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3000万語の格差 : 赤ちゃんの脳をつくる、親と保育者の話しかけ

  • 著者名ダナ・サスキンド著 ; 掛札逸美訳
  • 出版者明石書店
  • 出版年2018.5

貸出・返却・予約状況

  • 貸出状況 貸出可能

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数1
  • 予約数0
  • 貸出累計0

所蔵事項

  • 登録番号0076251
  • 請求記号P 8//Su78
  • 貸出区分通常
  • 蔵書区分図書 - 一般図書
  • 所蔵館本館
  • 配架場所 幼児教育
  • Map
  • 所蔵状態所蔵点検済

書誌事項

  • 書名3000万語の格差 : 赤ちゃんの脳をつくる、親と保育者の話しかけ
  • 書名ヨミ3000マンゴノカクサ
  • 著者名ダナ・サスキンド著 ; 掛札逸美訳
  • 著者ヨミカケフダ,イツミ
  • ISBN9784750346663
  • 出版地東京
  • 出版者明石書店
  • 出版年2018.5
  • ページ267p
  • サイズ21cm
  • 注記原タイトル: Thirty million words
    解説: 高山静子
    第3刷(2018.7刊),第5刷(2019.1刊)のページ数: 267p
  • 件名乳児
    幼児
    言語発達

    家庭教育
    乳幼児心理学
    言語学習 (心理学)
  • 目次第1章 つながり:小児人工内耳外科医が社会科学者になったわけ
    私自身の話/人工内耳移植と新生児聴覚スクリーニング/当初、患者が少なかったからこそわかったこと/サックとミシェル/社会科学を学び始める/「ハートとリズリー」に出会う/すべてのつながりが合流する場所
    第2章 ハートとリズリー:保護者の話し言葉をめぐる先駆者
    ロマンチストであり、革命家/「3000万語の格差」研究/この研究結果は信じるに足るものか?/言葉の数だけの問題?/量と質の融合:雑談の大切さ/脳と言語処理速度
    第3章 脳の可塑性:脳科学革命の波に乗る
    赤ちゃんの脳:成長中につき未完成/能面実験/育ちゆく脳のマジック/脳の発達における重要な時期/すべてはタイミング/聞くことと読むこと、そして学ぶこと/単なる「音」が「言葉」になっていく/乳児の脳はあらゆる言語の音を区別できる/赤ちゃん言葉をやめないで/テレビを見せておけばよい?/未来の可能性
    第4章 保護者が話す言葉、そのパワー:言葉から始めて、人生全体の見通しへ
    コネクトーム(神経回路マップ) /保護者の言葉、脳神経のつながり/「算数なんて大嫌い!」/算数は未来に向いた窓/新生児から育ち始める算数の能力/男女差:かすかな違いがどのようにして大きな影響をもたらすか/キヤロル・ドゥエックと「成長の心の枠組み」/自己肯定感とほめ言葉/最初の3年間のほめ言葉/グリッド対グリッド/重要な要因は実行機能と自己制御:ジェームズ・ベックマン/自己制御と実行機能は「育てる」もの/子どもにとっての自己制御の鍵は、言葉/保護者の話し言葉と自己制御/命令するか、提案するか。大きな違い/「群れ集う人々を我に与えよ」:バイリンガルの長所/共感と倫理観:善に対する科学的アプローチ/「おまえはダメだ」対「それはしてはいけないことだ」
    第5章 3つのT:脳が十分に発達するための基礎を用意する
     パート1:科学から実践へ
    力を合わせなければできないこと/プログラムづくりに参加した保護者たち/赤ちゃんは生まれつき頭が良いわけではない。保護者が話しかけることで、赤ちゃんは頭が良くなっていく/豊かな言葉環境を幼い子どものためにつくる/最初のT:チューン・インTune ln/赤ちゃんの言語を学ぶことそのものがチューン・イン/2つめのT:トーク・モアTalk More/3 つめのT:テイク・クーンズTake Turns/「3つのT」にテクノロジーを活用する
     パート2:「3つのT」の実際
    子どもと一緒に本を読む/文字に気づき、文字を意識する/算数と「3つのT」/過程を基本にしたほめ言葉 /自己制御、実行機能/自己制御を教える最良の方法は「保護者がして見せる」/命令は、自己制御も脳も育てない/「なぜなら思考」/創造力/「3つのT」と音楽/「3つのT」と視覚芸術/ごっこ遊び/4つめのT:デジタル機器と「3つのT」
    第6章 社会に及ぼす影響:脳の可塑性の科学は私たちをどこへ導くのか
    問題は大きくなっている/保護者、子どもをケアする人たちを支援する/「ペアレンティングの文化」研究/必要だと知らないことに、誰が取り組むでしょうか?/保護者の「心の枠組み」を変える/スリーシャの物語/エデュケアの卒業生:現代のスリーシャたち/変化はどうすれば起こる?/母親だちから学んだこと/2世代アプローチ
    第7章 「3000万語」を伝え、広げていく:次のステップ
    大切な問題が社会に受け入れられない理由/もっとも未開発な資源/2番めに大切な資源/「言葉」を公衆衛生指標に/既存のプログラムを国の戦略につなげる/3000万語イニシアティブ/オピニオン・リーダーは母親たち/ジェームズの物語/もっとも大切な言葉
    エピローグ 岸に立つ傍観者であることをやめる
     解説 子どもの言葉を育む環境づくり(高山静子)
     訳者あとがき(掛札逸美)