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書誌詳細
天然染料の科学
- 著者名青木正明著
- 出版者日刊工業新聞社
- 出版年2019.3
貸出・返却・予約状況
- 貸出状況
貸出可能
- 所蔵数1
- 貸出可能数1
- 予約数0
- 貸出累計0
所蔵事項
- 登録番号0076257
- 請求記号577.99//A 53
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書 - 一般図書
書誌事項
- 書名天然染料の科学
- 書名ヨミテンネンセンリョウノカガク
- 出版地東京
- 出版者日刊工業新聞社
- 出版年2019.3
- 目次はじめに
第1章 ちょっと化学な天然染料の入り口
1 糸、布、繊維ってなに? なぜ染まるの? ─とてもお手軽な染色概論 その1─
2 草木はなんでも染まる? 植物が染料になる理由 ─とてもお手軽な染色概論 その2─
3 シルクとコットンでは染まり方が全く違う! ─とてもお手軽な染色概論 その3─
4 天然染料と金属のカンケイ ─天然染料独特の工程、媒染のお話─
5 ひと筋縄ではいかない天然染料たち ─媒染ではなく他の作用で色濃く染まる草木─
6 ところ変われば色変わる ─生育環境に左右される天然染料の色目─
第2章 歴史と文化からみる天然染料
7 人が染色を始めたのはいつ頃? ─先史時代から使われていた天然染料─
8 シーザーもクレオパトラも愛した貝紫 ─古代地中海世界を虜にした動物染料─
9 古代中国と日本のミステリアスな紫事情 ─東アジアに貝紫はあった? なかった?─
10 ジャパンブルーに隠された意味 ─とても珍しくて、とてもメジャーな藍─
11 昔は藍だった紅花 ─シルクロードの国々を虜にした歴史─
12 紅花は平安貴族の無駄遣いの元凶だった? ─唯一無二の赤を染めた貴重な染料─
13 江戸時代にはすでに謎だった古代の染め ─最高の染色技術を誇った古代の染め師─
14 温泉で作られた江戸時代の媒染剤 ─別府温泉とミョウバンの話─
15 「ブラジル」は天然染料がルーツだった! ─新大陸進出と天然染料の深い関係─
16 染色体をきれいに染める天然染料 ─化学染料にも負けなかったログウッド─
17 若き化学者パーキンの失敗から生まれた成功 ─化学染料発明の物語─
18 化学者とファーブルと茜と藍の物語 ─天然色素の発見と合成競争の攻防─
第3章 色ごとにみる天然染料
19 赤色① 根っこが赤い茜
20 赤色② 日本にはなかった蘇芳
21 赤色③ 酸とアルカリを駆使する紅花
22 赤色④ 虫で染める赤、カイガラムシ
23 青色① 酸化と還元で染まる藍1
24 青色① 酸化と還元で染まる藍2
25 青色① 酸化と還元で染まる藍3
26 青色② 秋限定の透明な青、臭木
27 青色③ 染まらない植物染料、露草
28 黄色① ふたつの刈安
29 黄色② 活躍の場が多い黄色染料、梔子
30 黄色③ 天皇の袍を染める高貴な染料、櫨
31 紫色① 高貴な色の代名詞になった染料、紫草1
32 紫色① 高貴な色の代名詞になった染料、紫草2
33 紫色② よみがえる幻の貝紫染め、アカニシ
34 紫色③ 紫草を使わない紫色、二藍
35 ベージュ・カーキ・黒 変幻自在なタンニン
36 緑色 緑染めに使えない植物の緑
第4章 薬、医学、環境問題と天然染料
37 黄蘗は昔の万能薬 ─ベルベリン─
38 今も医療現場で利用される紫草 ─シコニン─
39 色よりも褪色と薬効が重宝された鬱金 ─クルクミン─
40 ヒトの体内にもある藍の元 ─インジゴとインドール─
41 天然染料と持続可能な社会について
柔軟剤でコットンが濃く染まる
日本人の「青」は青くない
「草木染」は登録商標だった
水ってすごい!
参考文献
索 引