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書誌詳細
「うんこ」が無理なく出る介護 : その介護は人を大切にしていますか?
貸出・返却・予約状況
- 貸出状況
貸出可能
- 所蔵数1
- 貸出可能数1
- 予約数0
- 貸出累計0
所蔵事項
- 登録番号0074547
- 請求記号S 04//A 87
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書 - 一般図書
書誌事項
- 書名「うんこ」が無理なく出る介護 : その介護は人を大切にしていますか?
- 書名ヨミウンコガムリナクデルカイゴ
- 内容はじめに
第1章 在宅介護で大変なことはなに?
●あまりにも大きな介護の負担
〈1〉一変するこれまでの生活
〈2〉予期しないことが次から次へ
〈3〉尋常でない介護のボリューム
〈4〉発生する費用・介護者の仕事との兼ね合い
〈5〉付きまとう不安やストレス
〈6〉現場を理解しないアドバイス
〈7〉介護をする意味に対する葛藤
●大変なのに自分だけでがんばってまう
〈1〉私が看てあげるのが一番
〈2〉他人に世話を任せることに対する罪悪感
〈3〉他人に迷惑をかけたくない
〈4〉社会サービス利用への抵抗
〈5〉孤立することの重大さ
●家族介護者への支援ができていない
〈1〉家族介護者は医師・看護師・ホームヘルパー・その他すべてを担当
〈2〉家族介護者の生活時間・経済面・家庭事情
〈3〉介護者への支援内容
〈4〉ケアプランヘの提言
●良い介護がされていない
〈1〉現状の介護方法のルーツ
〈2〉提供される介護の質
〈3〉投薬の功罪
〈4〉ある食事介助の事例
〈5〉胃ろうでの事例
〈6〉効率的・合理的という価値基準
●延命治療について考えてみる
〈1〉母の場合
〈2〉療養型病床群における事例
〈3〉延命治療を施さない選択は
〈4〉私なりの考え
●悲惨でない介護現場の紹介
〈1〉重度障害者夫婦の老老介護
〈2〉母の在宅介護
〈3〉その他の事例
〈4〉共通すること
第2章 「うんこ」が無理なく出る介護の事例
●なぜ排便介助は大変なのか
〈1〉そもそも便秘はなぜ起こるのか
〈2〉在宅介護における一般的な医療的便秘対策
〈3〉医療関係者の思いと在宅介護者の思い 〈4〉大変な思いをした事例
〈5〉家族が試みた排便方法いろいろ
●「うんこ」が無理なく出る介護(坐薬・温湿布・マッサージ排便法)
〈1〉この方法の基本的な考え方
〈2〉具体的な方法
●いろいろな実践事例
〈1〉訪問看護活動での実施
〈2〉在宅ホスピスでの利用
〈3〉部分的な利用
〈4〉活用されなかった事例
●排便に関する事例あれこれ
〈1〉うんこまみれ
〈2〉検診での採便提出
〈3〉『神の手』
〈4〉特別な注文
〈5〉腹部マッサージ
第3章 食事・排尿とおむつ外し・保清・肺炎予防・床ずれ予防の介護事例
●食事介助の方法
〈1〉母が大きな口を開けるようになった
〈2〉固形食を試したホームヘルパーさん
〈3〉母の食事介助のポイント
●排尿介助の方法
〈1)「もれ」と「むれ」
〈2〉いつ出るのか
〈3〉お尻をこそばす方法
〈4〉おむつを外す
●入浴の方法
〈1〉母が受けていた入浴の方法(ビニール浴)
●清拭の方法(蒸しタオル清拭)
〈1〉一般的な清拭の目的と方法
〈2〉蒸しタオル清拭の目的と効果
〈3〉蒸しタオル清拭の具体的な方法
●肺炎トラブルヘの対応
〈1〉なぜ肺炎を起こすのか、対策をどのように考え実施するのか
〈2〉夜間吸引作業への対処
〈3〉思うこと
●床ずれ(褥瘡)トラブルヘの対応
〈1〉なぜ床ずれはできるのか
〈2〉日常の予防は
〈3〉床ずれができたら
〈4〉ホームヘルパーさんの活動
〈5〉2時間ごとの体位変換について
第4章 認知症の介護で大切なこと
●どのようなことが起こったのか
〈1〉亡くなった夫への思い
〈2〉イジョウ
〈3〉料理のこと
〈4〉入院先からの脱走
〈5〉通常の行き先
〈6〉尾行の失敗
〈7〉パッチワーク
〈8〉我流のリハビリ体操
●認知症の症状
〈1〉認知症に対する不安
〈2〉何もわからなくなるのか
〈3〉まだらぼけ
〈4〉物忘れと周辺のこと
●認知症の人との接し方
〈1〉グループホーム勤務のFさんの話
〈2〉デイサービスでの私の勤務経験から
〈3〉受け止め手の存在
第5章 在宅介護を経験して
●医療のことはわからない
〈1〉医療知識のなさ
〈2〉いつもと違う様子の把握
〈3〉転院勧告を受けたときの気持ち
〈4〉栄養の補給量
〈5〉医療から見放されるという感覚
●大変さを救うものは
〈1〉理解者の存在
〈2〉介護量の減少
〈3〉訪問看護の役割
〈4〉経済的基盤
〈5〉体と心の安全弁
●介護をする人が楽しくなければいい介護はできない
〈1〉介護を受ける人の気持ちを理解することの大切さ
〈2〉いい人との出会い
〈3〉いい人が増えてほしい
〈4〉150%以上の負荷がかかると人は優しくなれない
〈5〉介護が生活のすべてにならないように
〈6〉決められたことをするだけではいい介護はできない
〈7〉もがいている自分を、第三者の目で見る
〈8〉介護者を支えることの重大さ
〈9〉介護を経験して私が得た大切なもの
おわりに
介護職をめざす人にぜひ読んでいただきたい一冊(監修礒田次雄)