• 書名魚と肉
• 書名ヨミサカナトニク

• 著者名藤井弘章編
• 著者ヨミフジイ，ヒロアキ

• 叢書名日本の食文化
• 叢書番号4

• ISBN9784642068390

• 出版地東京
• 出版者吉川弘文館
• 出版年2019.2

• ページix, 233, 7p
• サイズ20cm

• 注記参考文献あり

• 件名食生活
  料理 (魚)
  料理 (肉)

• 目次総論 魚食の展開と肉食の拡大…藤井弘章
  ●刺身と塩干物―旬の魚と魚食の広がり…橋村　修
  1.魚を食べる季節と土地
  2.魚食文化史のなかでの刺身とその内陸流通
  3.塩干物：山に生きる海産物
  4.本州内陸でのシイラ利用
  5.地魚としての塩干品と通年の刺身利用
  ●コイ・フナ・アユ：暮らしに身近な淡水魚の魚食文化…堀越昌子
  　1.淡水魚の分布と食文化
  2.琵琶湖の多様な環境と多様な魚の生活環
  3.縄文人は何を食べていたか
  4.半農半漁の零細漁業と待ちの漁法の発達
  5.日本の代表的な淡水魚:コイ・フナ・アユ
  6.多様な魚食文化
  7.人と淡水魚のつきあい
  ●クジラとイルカ：海の肉…中園成生
  1.原始・古代の鯨食文化
  2.戦国～近世初頭、近畿の鯨食文化
  3.西海捕鯨と鯨食
  4.鯨食の普及
  5.近代捕鯨業の成立と鯨食の動向
  ●発酵ずしから握りずしへ：魚食の変化…日比野光敏
  1.発酵ずしの時代
  2.発酵ずしから酢を使うすしへ
  3.握りずしの時代
  ●イノシシとシカ：山の獲物から害獣・ジビエへ…藤井弘章
  1.肉食の中心から脇役への変化
  2.民俗知識と狩猟方法
  3.イノシシーシカの食べ方
  4.害獣とジビエ
  ●昆虫食：山里のたんぱく源…野中健一
  1.昆虫食は伝統食
  2.分布からとらえる特徴
  3.日本の主要食用昆虫
  4.昆虫食という食文化
  ●とんかつとすき焼き：文明開化後の肉食…東四柳祥子
  1.肉食解禁で始まる近代
  2.肉食論の賛否
  3.経済生活と肉食
  4.名物肉料理の誕生
  5.肉食文化の地域性
  索引