設定

文字サイズ
標準
特大
背景色
標準

書誌詳細

Amazon のサイトで見る

「学ぶ・教える・考える」ための実践的英語科教育法

  • 著者名酒井英樹, 廣森友人, 吉田達弘編著 ; 亘理陽一 [ほか] 著
  • 出版者大修館書店
  • 出版年2018.12

貸出・返却・予約状況

  • 貸出状況 貸出中
  • 返却予定 2024年09月23日

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数0
  • 予約数0
  • 貸出累計14

所蔵事項

  • 登録番号0074020
  • 請求記号E 07//英語//Sa29
  • 貸出区分通常
  • 蔵書区分図書 - 一般図書

書誌事項

  • 書名「学ぶ・教える・考える」ための実践的英語科教育法
  • 書名ヨミマナブ・オシエル・カンガエルタメノジッセンテキエイゴカキョウイクホウ
  • 著者名酒井英樹, 廣森友人, 吉田達弘編著 ; 亘理陽一 [ほか] 著
  • 著者ヨミサカイ,ヒデキ
  • ISBN9784469246223
  • 出版地東京
  • 出版者大修館書店
  • 出版年2018.12
  • ページxv, 319p
  • サイズ21cm
  • 注記その他の著者: 寺沢拓敬、滝沢雄一、新多了、大和隆介、河合靖、斉田智里、鈴木渉、坂本南美、今井裕之
    文献案内: 各章末
    参考文献: p299-308
  • 件名英語教育
    英語教育
  • 目次はじめに
    コンパニオン・ウェブサイトの使い方
    このテキストの使い方
    コアカリキュラム対応表
    第1部 英語とはどんな言語か――英語・教育政策編
    1章 英語という言語の特質:どのような英語を学び教えるのか
    1.他言語と比較した英語の特徴
     1.1. 何をどこに置くか
     1.2. 日本語や他の言語との違い
    2.英語の広がりと多様性
     2.1. どのくらいの人が英語を用いているか
     2.2. 第二言語としての英語・外国語としての英語
     2.3. 国際語としての英語
    3.CEFRと複言語主義
     3.1. 教育目標の考え方
     3.2. CAN-DOとその背景
     3.3. CEFRの特徴と学校での運用
     3.4. 個人内における複言語主義
     3.5. 英語教育における英語と日本語
    2章 日本社会における英語:その歴史と必要性
    1.英語使用の必要性
    2.何のために英語を教えるか:英語教育史素描
     2.1. 明治初期:英語学習・英語教育の目的が自明だった時代
     2.2. 明治中頃~戦後初期:エリートのための英語
     2.3. 戦後:国民教育としての英語
    3.英語と政治経済的力学
     3.1. 英語帝国主義
     3.2. 英語拡大の歴史
     3.3. 英語拡大の政治経済的力学
     3.4. 言語の商品化
    4.ジェンダー差、象徴的機能、グローバル化
     4.1. 英語学習とジェンダー
     4.2. 日本社会における英語の象徴的機能
     4.3. グローバル化
    3章 日本の外国語教育:育成すべき英語力とは
