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書誌詳細
食べるとはどういうことか : 世界の見方が変わる三つの質問
- 著者名藤原辰史著
- 出版者農山漁村文化協会
- 出版年2019.3
貸出・返却・予約状況
- 貸出状況
貸出可能
- 所蔵数1
- 貸出可能数1
- 予約数0
- 貸出累計0
所蔵事項
- 登録番号0074735
- 請求記号383.8//Fu68
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書 - 一般図書
書誌事項
- 書名食べるとはどういうことか : 世界の見方が変わる三つの質問
- 書名ヨミタベルトワドウイウコトカ
- 出版地東京
- 出版者農山漁村文化協会
- 出版年2019.3
- 注記「食べること」を考えることで、「人間とはなにか」が見えてくる。先生と中高生による白熱の「食と農の哲学」ゼミナール。2018年3月開催の座談会「藤原辰史先生と語る「食べること」「生きること」」の内容を元に書籍化。
- 目次●この本を手にとってくださった方へ
●登場人物紹介
●この本ができるまで
〈第一の質問〉いままで食べたなかで一番おいしかったものは?
【解説1】なかなか言葉にならない「あの時のおいしさ」のこと
「おいしい」は一筋縄ではいかない
「おいしい」の三つのカテゴリー
「食べる」はネットワークに絡めとられている
【対話1】自分たちのあたりまえを考える「哲学」について
歴史研究という仕事
三輪トラックの荷台で食べたトウモロコシは最高!
自己紹介・ そらさんの場合
自己紹介・ ケイさんの場合
自己紹介・ 達兄さんの場合
自己紹介・ コーセイさんの場合
自己紹介・ リョウタローさんの場合
自己紹介・ シュンスケさんの場合
自己紹介・ アヤさんの場合
自己紹介・ ユータさんの場合/答えのない問いを立ててみる
〈第二の質問〉「食べる」とはどこまで「食べる」なのか?
【解説2】食べられる側の気持ちになってみること
解くのが困難な問い
キッチンシンクのパフォーマンスから見えてきたこと
食べものの気持ちになってみる
食べることについての二つの見方
【対話2】『食の哲学』という本をみんなで書くとしたら?
「食べる」と「入れる」の違いって?
人間の食と動物の食は同じ? 違う?
『食の哲学』の目次をつくる
「食べる」ってどこまでが食べるなの?
人間は「生きもの殺し装置」だった/人間はホラーなチューブなのだ
お昼休憩のコラム「くさいこと」と「おいしいこと」
〈第三の質問〉「食べること」はこれからどうなるのか?
【解説3】食べものから噛みごたえがなくなっていく未来のこと
食べることは煩わしいことか
ゼリーやムースのような食事
噛むこと、共に食べることの意味
無料食堂という試み
【対話3】答えを探すのではなく、みんなの「考える種をまく」
欲望の上に乗っかっているもの
完全栄養の食品はすごくマズい?
見せるために食べる
食べものは感覚や欲望の交差点
最後に一言ずつ感想を
【アフタートーク】からだに耳を澄ます
座談会を終えて
BSEと鳥インフルエンザの衝撃
わたしたちの世界の根底にある飢えへの恐怖
現代の日本にも飢えはある
趣味から歴史に入る
あたりまえのことを問い続けるスリリングさ
子どものほうが哲学の近くにいる
「人間とは何か」という山への登り方
身体感覚を伴う問いの大切さ