喜『夏の花』
13 安部公房『変形の記録』
第2章 女性たちの戦争
1 壺井栄『二十四の瞳』
2 角田光代『笹の舟で海をわたる』
3 田村泰次郎『蝗』
4 森三千代『新嘉坡の宿』
5 高橋たか子『誘惑者』
6 ベルンハルト・シュリンク『朗読者』
7 宮田文子『ゲシュタポ』
8 スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ『戦争は女の顔をしていない』
9 リリアン・ヘルマン『眠れない時代』
10 大田洋子『ほたる』
11 林芙美子『浮雲』
12 池田みち子『無縁仏』
第3章 植民地に起こった戦争は――
1 藤森節子『少女たちの植民地――関東州の記憶から』
2 吉田知子『満州は知らない』
3 張赫宙『岩本志願兵』
4 梶山季之『族譜』
5 小田実『「アボジ」を踏む』
6 中村地平『霧の蕃社』
7 モーナノン『僕らの名前を返せ/燃やせ』
8 バオ・ニン『戦争の悲しみ』
9 ティム・オブライエン『本当の戦争の話をしよう』
10 多和田葉子『旅をする裸の眼』
第4章 周縁に生きる
1 小林多喜二『転形期の人々』
2 佐多稲子『キャラメル工場から』
3 徳田秋声『勲章』
4 松本清張『遠い接近』
5 児玉隆也『一銭五厘たちの横丁』
6 北杜夫『輝ける碧き空の下で』
7 カズオ・イシグロ『遠い山なみの光』
8 安本末子『にあんちゃん』
9 東峰夫『オキナワの少年』
10 永山則夫『無知の涙』
11 フェデリコ・ガルシーア・ロルカ『ジプシー歌集』
第5章 戦争責任を問う
1 ドルトン・トランボ『ジョニーは戦場へ行った』
2 アーネスト・ヘミングウェイ『兵士の故郷』
3 石川淳『マルスの歌』
4 山田風太郎『戦中派不戦日記』
5 竹内浩三『戦死やあわれ』
6 坂口安吾『戦争論』
7 平林たい子『盲中国兵』
8 中野重治『五勺の酒』
9 後藤みな子『炭塵のふる町』
10 結城昌治『軍旗はためく下に』
11 ノーマ・フィールド『天皇の逝く国で』
12 パトリック・モディアノ『1941年。パリの尋ね人』
13 ボリス・シリュルニク『憎むのでもなく、許すのでもなく』
終 章 いまここにある戦争
1 ジョージ・オーウェル『一九八四年』
2 目取真俊『水滴』
3 パスカル・メルシエ『リスボンへの夜行列車』
4 シリン・ネザマフィ『白い紙/サラム』
5 ヤスミナ・カドラ『カブールの燕たち』
6 リービ英雄『千々にくだけて』
7 ミシェル・ウエルベック『服従』
8 高野悦子『二十歳の原点』
9 笙野頼子『姫と戦争と「庭の雀」』
10 伊藤計劃『虐殺器官』
11 津島佑子『半減期を祝って』
ブックリスト
あとがき