設定

文字サイズ
標準
特大
背景色
標準

書誌詳細

Amazon のサイトで見る

手の治癒力

  • 著者名山口創著
  • 出版者草思社
  • 出版年2018.10

貸出・返却・予約状況

  • 貸出状況 貸出可能

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数1
  • 予約数0
  • 貸出累計1

所蔵事項

  • 登録番号0074441
  • 請求記号S 20//Y 24
  • 貸出区分通常
  • 蔵書区分図書 - 一般図書
  • 所蔵館本館
  • 配架場所 福祉
  • Map
  • 所蔵状態所蔵点検済

書誌事項

  • 書名手の治癒力
  • 書名ヨミテノチユリョク
  • 著者名山口創著
  • 著者ヨミヤマグチ,ハジメ
  • 叢書名草思社文庫
  • ISBN9784794223562
  • 出版地東京
  • 出版者草思社
  • 出版年2018.10
  • ページ188p
  • サイズ16cm
  • 注記参考文献: 巻末
  • 件名民間療法
    マッサージ
  • 内容 はじめに 
    1章 手の治す力、癒す力
       医療の原点「手当て」
       壁画に残された無数の手の跡 
       医聖ヒポクラテスは「触れる」ことを重視した 
       プラシーボ効果か催眠効果か
       自然治癒力を引き出す触診の力 
       触れない医療の問題点
       啄木も子規も大事にした癒しの手 
       指先は極めて精巧なセンサー
    「ふれあい」がイライラ、不安、疲れをやわらげる
    2章 手は第二の脳
       手は脳の出先器官 
         皮膚は脳と似た情報器官 
         触覚は指先に集中している
       身体と心の関係 
         身体と心をつなぐもの 
         人は身体感覚で好き嫌いを決める 
         身体の不快感は理性に影響を与える 
       皮膚感覚が心を変える 
         なぜ皮膚は敏感なのか 
         皮膚を温めると心が温かくなる 
         肌触りが心の状態をつくる 
       現代によみがえる手当ての意義 
         心身の健康を取り戻すために 
         日本人は皮膚感覚に敏感な民族 
    3章 手をあてるとなぜ心身が癒えるのか
       「手当て」のメカニズム 
       哺乳類が記憶する母親から”舐められた”感覚 
       セルフタッチとセルフマッサージ
         不安や緊張をやわらげるセルフタッチ
         覚醒とリラックス両面に効果的なセルフマッサージ 
       痛みを癒す 
         マッサージの根拠、ゲートコントロール説 
         鎮痛のメカニズム 
      心のマッサージ 
        背中や手を撫でるだけで不安や抑うつが低下する
        ゆっくりとしたマッサージは悲しみを癒す
        PTSDへの効果 
      心と体を統合させる手当ての技 
    4章「ふれあい」が深い絆をつくる
      「絆ホルモン」オキシトシンの不思議
        信頼感を高める効果
        触れられるとオキシトシンが増大
        オキシトシンを高める触れ方 
      親子のスキンシップ 
        触れない子育ての弊害 
        触れることは母親にもメリットがある 
        スキンシップは遺伝子によらずに遺伝する 
        早期の虐待やストレスとその後の深刻な影響 
        出産直後の接触の重要性 
        触れるから優しい気持ちになる 
      夫婦・恋人間の絆を強める
        ふれあいはお互いの健康に効果的
        手を握るとストレスは緩和する 
        スキンシップは男性を幸福にする 
        夫婦喧嘩予防・にも効く身体接触 
      病気回復につながる医療現場のふれあい 
      ふれあい下手な日本人のために
    全身の筋肉を緩め、身体感覚を取り戻す
    脳ではなく皮膚で考える
    「今、ここ」の皮膚感覚に集中する
    手を差し伸べる勇気を 
    人は「手」によって救われる
    あとがき 
    文庫版あとがき