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認知症の心理アセスメントはじめの一歩

  • 著者名黒川由紀子, 扇澤史子編集 ; 黒川由紀子 [ほか] 執筆
  • 出版者医学書院
  • 出版年2018.6

貸出・返却・予約状況

  • 貸出状況 貸出可能

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数1
  • 予約数0
  • 貸出累計2

所蔵事項

  • 登録番号0074009
  • 請求記号S 05//Ku74
  • 貸出区分通常
  • 蔵書区分図書 - 一般図書
  • 所蔵館本館
  • 配架場所 福祉
  • Map
  • 所蔵状態所蔵点検済

書誌事項

  • 書名認知症の心理アセスメントはじめの一歩
  • 書名ヨミニンチショウノシンリアセスメントハジメノイッポ
  • 著者名黒川由紀子, 扇澤史子編集 ; 黒川由紀子 [ほか] 執筆
  • 著者ヨミクロカワ,ユキコ
  • ISBN9784260032629
  • 出版地東京
  • 出版者医学書院
  • 出版年2018.6
  • ページviii, 176p
  • サイズ26cm
  • 注記その他の執筆者: 扇澤史子, 今村陽子, 岡本一枝ほか
    参考文献: 各章末
  • 件名認知症
    精神検査
  • 目次序章 なぜ認知症の心理アセスメントが大切なのか
     A はじめに
     B 認知症のアセスメントの6つのポイント
     C 今後の課題
    第1章 知っておきたい アセスメントのための基礎知識
     1 認知症とそのアセスメント
      A 認知症ってどんな病気?
      B 認知症の臨床像とアセスメント
      C 病期・病型に応じたアセスメント
     2 どんな検査をするの?
      A 「神経心理学的検査」と「人格検査」
      B 「神経心理学」の考え方を理解しよう
      C 神経心理学的検査における2つのアプローチ法
      D 3種類の神経心理学的検査
     3 検査にあたって配慮したいこと─本人のパフォーマンス発揮のために
      A 検査環境
      B 検査者の態度や話し方
      C 被検者の意欲や安心感
    第2章 部位別にみた 脳の機能とその検査
     1 はじめに
     2 側頭葉内側が担う、記憶を形成する機能とその検査
      A 側頭葉内側のはたらき
      B 側頭葉内側の障害によって生じる症状
      C 側頭葉内側機能の神経心理学的検査によるアセスメント
      D 側頭葉内側機能の観察法や定性的評価によるアセスメント
     3 側頭葉外側が担う、記憶・言葉の理解の機能とその検査
      A 側頭葉外側のはたらき
      B 側頭葉外側の障害によって生じる症状(意味記憶障害を中心に)
      C 側頭葉外側機能の神経心理学的検査によるアセスメント
      D 側頭葉外側機能の観察法や定性的評価によるアセスメント
     4 前頭葉が担う、感情や行動をコントロールする機能とその検査
      A 前頭葉のはたらき
      B 前頭葉の障害によって生じる症状
      C 前頭葉機能の神経心理学的検査によるアセスメント
      D 前頭葉機能の観察法や定性的評価によるアセスメント
     5 後頭葉が担う、物の見え方に関する機能とその検査
      A 後頭葉のはたらき
      B 後頭葉に関連した障害によって生じる症状
      C 後頭葉機能の神経心理学的検査によるアセスメント
     6 頭頂葉が担う、物の位置関係把握の機能とその検査
      A 頭頂葉のはたらき
      B 頭頂葉の障害によって生じる症状
      C 頭頂葉機能の神経心理学的検査によるアセスメント
    第3章 認知症の病型別にみた 認知機能障害の特徴とアセスメントの実際
     1 はじめに
     2 アルツハイマー型認知症(AD)の特徴とアセスメント
      A 病型の特徴─経過と臨床症状
      B 心理検査でみられるADの認知機能の特徴
      C ADの神経心理学的アセスメントとその後の支援の例
     3 レビー小体型認知症(DLB)の特徴とアセスメント
      A 病型の特徴─経過と臨床症状
      B 心理検査でみられるDLBの認知機能の特徴
      C DLBの神経心理学的アセスメントとその後の支援の例
     4 血管性認知症(VaD)の特徴とアセスメント
      A 病型の特徴─経過と臨床症状
      B 心理検査でみられるVaDの認知機能の特徴
     5 前頭側頭型認知症(FTD)の特徴とアセスメント
      A 病型の特徴─経過と臨床症状
      B 心理検査でみられるFTDの認知機能の特徴
      C FTDの神経心理学的アセスメントとその後の支援の例
     6 認知症と間違われやすい疾患・病態の特徴とアセスメント
      A 老年期うつ病
      B せん妄
      C アルコール性認知症
    第4章 場面別にみたアセスメントと結果の伝え方・その後の支援への活かし方
     1 はじめに─アセスメント結果の伝え方
      A アセスメントは誰のために行われるのか
      B フィードバックはどのように行うのか
      C アセスメントレポート(報告書)にはどのような情報を書けばよいか
     2 認知症のリハビリテーションにおけるアセスメント
        ─解釈の視点と結果の活かし方
      A 認知症のリハビリテーションとは
      B どのような点に注目して報告するか
      C リハビリテーション計画の見直し
     3 急性期病院でのアセスメントと結果の伝え方・その後の支援への活かし方
        (リエゾンを中心に)
      A 急性期病院における心理職の役割
      B 多職種チームによるアセスメントと支援
      C アセスメント結果の伝え方・支援への活かし方
     4 慢性期病院・療養型病院でのアセスメントと結果の伝え方・
        その後の支援への活かし方
      A 慢性期病院・療養型病院とは
      B 慢性期病院・療養型病院に入院する高齢者の特徴
      C 慢性期病院・療養型病院におけるアセスメントの目的
      D 慢性期病院・療養型病院におけるアセスメントの留意点
      E アセスメント結果の伝え方・支援への活かし方
     5 福祉施設でのアセスメントと結果の伝え方・その後の支援への活かし方
      A 福祉施設における心理職の役割とアセスメントの考え方
      B 福祉施設におけるアセスメント
      C 福祉施設で心理職として働く際に大切にしている視点や姿勢
     6 地域に出向くアセスメントと結果の伝え方・その後の支援への活かし方
        (アウトリーチを中心に)
      A 認知症アウトリーチチームの目的と方法、心理職の役割
      B アウトリーチ活動におけるアセスメントの具体例
      C アセスメント結果の伝え方・支援への活かし方
    第5章 対談 認知症の心理アセスメント、その先へ
     なぜ、アセスメントが重要なのか
     「二足のわらじ」を履けるようになろう
     検査の点数の「その先」を考える
     「認知症」と「老い」をどうとらえるか
     絶望と喪失から、「英知」にたどりつく
     認知症の本人が気軽に出向き、話し合える場を
     高齢者臨床の現場で働く心理職へのメッセージ
    さらに学びを深めたいあなたへ
    あとがき
    索引
    Column
     人格のアセスメントを取り入れた心理支援
     検査を受けた本人の気持ち
     他職種から心理職へのメッセージ Vol.1〈看護師〉
     他職種から心理職へのメッセージ Vol.2〈医師〉
     他職種から心理職へのメッセージ Vol.3〈ソーシャルワーカー(SW)〉