    1.学力の三要素
     1.1. 学校教育で育成すべき学力とは
     1.2. 学校教育法で示された学力の三要素
    2.学習指導要領に見る日本の外国語教育の変遷
     2.1. 4技能育成を目標に掲げた学習指導要領(1958/1960)
     2.2. 言語活動が導入された学習指導要領(1969/1970、1977/1978)
     2.3. コミュニケーション重視のの学習指導要領(1989~)
     2.4. 言語活動を通したコミュニケーション活動(2017~)
    3.小学校における英語教育
     3.1. 学習指導要領における小学校外国語教育の変遷
     3.2. 小学校学習指導要領における外国語活動・外国語科の教育課程と目標
    4.中学校における英語教育
     4.1. 学習指導要領における中学校外国語教育の変遷
     4.2. 中学校学習指導要領における外国語科の教育課程と目標
    5.高等学校における英語教育
     5.1. 学習指導要領における高等学校外国語教育の変遷
     5.2. 高等学校学習指導要領における外国語科の教育課程と目標
    6.教科用図書および補助教材
     6.1. 教科用図書
     6.2. 補助教材
    4章 コミュニケーション能力:育成するべき資質・能力
    1.コミュニケーションとはどのようなプロセスか
     1.1. コミュニケーションを構成する要素
     1.2. コミュニケーションのプロセス
    2.異文化間コミュニケーションの特徴
     2.1. 言語コミュニケーションにおける文化の影響
     2.2. 非言語コミュニケーションにおける文化の影響
    3.コミュニケーション能力の構成要素
     3.1. カナールとスウェインのモデル
     3.2. バックマンとパーマーのモデル
    4.目的・場面・状況に応じたコミュニケーションを行う力
     4.1. 目的・場面・状況に応じるとは
     4.2. 目的・場面・状況に応じたコミュニケーションを行う力の育成
    第2部 英語をどのように学ぶのか――学習・学習者要因編
    5章 英語学習の共通性:第二言語習得のプロセス
    1.言語はどのように学ばれるのか:第一言語習得と第二言語習得
     1.1. 第一言語はどのように習得されるのか?
     1.2. なぜ第二言語習得は難しいのか?
    2.第二言語習得理論の変遷
     2.1. 行動主義から生得主義へ
     2.2. 認知的アプローチ①:情報処理理論
     2.3. 認知的アプローチ②:スキル学習理論
     2.4. 新しい第二言語習得理論①:社会文化理論
     2.5. 新しい第二言語習得理論②:複雑系理論
    3.教室内第二言語習得
     3.1. 2つの代表的なアプローチ:TBLTろCLIL
     3.2. フォーカス・オン・フォームと訂正フィードバック
     3.3. 計画時間とくり返し
    4,(教室内)第二言語習得研究から得られる示唆
     4.1. 「教師中心」から「学習者中心」へ
     4.2. 英語コミュニケーション能力を総合的に育てる
     4.3. 第一言語(日本語)の効果的な使用について考える
     
