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書誌詳細

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いつもと違う高齢者をみたら : 在宅・介護施設での判断と対応 : 高齢者ケアのキーノート

  • 著者名荒井千明著
  • 出版者医歯薬出版
  • 出版年2018.10

貸出・返却・予約状況

  • 貸出状況 貸出可能

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数1
  • 予約数0
  • 貸出累計0

所蔵事項

  • 登録番号0073673
  • 請求記号S 04//A 62//2ed
  • 貸出区分通常
  • 蔵書区分図書 - 一般図書
  • 所蔵館本館
  • 配架場所 福祉
  • Map
  • 所蔵状態所蔵点検済

書誌事項

  • 書名いつもと違う高齢者をみたら : 在宅・介護施設での判断と対応 : 高齢者ケアのキーノート
  • 書名ヨミイツモトチガウコウレイシャオミタラ
  • 著者名荒井千明著
  • 著者ヨミアライ,チアキ
  • 第2版
  • ISBN9784263237076
  • 出版地東京
  • 出版者医歯薬出版
  • 出版年2018.10
  • ページx, 128p
  • サイズ26cm
  • 注記その他のタイトルは標題紙裏による
    標題紙裏タイトル「What a care giver have to do? : when noticing the state different from usual of the eldrly」は誤植
    参考文献: p128
  • 目次第1章 「いつもとちがう」ことへの気づきは,なぜ大切か
     1 施設看護師・訪問看護師および
      介護職に求められるもの
      異常かどうかの判断をせまられる現場
      施設看護師と訪問看護師と病院看護師,そのちがい
      施設看護師に求められるもの
      施設看護師や訪問看護師に求められるのは「見極め力」
      介護職に求められるもの
      対応を左右するのは「環境」
      複数の関係者で共有したい“情報”
     2 「いつもとちがう」ことへの気づきは,なぜ大切か
      「いつもとちがう」は,死の傍らにあることがある
      “いつも”を知り,アクシデントの芽を摘み取る
      食べられないなら迷わず病院へ
      それでも食べさせる本当の理由
      施設スタッフや訪問スタッフには医療知識が必要!
      介護と看護が一体化するには
      意思決定の権限
      わかりやすい説明をきちんとしよう
      Column 現場で働くスタッフに伝えたいこと
    第2章 症状とバイタルサインのみかた
     「いつもとちがう」に出合ったら
     サチュレーションを活用しよう
     バイタルサインの異常と変化をみる
     摂食・排便・睡眠のチェックも忘れない
    第3章 いつもとちがう状態と,その対応
     観察者の判断はブレる
     食べない
      事例1
      事例2
      求められる対応
      食べないときの考え方(チェックポイント)
       食べない背景に感染症や心不全はないか
       “食べさせてなんぼ”は命取り
      事例3
       Q 発熱したときの坐薬を,積極的に用いたほうがよかったのか?
       Q 誤嚥してムセているとき,背中を叩くタッピングをしてよいか?
     発熱した!
      事例4
      求められる対応
      発熱の考え方(チェックポイント)
       解熱剤の使用
      Column 悪性症候群とは
      Column 市販の消炎鎮痛剤と坐薬
       Q 何度からが体温上昇?突然の発熱はどんなとき?
       Q いきなり高熱が出るのは,どういった場合が多いか?
       Q 発熱がみられたら,まずクーリングで対応しているが,それでよいか?
       Q 皮下輸液とは何か? 施設では通常の点滴より皮下輸液が好ましいとされる理由は?
       Q 微熱が続いているときは,どうすればよいか?
       Q 熱があるけれど,原因不明ということもあるのか?
     痛みを訴える
       「痛みの7ポイント」を活用する
      事例5
      事例6
      事例7
      求められる対応
      痛みの訴えの考え方(チェックポイント)
       胸痛,心筋梗塞など
       腹痛の初期は,経過観察が大事
       吐いた時の対応
     機嫌が悪い
      事例8
      求められる対応
      せん妄の考え方(チェックポイント)
