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書誌詳細

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知的障害のある子を育てた母の障害観 : ICFによる質的分析から

  • 著者名下尾直子著
  • 出版者生活書院
  • 出版年2018.3

貸出・返却・予約状況

  • 貸出状況 貸出可能

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数1
  • 予約数0
  • 貸出累計3

所蔵事項

  • 登録番号0073562
  • 請求記号369.49//Sh54
  • 貸出区分通常
  • 蔵書区分図書 - 一般図書
  • 所蔵館本館
  • 配架場所 開架3
  • Map
  • 所蔵状態所蔵点検済

書誌事項

  • 書名知的障害のある子を育てた母の障害観 : ICFによる質的分析から
  • 書名ヨミチテキショウガイノアルコオソダテタハハノショウガイカン
  • 著者名下尾直子著
  • 著者ヨミシモオ,ナオコ
  • ISBN9784865000795
  • 出版地東京
  • 出版者生活書院
  • 出版年2018.3
  • ページ302p
  • サイズ21cm
  • 注記引用文献: p285-302
  • 件名知的障害児
    親子関係
  • 内容第1章 研究の背景
    第1節 研究の背景と議論の文脈
    第2節 先行研究 
      1 脱家族と親の障害観 
      2 1CFと社会モデルの対立 
       2-1 1CIDH発行による対立 
       2-2 医学モデルと社会モデルの統合は可能か
       2-3 イギリス型社会モデルとアメリカ型社会モデル
       2-4 新社会モデル 
       2-5 障害のモデルの整理 
    第3節 目的と意義 
    第2章 研究の方法
    第1節 研究における問い 
    第2節 筆者の立ち位置 
    第3節 用語の定義 
      1 障害観
      2 障害のモデル 
      3「知的障害のある子をもつ母親」
    第4節 研究の設計と流れ 
      1 研究全体の流れ 
      2 研究協力者の選定 
      3 グループディスカッション 
       3-1 グループディスカッション採用の意味 
       3-2 背景知の一致 
       3-3 ディスカッションのテーマ 
      4 分析過程 
       4-1 分析道具としてICFを使用する理由と意義 
       4-2 ディスカッションデータの逐語録化とTU化
       4-3 1CFコードへのリンキング 
       4-4評価点の付与 
       4-5 1CF関連図 
    5 倫理上の配慮 
    4 研究の限界 
    第3章 障害のある子を育てた母親のグループディスカッション
    第1節 ディスカッション参加者プロフィール 
    第2節 グループごとのディスカッションの流れ 
      1(予備調査)01グループのディスカッション 
      2(予備調査)02グループのディスカッション 
      3 Aグループのディスカッション 
       3-1 リンクされたコード
       3-2 ディスカッションの流れ 
       3-3 Aグループのディスカッションのまとめ 
      4 Bグループのディスカッション 
       4-1 リンクされたコード 
       4-2 ディスカッションの流れ 
       4-3 Bグループのディスカッションのまとめ 
      5 Cグループのディスカッション 
       5-1 リンクされたコード 
       5-2 ディスカッションの流れ
       5-3 Cグループのディスカッションのまとめ
      6 Dグループのディスカッション 
       6-1 リンクされたコード 
       6-2 ディスカッションの流れ 
       6-3 Dグループのディスカッションのまとめ 
      7 グループディスカッションの流れを振り返って 
      8 ディスカッション後の聴きとり 
    第3節 コード関連図にみる母親の障害観 
      1 b177.知的機能(⇔p7701.婚姻関係) 
      2 p7701.婚姻関係(⇔p850.報酬を伴う仕事/ p660.他者援助(子育て))
      3 p660.他者援助(子育て)/p850.報酬を伴う仕事(⇔e330.家族(母親)の支援)
      4 e310.家族(母親)の支援 
      5 e310.gt族(母親)の支援(⇔a177.意思決定)
      6 a177.意思決定(⇔e465.社会的規範・慣行・イデオロギー/e460.社会的態度)
      7 e460.社会的態度/ e465.社会的規範・慣行・イデオロギー(⇔b1268.恥ずかしさ/ nd.スティグマとしての恥ずかしさ)
      8 nd.スティグマとしての恥ずかしさ(⇔nd.自分の障害を知る)
      9 nd.自分の障害を知る(⇔p7.対人関係)
      10 p7700.恋愛関係/p7702.性的関係(⇔a2400.責任への対処) 
      11 a2400.責任への対処(⇔e399.詳細不明の支援と関係(誰か)) 
      12 e399.詳細不明の支援と関係(誰か)(⇔p998.その他のコミュニティライフ(住まい方の選択)(離家))
      13 p998.その他のコミュニティライフ(住まい方の選択)(離家)
        (⇔p6608.その他の他者援助(かすがい)
      14 主要コード関連図のまとめ 
    第4節 ICFコードリンキング過程及び関連図からの知見 
      1 新コードにみるオリジナリティ 
      2 「適切」の再定義 
      3 関連図から得た知見 
       3-1 関連図中の矢印が示す個人モデルと社会モデル 
       3-2 個人モデルの矢印だけの関連図 
       3-3 社会モデルの矢印だけの関連図 
       3-4 個人モデルの矢印と社会モデル矢印が混在した関連図 
    第4章 考察と結論
    第1節 知的障害のある子をもつ母親の障害観
      1 「再定義した適切」の社会化 
       2 障害モデルの共存 
        2-1 強い医学モデルを含む個人モデルの機能
        2-2 社会モデルの気づきと形成 
        2-3 障害のモデルの共存 
        2-4 普遍と個別の交差 
        2-5 障害児の母親の障害観の特殊性 
    第2節 社会資源として活かす知的障害のある子をもつ母親の障害観 
      1 母親の障害観の活用一脱家族にこたえて 
      2 「目指すべき自立」ではない、「オーダーメイドの自立」へ
      3 ケアされる権利の希求 
    第3節 今後への課題と総括 
      1 「誰か」を模索する 
      2 先をゆく専門職 
      3 分析道具としてのICFの活用 
    第4節 総括 
    補章 先行研究
    第1節 障害児家族研究と親の障害観 
       1 親の障害観 
       2 ストレス研究からみた障害観 
       3 障害受容論からみた障害観 
       4 自立生活と家族 
       4-1 自立と母親 
       4-2 知的障害と自立生活 
       4-3 自立生活の条件 
    第2節 ICFについての先行研究レビュー
      1 1CFの動向 
       1-1 1CFの目的とその適用 
       1-2 派生分類ICF-CYの発行 
       1-3 1CFの改訂プロセス 
      2 1CFの構造 
       2-1 1CFの構成要素の定義 
       2-2 ICFの階層構造 
       2-3 1CFのコード 
       2-4 1CFの評価点 
      3 1CFの活用 
       3-1 調査への活用 
       3-2 実践的活用 
    あとがき 
    引用文献