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書誌詳細
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「宿命」を生きる若者たち : 格差と幸福をつなぐもの
- 著者名土井隆義著
- 出版者岩波書店
- 出版年2019.6
貸出・返却・予約状況
- 貸出状況
貸出可能
- 所蔵数1
- 貸出可能数1
- 予約数0
- 貸出累計1
所蔵事項
- 登録番号7501006
- 請求記号IB//IW//1001
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書 - 一般図書
書誌事項
- 書名「宿命」を生きる若者たち : 格差と幸福をつなぐもの
- 書名ヨミシュクメイオイキルワカモノタチ
- 目次はじめに
第1章 相対的貧困率と生活満足度
拡大する社会的格差/社会的排除の進行/高まる生活満足度/経済動向と生活満足度/人間関係の満足感/共同体の拘束力の強さ/人間関係の自由化/人間関係と期待水準
第2章 高原社会に広がる時代精神
生活満足度の世代格差/増加する高齢者犯罪/期待―現状=不満/成長期から成熟期へ/高原社会に生まれた世代/諦めとの遠い隔たり/進歩主義規範の失効/存在論的安心の揺らぎ
第3章 いにしえからの自分の本質
かけがえのない自分の誕生/地元というフロンティア/再埋め込みへの憧憬/生得的な関係という基盤/民族への関心の高まり/再魔術化する若者たち/立脚点としての「宿命」/高原社会に広がる人間像
第4章 格差と幸福をつなぐ宿命論
生得的属性と期待水準/人間関係の比重の高まり/不安定化する人間関係/壁の崩壊と差異の顕在化/内閉化する人間関係/生得的属性による分断化/学歴による若年層の分断/学歴分断線と準拠集団/努力主義の過剰包摂/自己責任主義のゆくえ
補論――「宿命」を問いなおす
分断線を越境する人びと/高原期における努力とは/認識論的な誤謬に気づく/高原期の朝もやを抜けて
文献