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書誌詳細
保育の心理学 1
- 著者名成田朋子, 大野木裕明, 小平英志編著
- 出版者福村出版
- 出版年2018.4
貸出・返却・予約状況
- 貸出状況
貸出可能
- 所蔵数1
- 貸出可能数1
- 予約数0
- 貸出累計1
所蔵事項
- 登録番号0073606
- 請求記号P 00//Sh57//ho
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書 - 一般図書
- 所蔵館本館
- 配架場所
幼児教育
- 所蔵状態所蔵点検済
書誌事項
- 著者名成田朋子, 大野木裕明, 小平英志編著
- 著者ヨミナリタ,トモコ
- 目次第1部 保育と心理学
1章 子どもの発達を理解することの意義
1節 対象への接近法としての心理学
1 心理学の過去と歴史
2 対象への接近法としての心理学
2節 子どもの発達をとらえる諸科学──子どもの発達へのアプローチ
3節 保育に活かす心理学
1 保育場面に活かされる心理学の知識
2 心理学が明らかにした子どもの特徴
3 心理学的基礎研究からの示唆
演習課題
コラム1 進化発達心理学
2章 保育実践の評価と心理学
1節 保育実践の過程
2節 保育実践を評価することの意味とその視点
1 なぜ評価が重要なのか
2 評価の3つの視点
3 教育評価の視点
3節 保育評価の基礎資料を得ること
1 心理学の研究法
2 実践の中での研究法の活用
4節 外部の専門機関と心理検査
1 相談を扱う関係諸機関
2 心理検査とは
3 心理検査の標準化
演習課題
コラム2 学力偏差値とは何か
3章 発達観、子ども観、保育観
1節 日常生活に現れる「○○観」の意味
1 発達に影響する4つの環境水準
2 ○○観の日常的な意味
3 「観」の心理学的なとらえ方
4 心理学的理論の性質と発達段階説の特徴
2節 発達段階に光をあてた子ども観
1 ピアジェによる認知発達理論
2 ヴィゴツキーの文化歴史的理論
3 コールバーグの道徳判断3水準6段階理論
4 フロイトの精神─性的発達理論とエリクソンの心理─社会的発達理論
3節 学習としての発達と発達支援・教育
4節 子どもは無力か有能か──2つの極端な子ども観、教育観
演習課題
コラム3 初期西ヨーロッパの子ども観
第2部 子どもの発達の理解
4章 乳幼児の発達と環境
1節 子どもの育ちに関わる要因
2節 「氏か育ちか」──遺伝と環境をめぐる理論的対立の歴史
3節 遺伝と環境の相互作用
1 遺伝と行動傾向
2 遺伝と環境の相互作用
4節 子育て環境としての文化
1 子育ての文化差
2 日本における子育て環境の変遷
演習課題
コラム4 事象間の関係――独立と相関・因果
5章 乳幼児期の情動と自我・自己の発達
1節 情動とその発達
1 情動とは
2 情動の発達と行動
3 情動の理解
2節 自我・自己の認知とその発達
1 乳幼児期の自己
2 身体的自己
3 視覚的な自己の認識
4 抽象的な自己理解
3節 養育者との出会い
1 比較行動学からの示唆
2 ボウルビィの愛着理論
3 愛着の測定
演習課題
コラム5 ボウルビィとホスピタリズム
6章 乳幼児期の身体的機能と運動機能の発達
1節 身体の発達
1 発達曲線
2 睡眠の発達
2節 運動機能の発達
1 全身運動・移動行動の発達
2 手腕機能の発達
3節 学習のメカニズム
1 オペラント条件づけ
2 観察学習
3 学習の進展
4節 生活を通じた発達と学習
1 生活の中での学習
2 遊びを通じた身体機能の発達
3 子どもの発達と安全に対する配慮
演習課題
コラム6 学習の転移
7章 乳幼児期の知覚と認知の発達
1節 知覚・認知の発達
1 視覚の発達
2 聴覚・味覚・嗅覚の発達
2節 ピアジェの認知発達説
1 感覚運動期
2 前操作期
3節 乳幼児期に特有の知覚・認知の諸相
1 乳幼児期特有の知覚
2 乳幼児期特有の認知
4節 心の理論
演習課題
コラム7 ピアジェ
8章 乳幼児期の言葉の発達と社会性
1節 乳幼児期の言葉の発達過程
1 言葉の獲得の準備――前言語コミュニケーション
