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書誌詳細
行動障害のある人の「暮らし」を支える : 強度行動障害支援者養成研修「基礎研修・実践研修」テキスト
- 著者名牛谷正人, 肥後祥治, 福島龍三郎編集
- 出版者中央法規出版
- 出版年2018.7
貸出・返却・予約状況
- 貸出状況
貸出可能
- 所蔵数1
- 貸出可能数1
- 予約数0
- 貸出累計0
所蔵事項
- 登録番号0074272
- 請求記号369.28//U 93//3ed
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書 - 一般図書
書誌事項
- 書名行動障害のある人の「暮らし」を支える : 強度行動障害支援者養成研修「基礎研修・実践研修」テキスト
- 書名ヨミコウドウショウガイノアルヒトノクラシオササエル
- 著者名牛谷正人, 肥後祥治, 福島龍三郎編集
- 著者ヨミウシタニ,マサト
- 出版地東京
- 出版者中央法規出版
- 出版年2018.7
- 内容 はじめに
本書の活用の仕方
カリキュラム対応表
強度行動障害支援者養成研修達成度チェックリスト
第1章 プロローグ
-強度行動障害のある人についての基本的な理解-
第1節 行動障害のある人の豊かな世界
1なぜ行動障害のある人の支援を学ぶのか
2彼らの豊かな世界
第2節 行動障害について知る
1強度行動障害とは:本書の守備範囲
2行動障害のある人への支援のこれまで
3行動障害のある人が困っていること
4世界は[障害]をどう理解しているのか
5行動障害への挑戦の意義と予防の重要性
事例1 行動援護で成功体験を積んだミドリさん
第2章 支援についての基本的なこと
一支援のプ[]セスと記録-
第1節 支援の基本的なプロセス
1支援の基本的枠組み
2サービス等利用計画について一支援の基本的プロセスー
3個別支援計画と支援手順書について
4強度行動障害支援者養成研修の位置づけ
5行動障害のある人の意思決定支援
6危機管理・緊急時対応
7協議会を中心とした地域づくり
第2節 記録と情報共有
1記録の意義や活用方法を知る
2記録の具体的な方法
事例2 本人の発するサインにより
パニックを予測できるようになった卜壬アキさん
事例3 環境を整えることで落ち着いてきたナオキさん
第3章 私たちのことを知ってほしい-強度行動障害に関係する障害について-
第1節 自閉スペクトラム症について
1自閉スペクトラム症とは
2診断に関連する主要な特性
3その他の重要な特性
第2節 知的能力障害/精神障害
1知的能力障害とは
2精神障害とは
事例4 アパートで一人暮らしをするパルコさん
事例5 事前準備と環境の微調整で生活の幅が 広がってきたコウジさん
第4章 知ることから始めよう一根拠をもって支援する-
第1節 アセスメントの大切さ
1アセスメントとは
2アセスメントの倫理
第2節 アセスメントの具体的な方法
1行動障害とその支援に関連するアセスメント情報
2アセスメント情報の優先順位と活用・共有
事例6 発達障害者地域支援マネジャーのかかわりにより、元の生活に戻ってきたタカシさん
第5章 ボクらと世界のつながり方-環境を整えることと表出性コミュニケーションの大切さ
第1節 支援者のための構造化のアイデア
はじめに
1構造化の前に、自閉スペクトラム症の特性理解
2評価(アセスメント)に基づくこと
3構造化のアイデア
4構造化とコミュニケーション支援
5高機能自閉症の人への構造化支援
おわりに
第2節 表出性コミュニケーションについて考える
はじめに
1やりとりをするために
2コミュニケーションサンプルをとる
3選択する場面を設定する
4具体物から徐々にシンボル
おわりに
事例7 より具体的な提示でいろいろなことができるようになったトオルさん
事例8 自宅の環境調整をして生活をリセットしたエリザさん
第6章 私たちの行動のわけ一行動の生じる理由と対応を知る-
第1節 行動の理解
1行動障害と環境要因
2行動障害と学習
3行動に対する機能的なアセスメント
4行動の機能のアセスメント
第2節 行動障害への対応のヒント
1なぜ困った行動が生じるのか
2行動障害に対応するために
事例9 見通しがもてたことで支援員へのこだわりがなくなったタカヒロさん
