• 書名日本文化をよむ : 5つのキーワード
• 書名ヨミニホンブンカオヨム

• 著者名藤田正勝著
• 著者ヨミフジタ，マサカツ

• 叢書名岩波新書
• 叢書番号新赤版 1675

• ISBN9784004316756

• 出版地東京
• 出版者岩波書店
• 出版年2017.8

• ページxii, 202p
• サイズ18cm

• 注記引用・参考文献: p195-202

• 件名日本思想
  日本思想 -- 歴史
  日本 -- 文化

• 内容序──日本文化の自画像を描く
  第一章　 西行の「心」──無常の世と詠歌懸命の道
  　1　「心」を凝視した歌人
  　2　出家として、「歌よみ」として
  　3　西行とその時代
  　4　西行の境涯
  第二章　 親鸞の「悪」──末法の世における救い
  　1　末法の世に
  　2　徹底した「悪」の自覚
  　3　逆説としての救い
  第三章　 長明と兼好の「無常」──二人の遁世者
  　1　遁世のさまざまな形
  　2　長明の最後の境地
  　3　兼好の無常観
  　4　「つれづれわぶる」生
  第四章　 世阿弥の「花」──能と禅の交わり
  　1　無常と「飛花落葉」
  　2　室町文化と世阿弥の能
  　3　「花」と「幽玄」
  　4　無心と妙――たどりついた境地
  第五章　 芭蕉の「風雅」 ──わび・さびと「自然」
  　1　西行から利休を貫くもの
  　2　「わび」と「さび」
  　3　風雅の誠――「成る句」と「する句」
  　4　自然の声を聞く
  　5　漂泊と風狂の生
  終　章　 西田幾多郎の日本文化論 ──世界主義という視点
  　1　時代の流れのなかで
  　2　世界文化の創造にむけて
  あとがき
  引用・参考文献