    6章 言語適性:英語学習の多様性に影響を与える認知要因
    1.なぜ、個人差が生じるのか?
    2.言語適性とは?
    3.代表的な言語適性テスト:MLAT
    4.ポスト MLAT:ワーキングメモリ
    5.言語適性研究の新しい展開
     5.1. 適性と言語習得プロセスの関係
     5.2. 適性と指導法の関係(相互作用)
    6.言語適性とどのようにつき合っていくか?
    7章 動機づけ:英語学習の多様性に影響を与える情意要因
    1.なぜ、動機づけか?
     1.1. 動機づけが意味するもの
     1.2. 心理学における動機づけ
    2.言語習得における動機づけ
    3.動機づけの自己診断
     3.1. 動機づけの強さを診断するツール
     3.2. 国際的志向性を診断するツール
    4.動機づけと上手につき合う
     4.1. 動機づけを高める要素
     4.2. 動機づけを低下される要素
     4.3. 先延ばし行動にどう対応するか
    5.動機づけ研究の新しい展開
     5.1. L2動機づけ自己システム
     5.2. 時間経過に伴う動機づけの変化
    6.動機づけを高める指導
     6.1. 想像力と自律性の大切さ
     6.2. 動機づけを高める授業の枠組み
    8章 学習方略:英語学習の多様性に影響を与える行動要因
    1.なぜ、学習方略(学習方法)か?
    2.英語を学ぶ学習方略とは何か?
     2.1. 学習方略の定義
     2.2. 主な学習方略の分類
     2.3. 学習方略の具体例
    3.代表的な学習方略の診断テスト
    4.学習方略の使用に影響を与える要因
     4.1. 各要因と方略使用の関係
     4.2. 性格が学習方略に及ぼす影響
    5.学習者主体の外国語学習とメタ認知方略
     5.1. 「主体的・対話的で深い学び」とメタ認知方略
     5.2. 自己調整する主体としての学習者
     5.3. 自律した学習者とアクティブ・ラーニング
    第3部 英語を教えるとは――指導・指導者資質編
    9章 学習評価のあり方・進め方:目標に基づく指導と評価の一体化の実現のために
    1.学習指導要領における指導と評価の考え方
     1.1. 目標に基づく指導と評価の一体化
     1.2. 学習評価のあり方
     1.3. assessmentとevaluation
    2.学習評価の意義、方法、時期
    3.外国語科における学習評価のあり方・進め方
    4.学習評価の進め方
     4.1. 目標に準拠した評価の進め方
     4.2. 教室内テストの作成法
     4.3. 学習評価の質を高めるために
    10章 小学校の指導と評価
    1.めざす目標
     1.1. 外国語活動と教科「外国語」(英語)の接続
     1.2. 小学校と中学校の接続
    2.指導方法
     2.1. 「聞くこと」の指導
     2.2. 「話すこと」の指導
     2.3. 「読むこと」の指導
     2.4. 「書くこと」の指導
    3.評価方法
     3.1. 観点別学習状況の評価・評定と多様な評価方法
     3.2. 教科「外国語」の評価の具体例
     3.3. 「外国語活動」の評価の具体例
    11章 中学校の指導と評価
    1.めざす目標と指導計画
     1.1. 卒業時の到達目標設定と共有の仕方:CAN-DOリスト
     1.2. 学びをつなぐ小中接続
     1.3. 学年間の接続を踏まえた年間計画の立て方と授業実践
    2.授業の準備:授業デザインと学習指導案
     2.1. 授業前に準備しておくこと
     2.2. 学習指導案
    3.知識及び技能を育てる指導方法と授業展開・評価
     3.1. PPPによる授業展開
     3.2. 帯活動による定着
     3.3. 知識・技能の評価
    4.思考力、判断力、表現力等を育てる指導方法と授業展開・評価
     4.1. 思考力、判断力、表現力等を育てる活動
     4.2. 思考・判断・表現の評価
    5.学びに向かう力、人間性を育てる指導方法と授業展開・評価
     5.1. 学びに向かう力、人間性等を育てる活動
     5.2. 主体的に学習に取り組む態度の評価
    12章 高等学校の指導と評価
    1.めざす目標を指導計画
     1.1. 卒業時の到達目標設定と共有の仕方
     1.2. 科目間の連携が取れた年間指導計画
    2.ICT教材の活用
     2.1. ICT教材活用の現状
     2.2. ICT教材の用途、意義
    3.指導方法・授業展開
     3.1. 「折衷的指導法」から言語活動主体の指導へ
     3.2. 知識及び技能を育てる指導方法の原則
     3.3. 思考力、判断力、表現力等を育てる指導方法
    4.主体的・対話的に学び続ける学習者を育成する評価方法
    13章 英語教師としての成長
    1.英語教師に必要な資質・能力とは
     1.1. 学び続ける教員
     1.2. 英語教師に求められる英語運用能力レベル
     1.3. 授業に必要な英語運用能力
    2.授業研究をベースにした英語教師の力量形成
     2.1. 「観察の徒弟制」を超える
     2.2. 授業研究のサイクル
     2.3. 授業自己評価ツール
    3.自己研修のあり方:学会や研究会に参加すること
    【コラム】
    ①2017/2018年告示学習指導要領下の英語教科・科目一覧
    ②サイトからダウンロードできる教育関係の文書リスト
    ③おもな外国語教授法
    ④4技能に関するキーワード
    ⑤英語授業のコツ(1) 板書 or ICT?
    ⑥英語授業のコツ(2) 机間指導と「英語で授業」
    ⑦主要な学会や研究会
    ⑧模擬授業や授業分析に役立つサイト
    ⑨教育実習へ臨むあなたに
    参考文献
    索引