事例10 見通しのできる生活で透析治療を続けるアキラさん
第7章 医療と一緒に一福祉と医療の連携-
第1節 行動障害と医学的な診断
1行動障害の主な状態像
2診断
3診断・評価することの重要性
4行動障害が起きやすい状況・環境
第2節 行動障害と医療的アプローチ
1行動障害に有効な支援
2薬物療法でできること
3入院でできること
第3節 福祉と医療の連携
1福祉と医療のそれぞれの役割
2よりよい連携のために一医療機関がほしい情報-
3福祉と医療の連携一事例を通して
事例11 ゲストスピーカーとして語るようになったノリオさん
事例12 ゲストスピーカーとして:将来の不安を解消しグループホームで暮らすカズヤさん
第8章 支える仕組み一制度理解のヒントー
第1節 障害者権利条約と行動障害
1障害者権利条約とは
2条約が求めることと日本での課題
3障害者権利条約と日本の制度
4障害者権利条約と行動障害
第2節 行動障害のある人を支える制度
1行動障害のある人を取り巻く法制度
2障害者総合支援法・児童福祉法(障害児支援)
3基本の仕組み
4総合支援法のサービス概要
5行動障害のある人への基本的対応
6障害者総合支援法・児童福祉法の改正
7障害福祉サービス報酬の改定
事例13 重度訪問介護を利用して穏やかに過ごすようになったヒロノブさん
事例14 支援会議を重ねてチームで支えているタケルさん
第9章 そのとき、あなたはどうしますか
一障害者虐待、身体拘束、行動制限の防止は支援の向上から-
第1節 障害者虐待防止法とは
1障害者虐待防止法成立までの経緯
2障害者虐待防止法の概要
第2節 行動障害と虐待
1障害者虐待対応状況調査
2行動障害のある人と虐待
第3節 虐待をしない・させないために
1深刻な虐待事案の背景
2施設、事業所における虐待防止に関する組織的な取組み
3職員の行動障害に関する専門的な知識や支援技術の向上
事例15 虐待やいじめで心に傷を負っているケンジさん
事例16 家族全体をサポートすることで地域で生活を続けるマサシさん
第10章 ひとりで悩まないで―支援者ケアの人切さ―
第1節 福祉の仕事と感情労働
1福祉に従事する支援者の人切さ
2支援をしていくうえでの悩みや葛藤
3感情はどこからくるのか
4福祉における「感情ルール」と「感情労働」
第2節 支援者ケアと虐待防止
1行動障害と支援者の感情
2行動障害と虐待
第3節 支援者をケアする方法
1自分の感情に気づく
2自分の感情のバランスを保つために
3仲間を守るためのチームケア
4スタッフを守るための組織的ケア
5障害のある人も支援者もハッピーに
事例17受人れ先がない状態から少しずつ
サービスを使って通所できるようになったアイさん
事例18スタッフとの安心でさる人間関係ができて落ち着いてきたイワオさん
第11章 豊かな世界一行動障害のある人のもつ可能性-
第1節 行動障害のある人の才能や豊か52
1行動障害のある人とアート
2アール・ブリュツトとは
3行動障害のある人をとらえ直すアートという視点
事例19絵画制作が生活の安定につなかっているタクヤさん
事例20生活介護に通うことができなくなったヒロムさん
第12章 行動障害のある人の暮らしを支えるために
第1節 地域で行動障害のある人を支えるために
1ライフステージを見通した支援
2「困った人」ではなく「困っている人」
3「予防」のための支援を組み立てる
4組織として取り組むことの大切さ
5支援の6つの原則
第2節 地域で支えるためのチームアプローチ
1それぞれの場面をチームで支える
2さまざまな協力体制をつくる
3根拠(エビデンス)に基づくチームアプロ一チ
4チームにおける情報や課題の共有方法
事例21 チームアプロ一チで自宅での生活を続けているヨシノリさん
事例22 周囲の理解と配慮で一般就労を続けてきたコウマさん
強度行動障害支援者養成研修[基礎研修・実践研修]演習資料
行動障害基礎的用語インデックス
あとがきにかえて
執筆者一覧
<コラム>
1支援者の君たちへ
2グループホームでの支援
3障がい者地域生活一行動支援センターか~むの取組み
4コミュニケーションツールとしてのICTの活用
5自閉スペクトラム症の子どもたちの学ぶ力と合理的配慮
6学校教育との有意義な連携に向けて
7組織で取り組むことの大切さ
8家族の気持ち
9これからの行動障害のある人への支援のあり方