2 言語でのコミュニケーション
2節 言語獲得についての理論
3節 言語獲得を支える養育者の働きかけと象徴機能の発達
1 養育者の働きかけ
2 象徴機能の発達――モノに対しての意味づけ
4節 言葉の発達と社会性
1 メタ言語能力の発達
2 書き言葉の発達
3 言葉の役割と社会性
演習課題
コラム8 語意味の推測
9章 人との相互的関わりと子どもの発達
1節 胎生期から新生児期における他者との関わり
1 胎生期の子どもの成長と母子の関わり
2 母性感受期
3 新生児期の母子の相互作用
2節 基本的信頼感の基礎となるもの
1 マターナル・アタッチメント
2 他者の存在の理解の獲得
3節 親子関係の発達
1 母子関係と父子関係
2 愛着の発達
4節 社会的関係の広がり
1 子どもとの関わり
2 保育者との関わり
3 遊びの発達
演習課題
コラム9 マーシャル・H. クラウスとジョン・H. ケネル
第3部 生涯発達と保育(養護と教育)の重要性
10章 乳幼児期の発達的特徴
1節 乳児の発達的特徴
1 赤ちゃんからのプロポーズ(おおむね6カ月未満)
2 安心から生まれる探索行動(おおむね6カ月から1歳未満)
2節 3歳未満児の発達的特徴
1 人やモノと関わり、遊ぶ(おおむね1歳から2歳未満)
2 共感的受容と言葉の発達(おおむね2歳)
3節 3歳以上児の発達的特徴
1 生活習慣の形成と自己効力感(おおむね3歳)
2 心への気づきと自己調整的行動(おおむね4歳)
3 仲間意識とリーダーシップ(おおむね5歳)
4 自己実現と他者理解(おおむね6歳)
演習課題
コラム10 「保育する」ということ
11章 児童期の発達的特徴
1節 幼児期以降の子どもの発達を学ぶ意義
2節 知的発達
1 メタ認知
2 具体的操作期
3節 社会的発達
1 友人関係の発達
2 対人関係から学ぶもの
4節 パーソナリティの発達
1 自己概念
2 自己評価・自尊感情
5節 幼児期から児童期への移行
1 小学校への移行時に生じる問題
2 保育所などと小学校の連携
演習課題
コラム11 “自分とは何か?”を調べる方法
12章 青年期以降の発達的特徴
1節 青年期以降の知的発達
1 青年期の思考の特徴――形式的操作
2 熟達化
3 加齢による知的能力の変化
4 知能の多様性
2節 青年期以降の社会的発達
1 アイデンティティの形成
2 就職・キャリア形成
3 結婚生活・子育て
4 中年期の危機
5 老年期の英知
演習課題
コラム12 日常経験に依存した思考――4枚カード問題
13章 発達のつまずき
1節 発達のつまずきの早期発見
1 乳幼児健康診査
2 5歳児健康診査
2節 発達のつまずきのある子どもたち
1 知的障害
2 自閉症スペクトラム障害
3 注意欠如・多動性障害(ADHD)
4 学習障害(LD)
3節 発達のつまずきとアセスメント
4節 発達支援
1 発達のつまずきのある子どもたちへの療育
2 特別支援教育と個別の教育支援計画・指導計画
3 保護者支援と専門機関との連携
演習課題
コラム13 知能指数(IQ)と発達指数(DQ)
14章 児童福祉施設における子どもの発達
1節 子どもが育つ上での環境の影響
1 家庭での育ちと施設での育ち
2 社会的養護と法改正
2節 児童養護施設に入所する子どもの背景と特徴
1 児童福祉施設と虐待・親との別離
2 虐待のもたらす状態
3節 児童養護施設における子ども
1 施設への入所と発達
2 対人関係の発達
3 子どもたちの揺れる心
4節 児童福祉施設での保育――まとめに代えて
1 子どもへの目の向け方
2 心理的アプローチ
3 子どもの振る舞い方からの発見
演習課題
コラム14 児童養護施設における心理療法
15章 発達に関わる諸理論
1節 知的発達に関する理論
1 ピアジェの認知発達理論
2 ブルーナーの表象の発達理論
2節 社会的発達に関する理論
1 ハヴィガーストの発達課題
2 ボウルビィの愛着理論
3 コールバーグの道徳発達理論
3節 パーソナリティ発達に関する理論
1 フロイトの精神分析理論
2 エリクソンの心理-社会的発達段階
演習課題
コラム15 フロイト(Freud, S. 1856~1939)