       せん妄は,“何か”によって起きている(原因)
     低血糖
      事例9
      事例10
       あくびやイライラ,易怒性に注意
      求められる対応
      低血糖の考え方(チェックポイント)
       気づかれないと危険な低血糖
       低血糖対応についてのツボ
      Column インスリン分泌を促す薬に注意する
     高血糖
      事例11
      求められる対応
       Q 高血糖を放置しておくことは,なぜいけないか?
     意識がない(1)
      事例12
      Column 回復する意識消失と,放置にて改善しない意識障害
      事例13
      意識消失(失神)についての考え方(チェックポイント)
       多いのは神経介在性失神と起立性低血圧
       意識消失にみられる特徴
     意識がない(2)
      事例14
       搬送のよりどころになるバイタルサイン
       二酸化炭素が高いときの酸素供与
      Column 肺炎が手遅れになる理由
      事例15
       意識が途絶えたときの対応
      Column 覚醒と認識
      意識障害についての考え方(チェックポイント)
       施設では感染症による意識障害が,在宅では脳血管障害による意識障害が多い
       覚醒レベルが低下しているとき,血圧は変化していないか?をチェックしよう
       意識がない状態を数値化する(JCS)
      事例16
       「Δ20ルール」は万能ではない
      求められる対応
       Q 搬送する前に酸素を与えればよかったか?
       Q 低ナトリウム血症の「症状」は,「意識がなくなること」と理解してよいか?
       Q 腎機能が落ちると老廃物がろ過されず尿毒症になることは知っているが,ナトリウムはどうなるのか?血清ナトリウム値は上がるのか,それとも下がるのか?
       Q 高齢者に低ナトリウム血症が起きやすいのは,腎機能や心機能が落ちているからか?
     脈拍数が多い(頻脈)
      事例17
       痛み止めと貧血は縁が深い
      事例18
       原因がわからない頻脈は,薬剤が原因かも
      求められる対応
      頻脈の考え方(チェックポイント)
       脈を触れる場所
       Q 痛み止めで胃潰瘍になりやすい人は?
       Q 痛み止めを飲むときの留意点は?
       Q ベシケアODやプレタールODのように口の中で溶ける薬剤を水なしで飲んでいるが,噛み砕いて飲んでもよいか?
       Q 脱水の場合,血圧は上がる?それとも下がる?
       Q 頻脈(脈拍数の増加)や徐脈(脈拍数の低下)をきたしやすい薬剤は?
       Q 抗コリン作用を示す薬剤とは?
     呼吸数が多い
       呼吸が促迫しているなら迷わず病院へ
      求められる対応
     呼吸していない?心停止?
      事例19
       看取りイコール心肺蘇生しない,の誤り
      心停止? の考え方
       救急車要請と心肺蘇生はセット
       病院での救急対応(心肺停止)
       心肺蘇生には及ばないケース
       最期の対応を決めるのはスタッフではない
       終末期の定義はさまざま
      求められる対応
       Q 心肺蘇生の方法はわかるが,心配蘇生を開始するタイミングがわからない.意識がないことを確認したら,AEDを用意して心肺蘇生をさっそく開始するとの認識でよいか?
    第4章 看取り対応の実際
     病院や自宅,介護施設以外の場での死が増える
     死因不明は解剖になる
     病院に向けた意思確認書
     意思確認書その1 急変時での対応
     意思確認書その2 終末期での対応
     意思確認書その3 心肺停止状態での対応
     死因がわからないときと解剖
     看取りは自然死へのサポート行為
     終末期より「手前」の状態で分かれる判断
     家族の意向に沿ったブレない姿勢を
     終末期に移行しつつある人をどう拾い上げるか
     終末期にみられる症状や所見とターミナルスコア
     終末期にみられる時間的変化
     対応の実際
    第5章 これからの高齢者医療への対応
     高齢者における肺炎の対応
     高齢者の背景で分類される糖尿病
     抵抗力がない高齢者
     痩せている高齢者
     老衰は未知の医学?
     寿命と老衰の関係
     種によって決まる寿命
     寿命のとらえかた
     老衰の本質とは
     多様性が求められる時代
     段階評価を共有しよう
     「前看取り期」をしっかり確保しよう
     参考文献