設定

文字サイズ
標準
特大
背景色
標準

書誌詳細

Amazon のサイトで見る

五日市憲法

  • 著者名新井勝紘著
  • 出版者岩波書店
  • 出版年2018.4

貸出・返却・予約状況

  • 貸出状況 貸出可能

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数1
  • 予約数0
  • 貸出累計0

所蔵事項

  • 登録番号0073545
  • 請求記号IS//1716
  • 貸出区分通常
  • 蔵書区分図書 - 一般図書

書誌事項

  • 書名五日市憲法
  • 書名ヨミイツカイチケンポウ
  • 著者名新井勝紘著
  • 著者ヨミアライ,カツヒロ
  • 叢書名岩波新書
  • 叢書番号新赤版 1716
  • ISBN9784004317166
  • 出版地東京
  • 出版者岩波書店
  • 出版年2018.4
  • ページvi, 214p
  • サイズ18cm
  • 注記参考文献: p193-195
  • 件名千葉, 卓三郎
    あきる野市 -- 歴史
    自由民権運動
    憲法 -- 日本
    千葉, 卓三郎(1852-1883)
    自由民権運動
    憲法
  • 内容はじめに
    第一章 「開かずの蔵」からの発見
     第一節 明治百年と色川ゼミ
      一九六八年/バラ色論との対峙/開かずの蔵
     第二節 自由民権の村・五日市
      『利光鶴松翁手記』/勧能学校/深沢家の蔵書
     第三節 憲法草案との出会い
      いよいよ土蔵の中へ/知らずに草案を手に取る/「日本帝国憲法」って何だ?/急転直下のテーマ変更
     第四節 憲法草案を読み解く
      墨書史料の状態/どれとも一致しない!/幻の草案が発見される/なぜ同じ土蔵の中に?/嚶鳴社草案との比較検討
    第二章 五日市憲法とは何か
     草案の概要
     第一篇 国 帝
      帝位相続/摂政官/国帝の権利
     第二篇 公 法
      国民の権利/地方自治/教育の自由
     第三篇 立法権
      民撰議院/元老議院/国会の職権/国会の開閉/国憲の改正
     第四篇 行政権
     第五篇 司法権
    第三章 憲法の時代
     第一節 憲法への道
      憲法はどう受け止められたか/ヘボクレ書生の書上の理屈
     第二節 民権結社の取り組み
      結社の時代/国会期成同盟の呼びかけ/各地での起草の動き/容易ならざる起草作業
     第三節 五日市の民権運動
      五日市学芸講談会/五日市学術討論会/討論題集
    第四章 千葉卓三郎探索の旅へ
     第一節 卓三郎追跡
      やり残した課題/雑文書に目を向けよ
     第二節 戸籍を求めて
      仙台へ/志波姫町へ/転籍先をたどる
     第三節 子孫との対面がかなう
      そして,神戸/敏雄さんからの手紙/病室での対面
     第四節 履歴書の真否
      卓三郎の足跡/砂上の楼閣/履歴書の足跡をたどる
    第五章 自由権下不羈郡浩然ノ気村貴重番智――千葉卓三郎の生涯
     第一節 敗者の生きざま
      生い立ち/敗北経験/故郷を出る
     第二節 ペトル千葉として
      ニコライ堂での出会い/布教活動/明らかになる来歴/突然の変心/ラテン学校/初めて教壇に立つ/広通社
     第三節 五日市へ
      村は小なりといえども精神は大きく/民権教師として
     第四節 五日市憲法の「法の精神」
      逆境のなかでの起草作業/卓三郎死す/遺品の整理/浄書綴りのゆくえ/卓三郎の「法の精神」
    終 章 五日市憲法のその後
     「五日市憲法」命名のいきさつ/名称への批判/歴史の伏流にたどり着く
    むすびにかえて
    参考文献
    付録 五日市憲法草案