一覧へもどる
書誌詳細
出羽三山 : 山岳信仰の歴史を歩く
- 著者名岩鼻通明著
- 出版者岩波書店
- 出版年2017.10
貸出・返却・予約状況
- 貸出状況
貸出可能
- 所蔵数1
- 貸出可能数1
- 予約数0
- 貸出累計0
所蔵事項
- 登録番号0072765
- 請求記号IS//1681
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書 - 一般図書
- 所蔵館本館
- 配架場所
文庫・新書
- 所蔵状態所蔵点検済
書誌事項
- 書名出羽三山 : 山岳信仰の歴史を歩く
- 書名ヨミデワサンザン
- ページiii, 219, 7p, 図版 [4] p
- サイズ18cm
- 内容はじめに――山岳信仰とは何か
『君の名は。』と山岳信仰の世界/山岳信仰とは/象徴としての「三山」/里山と端山/修験道と羽黒修験
第一章 出羽三山の歩み
古代 蝦夷との境界に祀られた神/中世 遍歴民としての修験者/中世の羽黒山/熊野信仰との関わり/湯殿山と常陸国/出羽三山の変遷/近世 修験者の定住化/危機の時代から隆盛へ/近代 神仏分離と山伏修行/戦後の変容
第二章 出羽三山参りと八方七口
信仰の広がりを考える/各地に残る出羽三山碑/八方七口の登拝口/講・霞・檀那場/里山伏の世界/松尾芭蕉の三山参り/出羽三山の名所図会『三山雅集』/信仰の旅における循環的行程/出羽三山の道中日記を読む/参詣者数はどのくらいだったか/参詣者の年齢にみる同心円構造/千葉県に残る行人墓と供養塚
第三章 羽黒修験四季の峰
峰入りとは/春の峰/夏の峰/秋の峰/冬の峰
第四章 出羽三山を歩く――絵図を手がかりに
羽黒山を歩く/山頂の三神合祭殿へ/杉並木を下る/月山に登る/月山八合目から/肘折口へ下る/岩根沢口へ下る/本道寺口へ下る/参詣者が歩んだ六十里越街道/ブロッケン現象とご来迎/湯殿山へ下る/田麦俣から大網へ/三山一枚絵図を読む/描きこまれた女人救済儀礼/門前町手向のにぎわい/荒沢三院、水石、湯殿山/絵図の宗教景観
第五章 湯殿山と即身仏――「一世行人」の足跡をたずねて
即身仏とは/近世に記録された即身仏/神仏分離と即身仏/小説『月山』に描かれた即身仏/宗教者としての一世行人/千日回峰行と湯殿山千日山籠
第六章 山岳信仰と食文化
古代・中世の修験者の食文化/出羽三山の食文化/最高のふるまい、大笈酒/修験者と売薬/森の恵みと食文化
おわりに――これからの出羽三山
あとがき
主要参考文献
図表出典一覧