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書誌詳細
リハビリ : 生きる力を引き出す
- 著者名長谷川幹著
- 出版者岩波書店
- 出版年2019.7
貸出・返却・予約状況
- 貸出状況
貸出可能
- 所蔵数1
- 貸出可能数1
- 予約数0
- 貸出累計0
所蔵事項
- 登録番号0075308
- 請求記号S 06//H 36
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書 - 一般図書
書誌事項
- 書名リハビリ : 生きる力を引き出す
- 書名ヨミリハビリ
- 注記主要参考文献: p197-201
あとがき: p203-206
- 目次はじめに
1章 リハビリテーションとは何か
語源を探ると/国際社会の変化/国際障害分類から国際生活機能分類へ/障害のある人が参加する/私の考えるリハビリテーション
2章 どのような病気,けがの人がリハビリをするのか
1 脳損傷
(1)脳梗塞
脳の血流量と脳梗塞/脳血栓/脳塞栓
(2)脳出血
(3)くも膜下出血
(4)脳外傷
事例 一〇代で脳外傷
(5)低酸素脳症
(6)要素的機能障害
運動まひ/感覚まひ/運動失調/構音・嚥下障害
2 骨関節疾患
(1)骨 折
大腿骨頸部骨折/退院後の在宅での治療/胸・腰椎圧迫骨折/腕の骨折
事例 九九歳で上腕骨骨折
(2)脊髄損傷
3 神経難病
(1)パーキンソン病
事例 五一歳でパーキンソン病
(2)脊髄小脳変性症
4 生活不活発病(廃用症候群)
5 理学療法士,作業療法士,言語聴覚士のかかわり
理学療法士/作業療法士/言語聴覚士/医療保険と介護保険
3章 高次脳機能障害とは何か
1 大脳とは
大脳の分類/要素的機能/高次脳機能/ルリヤの分類/視覚の情報
2 高次脳機能障害の主な症状
(1)注意障害
選択機能/維持機能/制御機能
(2)前頭前野の症状 1――社会的行動障害
自発性低下/易怒性事例 脳外傷をおった,ある若者と母親の軌跡
(3)前頭前野の症状 2――作業記憶障害
短期記憶/ワーキングメモリー(作業記憶)/長期記憶/本人は何を考えているのか/記憶障害が重度の場合/記憶障害を自覚してくる場合
事例 四〇代で脳外傷
(4)前頭前野の症状 3――遂行機能障害
診断のむずかしさ/どのようにリハビリをしたらいいのか
(5)左半球症状 1――失語症
失語症とは/失語症の分類/ブローカ失語/ウェルニッケ失語/全失語/失語症の人へのリハビリ/周囲の人々(家族)は/家族の会
事例 七〇代,プロのカメラマンが脳梗塞に
(6)左半球症状 2――失行症
意図はわかるが/自然にはできる
(7)右半球症状 1――左半側空間無視
左半側空間無視とは/左側がわからない
事例 四〇代で脳出血
(8)右半球症状 2――左半側身体失認
左半側身体失認とは
3 高次脳機能障害の特徴
高次脳機能障害かどうかの見きわめ/脳の可塑性
4章 人生のなかばで障害をおった人の心理
1 ある日突然
中途障害のある人の心理/心の葛藤
2 医療・保健・福祉関係者は何ができるのか
きっかけづくり/医療機関と地域との相違
3 訪問から始まるリハビリ
初めての訪問/本人の気持ち/願望的な目標と現実的な目標/本人,家族中心とは/家族をどう考えるか/訪問理学・作業療法の修了を考える/通所施設/旅行に行けないと思っていた/旅行の意義
5章 リハビリテーションで「快復」した人々の日々
事例1 四〇代なかばに脳出血
事例2 六〇歳直前に脳出血
事例3 八〇歳直前に脳梗塞
事例4 一〇代のときに重度の脳外傷
6章 高齢社会でのリハビリテーション
1 高齢者が気をつけるべきこと
筋力/骨粗鬆症
事例 亡くなる直前まで自力でトイレに行った九〇代女性
2 医療・福祉関係者の連携から協働へ
「チーム三茶」/コーチング/在宅版クリニカルパス
3 高齢者,障害のある人が支え手に
障害のある人が支援者になる/日本脳損傷者ケアリング・コミュニティ学会/「主体性」とは,を考える/医療者や福祉関係者のかかわり
主要参考文献
あとがき