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「うんこ」が無理なく出る介護 : その介護は人を大切にしていますか?

  • 著者名浅野洋藏著
  • 出版者法研
  • 出版年2019.6

貸出・返却・予約状況

  • 貸出状況 貸出可能

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数1
  • 予約数0
  • 貸出累計0

所蔵事項

  • 登録番号0074547
  • 請求記号S 04//A 87
  • 貸出区分通常
  • 蔵書区分図書 - 一般図書
  • 所蔵館本館
  • 配架場所 福祉
  • Map
  • 所蔵状態所蔵点検済

書誌事項

  • 書名「うんこ」が無理なく出る介護 : その介護は人を大切にしていますか?
  • 書名ヨミウンコガムリナクデルカイゴ
  • 著者名浅野洋藏著
  • 著者ヨミアサノ,ヨウゾウ
  • ISBN9784865136203
  • 出版地東京
  • 出版者法研
  • 出版年2019.6
  • ページ194p
  • サイズ21cm
  • 注記監修: 礒田次雄
  • 件名介護技術
    家庭看護
  • 内容はじめに
     第1章 在宅介護で大変なことはなに?
    ●あまりにも大きな介護の負担
     〈1〉一変するこれまでの生活
     〈2〉予期しないことが次から次へ
     〈3〉尋常でない介護のボリューム
     〈4〉発生する費用・介護者の仕事との兼ね合い
     〈5〉付きまとう不安やストレス
     〈6〉現場を理解しないアドバイス
     〈7〉介護をする意味に対する葛藤
    ●大変なのに自分だけでがんばってまう
     〈1〉私が看てあげるのが一番
     〈2〉他人に世話を任せることに対する罪悪感
     〈3〉他人に迷惑をかけたくない
     〈4〉社会サービス利用への抵抗
     〈5〉孤立することの重大さ
    ●家族介護者への支援ができていない
     〈1〉家族介護者は医師・看護師・ホームヘルパー・その他すべてを担当
     〈2〉家族介護者の生活時間・経済面・家庭事情
     〈3〉介護者への支援内容
     〈4〉ケアプランヘの提言
    ●良い介護がされていない
     〈1〉現状の介護方法のルーツ
     〈2〉提供される介護の質
     〈3〉投薬の功罪
     〈4〉ある食事介助の事例
     〈5〉胃ろうでの事例
     〈6〉効率的・合理的という価値基準
    ●延命治療について考えてみる
     〈1〉母の場合
     〈2〉療養型病床群における事例
     〈3〉延命治療を施さない選択は
     〈4〉私なりの考え
    ●悲惨でない介護現場の紹介
     〈1〉重度障害者夫婦の老老介護
     〈2〉母の在宅介護
     〈3〉その他の事例
     〈4〉共通すること
    第2章 「うんこ」が無理なく出る介護の事例
    ●なぜ排便介助は大変なのか
     〈1〉そもそも便秘はなぜ起こるのか
     〈2〉在宅介護における一般的な医療的便秘対策
     〈3〉医療関係者の思いと在宅介護者の思い     〈4〉大変な思いをした事例
     〈5〉家族が試みた排便方法いろいろ
    ●「うんこ」が無理なく出る介護(坐薬・温湿布・マッサージ排便法)
     〈1〉この方法の基本的な考え方
     〈2〉具体的な方法
    ●いろいろな実践事例
     〈1〉訪問看護活動での実施
     〈2〉在宅ホスピスでの利用
     〈3〉部分的な利用
     〈4〉活用されなかった事例
    ●排便に関する事例あれこれ
     〈1〉うんこまみれ
     〈2〉検診での採便提出
     〈3〉『神の手』
     〈4〉特別な注文
     〈5〉腹部マッサージ
    第3章 食事・排尿とおむつ外し・保清・肺炎予防・床ずれ予防の介護事例
    ●食事介助の方法
     〈1〉母が大きな口を開けるようになった
     〈2〉固形食を試したホームヘルパーさん
     〈3〉母の食事介助のポイント
    ●排尿介助の方法
     〈1)「もれ」と「むれ」
     〈2〉いつ出るのか
     〈3〉お尻をこそばす方法
     〈4〉おむつを外す
    ●入浴の方法
     〈1〉母が受けていた入浴の方法(ビニール浴)
    ●清拭の方法(蒸しタオル清拭)
     〈1〉一般的な清拭の目的と方法
     〈2〉蒸しタオル清拭の目的と効果
     〈3〉蒸しタオル清拭の具体的な方法
    ●肺炎トラブルヘの対応
     〈1〉なぜ肺炎を起こすのか、対策をどのように考え実施するのか
     〈2〉夜間吸引作業への対処
     〈3〉思うこと
    ●床ずれ(褥瘡)トラブルヘの対応
     〈1〉なぜ床ずれはできるのか
     〈2〉日常の予防は
     〈3〉床ずれができたら
     〈4〉ホームヘルパーさんの活動
     〈5〉2時間ごとの体位変換について
    第4章 認知症の介護で大切なこと
    ●どのようなことが起こったのか
     〈1〉亡くなった夫への思い
     〈2〉イジョウ
     〈3〉料理のこと
     〈4〉入院先からの脱走
     〈5〉通常の行き先
     〈6〉尾行の失敗
     〈7〉パッチワーク
     〈8〉我流のリハビリ体操
    ●認知症の症状
     〈1〉認知症に対する不安
     〈2〉何もわからなくなるのか
     〈3〉まだらぼけ
     〈4〉物忘れと周辺のこと
    ●認知症の人との接し方
     〈1〉グループホーム勤務のFさんの話
     〈2〉デイサービスでの私の勤務経験から
     〈3〉受け止め手の存在
    第5章 在宅介護を経験して
    ●医療のことはわからない
     〈1〉医療知識のなさ
     〈2〉いつもと違う様子の把握
     〈3〉転院勧告を受けたときの気持ち
     〈4〉栄養の補給量
     〈5〉医療から見放されるという感覚
    ●大変さを救うものは
     〈1〉理解者の存在
     〈2〉介護量の減少
     〈3〉訪問看護の役割
     〈4〉経済的基盤
     〈5〉体と心の安全弁
    ●介護をする人が楽しくなければいい介護はできない
     〈1〉介護を受ける人の気持ちを理解することの大切さ
     〈2〉いい人との出会い
     〈3〉いい人が増えてほしい
     〈4〉150%以上の負荷がかかると人は優しくなれない
     〈5〉介護が生活のすべてにならないように
     〈6〉決められたことをするだけではいい介護はできない
     〈7〉もがいている自分を、第三者の目で見る
     〈8〉介護者を支えることの重大さ
     〈9〉介護を経験して私が得た大切なもの
    おわりに
    介護職をめざす人にぜひ読んでいただきたい一冊(監修礒田次雄)