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書誌詳細
パンの科学 : しあわせな香りと食感の秘密
- 著者名吉野精一著
- 出版者講談社
- 出版年2018.5
貸出・返却・予約状況
- 貸出状況
貸出可能
- 所蔵数1
- 貸出可能数1
- 予約数0
- 貸出累計3
所蔵事項
- 登録番号0074615
- 請求記号596.63//Y 92
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書 - 一般図書
書誌事項
- 書名パンの科学 : しあわせな香りと食感の秘密
- 書名ヨミパンノカガク
- 目次第1章 パンの基礎知識
・パンという食べ物
・小麦は穀物の王様
・パンの源流
・無発酵パンと発酵パン
・パンかブレッドか
・パンの分類
・パンは総合栄養食!?
・パンとご飯、どちらが消化が速い?
第2章 パンの科学史
・古代エジプトの石臼から、種入れぬパンヘ
・古代オリエント時代の不滅の石臼と、幾何学模様
・発酵原理の母
・フライシュマンズ社とルサッフル社のイースト
・戦争が早めたパン製法の開発
第3章 パンの材料を科学する ――四つの“主役”と四つの“脇役”
・四つの主役
①小麦粉の科学
「グルテン」がパンの骨格を作る/グルテンの弾性と粘性/
「デンプン」とブドウ糖/「デンプン」がパンの身を作る/アミロースとアミロペクチン/グルテンマトリックス中のデンプン粒
②イーストの科学
パン用酵母と醸造用酵母の違い/パン用酵母の種類とその使い
分け/イーストは大の甘党!?/低ショ糖型と高ショ糖型イー
ストの違い
③塩の科学
塩はグルテンを鍛える?
④水の科学
パン生地に使用する水の適性
・四つの脇役
①糖類の科学
イーストの栄養になる糖、ならない糖/パンの焼き色と糖質
②油脂の科学
油膜効果と潤滑効果/サクサク感をもたらすショートニングの謎/「脂」は飽和脂肪酸。「油」は不飽和脂肪酸/トランス脂肪酸を含んだ油脂は食べてはいけない?
③卵の科学
マルチタレントの卵黄!/卵白はパン作りに必要か
④乳製品の科学
パンに使用される乳製品/乳糖と乳タンパク/乳糖と乳タンパクとの共同作業
第4章 パン製法の科学 ――材料と技の出会い
パンの二大製法/その他のパン製法/フランスパンの製法/クロワッサンvs.パイ!
第5章 パン作りのメカニズム
①「こねる」と何か変わるのか?
材料の混合から化合物へ/パン生地の弾性と粘性/パン生地のガス保持功力
②なぜパン生地に「発酵」が必要か?
イーストのアルコール発酵/「パン作り」・はスクラップ&ビルド/乳酸菌と酵母の共同作業/古くて新しい発酵種
③作業の物理性
分割から成形まで
④最終発酵の重要性
パン生地の適正ボリュームの見極め
⑤焼成のメカニズム
「カマ伸び」と焼減率/焼成のダイナミックス
第6章 パンの「美味しさ」を生む科学
①美味しさはどこからくるのか?
つい手に取りたくなる焼き色、幸せを呼ぶ香り/パンの食感と味の秘密/パンの塩梅
②パンをより美味しく食べる科学
卵サンドを110倍美味しく作るコツ!/トーストするとなぜ美味しくなるのか?/オーブンとスター解体新書/ホームベーカリー解体新書
第7章 パンのよもやま話
・なつかしいスーパーブレッド
・添加物 パン品質改良剤の話
・内産パン用小麦粉の大躍進!
・古代エジプト時代のパンとビールの鶴亀算
・シンプルで便利なパン生地の発酵テスト
第8章 種類豊かな欧米のパン
◇欧米の誉れ高きパンとよもやま話
フランスのパン/オーストリアのパン/ドイツのパン/イタリアのパン/デンマークのパン /オランダのパン/イギリスのパン/アメリカのパン
◇ヨーロッパの三大クリスマスケーキ~伝統クリスマスケーキは発酵パン菓子~
クリストシュトーレン/パネットーネ/クリスマスプディング
おわりに
参考文献/さくいん 巻末